教科書に「嘘」は書けないみたいだ。

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今の家庭科の教科書は?

冬休み、子供たちは家庭科の宿題が出ていたので教科書を広げていました。よっしーはもともと家庭科が大好きなので、「どれどれ、今の教科書は…」とちょっと借りて読んでみることに。

きっと「主食は絶対に抜いてはいけません」とか「お米を中心とした和食が体に良く…」などと書いてあるんだろうなと予想しながら読んでいくと、あれ?

「ご飯とみそ汁は日本の伝統的な食事です」「炭水化物はエネルギー源」という記述はありましたが「ご飯を食べなければいけません」とは書いておらず、また「炭水化物はエネルギー源」のすぐ下に「脂質もエネルギー源」という記述が。

 

 

想像していたのとはちょっとニュアンスが違ってました。昔の教科書はもっと「お米推し」だったような気がするんですが…

さらに、「食品に含まれる栄養素の割合」という円グラフがあり、それを見ると大豆や野菜と比較して、お米には糖質以外の栄養がほとんどないと主張しているような内容になっていました(;^_^A

「5大栄養素の体内での働き」に関しても、炭水化物と脂質はともに「エネルギー源になる」しかしタンパク質は「エネルギー源にもなるし体を作る材料になる」等。

総じて「絶対に主食を食べなければいけない」という主張は感じられませんでした。うーん、出版社によっても多少異なるのかしら?

 

何も嘘は書かれていません…

教科書に書かれていた「ご飯とみそ汁は日本の伝統的な食事です」「炭水化物はエネルギー源」というのは事実ですよね。でも、それ以上のことは何も書かれていません。

「脂質はエネルギー源」「タンパク質もエネルギーになる」と併記してある以上「炭水化物は唯一のエネルギー源ではない」ことは明らかですし、ご飯とみそ汁が日本の伝統的な食事だからと言って「栄養学的にもそれは絶対必要です」とは書いてないワケ。

 

 

ここで賢い子供なら「もしかして、ご飯を絶対食べなきゃいけないってことはないのでは?」と気づくかもしれませんね。上の子のクラスメイトはまだ小学生の頃、このことに気付いてました。かなり頭のいい子!

結局、教科書に明らかな「嘘」は書いてはいけませんし、実際書いてないと思います。

ただ、教科書に書かれていることをどう読み取るかは、読む子供の国語力やその他いろいろな能力によるわけで…

これ、テレビの健康番組を見てどう解釈するか、大人にも同じことが言えそうですね。

 

先見の明があった家庭科教師

つい最近まで「卵はコレステロールが多い食品なので、1日1個しか食べてはいけません」と言われていました。

よっしーが糖尿病で入院していたときも、同室の女性が80代のおばあちゃんに「コレステロールが多いおかずは食べすぎちゃ駄目よ~!」と熱心に教えてあげているのを見かけました。そのおばあちゃんはコレステロールは高くなかったです。

ところが、現在では「健康体であれば1日3個ぐらい卵を食べてもまったく問題ない」ということになっていますよね。実際、実験でもそのことが裏付けられる結果が出ています

よっしーも毎日、卵を3個ぐらい食べてますが、コレステロール関係は正常値です。

 

 

でも、これが分かってきたのは本当にごく最近のこと。2013年にアメリカ心臓病学会とアメリカ心臓協会が「何を食べても健康に影響はない」という旨の発表を行い。翌年、日本の厚生労働省がこれを受ける形でガイドラインを変更しました

そして2015年、日本動脈硬化学会もしぶしぶ(?)「健常者において食事中コレステロールの摂取量と血中コレステロール値の間の相関を示すエビデンスが十分ではないことから、コレステロール制限は推奨されておらず、日本動脈硬化学会も健常者の脂質摂取に関わるこの記載に賛同している」という声明を発表したんですよね。

ところが、よっしーが中学生だった頃…もう25年ぐらい前になりますけど、当時50代の家庭科教師は「卵は1日1個までと言われているけど、本当はね、健康なら3個ぐらい食べてもいいのよ♪」とおっしゃっていました。

当時はピンと来ませんでしたが、今思えばあの先生には先見の明があったのですね。現在はもうおばあちゃんになっていらっしゃると思いますが、今でもお元気だといいなぁ。

 

本音と建前!

また、子供の学校の若い先生で糖質制限ダイエットを実行中の先生がいらっしゃいます。

ちょっとお話したことがありますけど、「学校ではご飯を残さないように教えてますけど、まぁ建前ですよね」的なことをおっしゃってました。

給食でお米やおかずが残っていると「あのクラスは残食が多い!」と給食室からお叱りを受けるそうなので学校では残さず召し上がるそうですけど、先生、自宅では糖質制限ダイエットをなさっているそうです。

クラスの子供たちもそのことを知っています、よっしーも子供から聞いて知ったので。

 

 

それは先生の自由ですよね…学校の先生だって普通に肥満・糖尿病・その他の病気になるリスクがあるんですもの。

ただ学校給食を余らせるわけにはいかないというだけで。

子供たちって、良かれと思って先生の給食を大盛りにしてくれたりしますよね。糖尿病で小学校の教師をなさっている女性が、給食のことでとても困ったという話を思い出しました。

 

今は学校給食も無理やり食べさせないそうです

よっしーが小学生だった頃は、学校給食を全部食べられなかった子は昼休みに食べ終わるまでずーっと食べさせられるといったことがありました。

でも今は、そこまで無理やり食べさせることはしないんですって。アレルギーその他いろいろな事情でどうしても食べられない子も多いですし、そこまでして無理に全部食べさせることが果たして子供たちの心身に良いのか?ということですよね。

給食は予算が少ないせいか、肉が少ないと子供たちもこぼしていますし…

 

 

ただ学校給食は、あった方がいいと思います。いろいろな事情で、自宅できちんと食べさせてもらってない子供たちもいるからです。

お母さんが朝ごはんを作ってくれないので食パン2枚自分で焼いて食べて来るというお友達もいます。

本当は、学校給食とお弁当持参を全ての子が自由に選択できるようになるのが理想かなと思うんですけどね。ほとんどの親は面倒くさいので給食を選ぶと思いますけど…

昔ほど無理やり給食を食べさせなくなったのは、いい事だと思います。無理に食べさせても、その食べ物を好きになることは多分ないと思いますし。

 

未来の家庭科の教科書はどうなるのかな!?

30年ぐらい未来の家庭科の教科書には、糖質に関してどのように記述がなされるのか、今から楽しみです(*´艸`*)

「かつて〇〇と考えられてきましたが…」と書かれることもあるかもしれないですね。医学部の教科書も、大きく変わっていたりして!?

 

 

ひと昔はファッションにしても、何かが流行していたらみんな同じものを着なければいけないような時代もありましたが、現代はそうではなく、個人のやりたいことをやりやすい流れになってきたと思います。

食事に関しても、個人の自由が尊重されるような流れになってくるといいですよね。

 

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