糖質と脂質を一緒に食べると太るし健康に良くないかもしれない

なぜ肉ばかりを悪者扱いするのでしょうね?

テレビの健康番組の企画などでよく見かけるのが、太ったタレントさんのものすごい食生活の再現VTRですよね。

それで「あなたは焼き肉丼やカツカレーばかリ食べているので太ってコレステロールが高いんですよ」などと医師から注意されている場面が映し出されます。

焼き肉丼やカツカレーは脂質たっぷりのメニューだから体に良くないと言うんですが、なぜ肉だけを悪者にして、その下の大量のごはんにはちっとも言及しないんだろう…?と不思議に思いますよ。

日テレの「ザ!世界仰天ニュース」の特番の仰天チェンジコーナーに登場する女性たちも、例外なく糖質は大好きだった方ばかりじゃないですか。どんぶりご飯・菓子パン・コーラなど…

ご飯抜きでステーキだけなら、あんなに極端に太ることは多分できないでしょう。ぽっちゃりぐらいならともかく、糖質を摂らずにお相撲さんレベルの体型まで太るのはまず無理!

肉だけなら太りにくいし血糖値も上げにくいですが、肉と糖質を一緒に食べると確かに太るし体に良くないんですよ。

にゃご
本当だよな、カツ丼とか焼き肉丼とか…上の肉の部分ばかり悪者扱いされている気がするぞ。

よっしー
肉が悪いならどうしてライオンやトラは糖尿病にならないのかしら?

糖質と脂質を同時に摂取するとなぜ良くないのか

糖質を食べるとインスリンが大量に分泌されますが、このとき、消費しきれずに余った分の糖質も脂質もどちらも体脂肪になります。インスリンは余分な糖を体脂肪に変えて蓄えさせますから。

糖質を食べて食後血糖値が上がっている状態で血液中にコレステロールなどがたくさんありますと、傷ついた血管内皮から動脈硬化がどんどん進んでいくんです。

つまり「無理をしないでほんの少し糖質オフを心がけている」つもりでカツカレーや焼き肉丼のご飯を半分の減らした程度では、かえって体に悪いことをしているかもしれないのです。

脂質と糖質を一緒に大量に食べると良くありません、しかし脂質単独では何も起こりません。せいぜい、下痢をするかもしれない?という程度です。この点に関しては、実際に実験して自分の体で検証なさった方がいらっしゃいます。

ラード300g召し上がって血糖値を測定なさった、境界型糖尿病のトウシュ様

寝る前にラードを召し上がって翌朝の体重測定をなさった看護師のひろせりか様

まぁ普通、脂質だけを単独摂取するような状況ってないですけどね。でも脂質だけなら、太る可能性は低いということです。正確には脂質でも太るんだけど、太るほどの量の脂質を単独摂取することは極めて困難というべきか。

これが糖質と一緒だと、インスリンのせいでたいした量じゃないのに太りやすくなってしまうんですから、困ったものですね。

糖質と脂質が一緒になったメニューは、誰もが好む美味しい物ばかりです。カツカレー、かつ丼、ドーナツ、フライドポテト…

糖質と脂質が合体したモノばかり好んで食べていると、それほどたくさん食べているわけでもないのにお腹がいつまでも引っ込まない、なーんてこともあるかもしれません。

いや、ダイエットの問題だけじゃないですね。むしろ問題は今朝姉妹ブログにも記事を書きましたが「太ってないのに異所性脂肪がついてしまっている状態」なのかも!

皮下脂肪や内臓脂肪とは違う「異所性脂肪」って何?

女性の多くが悩む二重あごや二の腕のたるみは、皮下脂肪です。皮下脂肪は見た目が良くありませんが健康への悪影響はわりと少ないのです。

内臓脂肪は主に腸の周辺に蓄積する脂肪です。多すぎると悪さをしますが、ダイエットをすると比較的簡単に減ってくれる脂肪でもあります。

問題は皮下脂肪でも内臓脂肪でもない「異所性脂肪」というやつでして、筋肉や肝臓など本来は脂肪がつくべきではない場所にたまってしまった脂肪です。

この異所性脂肪は外見ではまず分かりませんし、痩せている人にも異所性脂肪はつきます。たとえば脂肪肝は、痩せている人にも起こりますよね?

脂肪肝になるとインスリンというホルモンの効きが悪くなり、痩せていても糖尿病になりやすくなります。よっしーは糖尿病と診断された時に腹部CTをして、脂肪肝でした。

また見た目筋肉がしっかりついているような人でも、じつは筋肉内に異所性脂肪が沈着していることもあるそうです。

元プロ野球選手の清原和博さんは若い頃から筋トレが大好きで有名でしたが、かなり糖質をたくさん召し上がっていた様子。重度の糖尿病になってしまったのも分かるような気がします。

現代人は異所性脂肪が蓄積しやすくなっている!?

ヒトの体では糖質を食べなくても1時間あたり約6gの糖が「糖新生」によって作られています。心臓や脳などほとんどの臓器はブドウ糖の他にケトン体もエネルギーとして使えますが、ごく一部ブドウ糖しか使えないものもあるからです。

糖新生が行われている上、肝臓にはいざという時に使える糖がグリコーゲンという形で300gほど貯蔵されています。

300gの糖というのはかなり大量です、なかなか一気に使い切れるものではありません。仮にグリコーゲンだけを使うとしても、300gすべて消費するには1200kcal程度を消費する必要があります。

昔の人は1日中ハードに労働していたので、常に肝臓のグリコーゲンはある程度減っていたと思われます。だから食事で多少の糖質が入ってきても大部分はグリコーゲンを補充するために使われていたので大きな問題にはならなかったのでしょう。

まぁもっとも、昔の日本にも糖尿病患者が存在していたことは明らかになっていますけどね。現代ほどではなかったということです。

しかし現代では、昔のようなハードな労働をしている方は少数派です。下手すればほとんど座りっぱなしの仕事の方も多いですよね?

ほとんど動かないので肝臓のグリコーゲンはフル充電状態、それなのに必要以上の量の糖質と大量の脂質を同時摂取していれば、余った脂肪は行きどころがないではありませんか。

余計な脂肪が全部皮下脂肪になるだけならまだそれほど問題は無いのですが、人によっては皮下脂肪よりも内臓脂肪や異所性脂肪になりやすい場合があるんですね。

それに現代の果物は品種改良して昔よりずっと甘くなっています。果物に含まれる果糖は肝臓で速やかに代謝されて中性脂肪に変わりやすいので、果物の食べすぎが異所性脂肪をためやすくします。

異所性脂肪を減らすためにはどうしたらいいの?

きっちりと糖質制限をすることで脂肪肝は改善へ向かいます、よっしーも糖尿病と診断されたときは脂肪肝で中性脂肪もコレステロールも高かったですが現在は解消しています。

しかし、なかなかきっちりと糖質制限が出来ないという方も多いのではありませんか?ある意味「ゆるやかな糖質制限」は最も危険かもしれないので気を付けてくださいね。

糖質と脂質を同時に摂取することが良くないわけですから、どうしてもある程度糖質を食べたくてガマンできない方はおやつの時間に糖質「だけ」を単独摂取して食後に運動してみてはいかがでしょうか。

市販の糖質オフスイーツの中で「さほど糖質オフではないもの」には要注意です。ある程度の量の糖質と脂質を同時に摂取してしまうことになるのでね。

から揚げやトンカツなども、少量であればいいんですけどたくさん食べすぎると糖質量も結局は莫大になりますよね。そして脂質もたっぷり摂ることになります…

そして、血糖値が上がりにくいからと言って果物はたくさん食べても大丈夫だと油断しないことも大事です。食べた時の食後血糖値だけの問題ではないので…食事と運動に気を付けて、異所性脂肪の沈着を防ぎましょう!

にゃご
果物はヘルシーだとほとんどの人が思っているから気をつけないといけないな。

よっしー
よっしーも昔は果物大好きだったの。でも今は量と食べるタイミングに気を付けているわ。

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