女性はなかなか糖質制限ダイエットが続かない人が多い？
よっしーの夫は糖質制限ダイエットだけで7～8キロやせて、痩せマッチョのいい男になりました。腹筋が割れて、実年齢よりもかなり若く見られます。
でも運動の量と内容は以前から何も変えていませんから、きっと彼には糖質制限ダイエットが合っていたんでしょうね。
そんな夫なので、職場の同僚の方から男女問わず「どうしたらそんな体型になれるの？良いダイエット方法があるなら教えてほしい」と話しかけられるそうです。
それで、男性は糖質制限を初めてすぐにお腹が引っ込んだり体重が減って、嬉しくてその後も継続できている人が多いんですって。
でも女性は、そもそも最初から「え～私絶対に無理ぃ～！！」と言ってやろうとしない人も多いし、やり始めてもすぐに挫折してしまう人が多いみたいだ、とのことでした。
もちろん、糖尿病などで一生懸命やっている方は別だと思いますが、夫の職場の方々はみんな糖尿病ではなくダイエット目的です。
もしかすると女性は糖質制限ダイエットが継続できない方が多いんでしょうか？もしそうだとしたら、それはなぜなのでしょうか…
女性は体脂肪を効率よく蓄えようとするのかも
女性は、普通は男性よりも体脂肪率が高いです。それは妊娠出産のための備えか、それとも男性へのアピールか…ともかく、何らかの必要があってそうなっているわけでしょう？
人類の長い歴史は、飢餓との戦いの歴史でもありました。食糧が十分に手に入らない状況では、男性よりも女性は優先的に食べなければいけなかったと思います。
なぜかというと、痩せすぎだと妊娠出産が難しくなるからです。妊娠出産に適した女性の体脂肪率は21～28％と言われています。
脂質と言えども食べすぎれば太りますけど、糖質だけで太るのはもっと簡単です。糖質と脂質を同時に大量に摂取するともっとも効率よく太れます、健康的ではありませんけど。
果物に多く含まれる果糖は、インスリンを分泌させませんがダイレクトに中性脂肪に変わるので太りやすいです。
しかも果物には果糖以外の糖質も含まれているので、太りたければ果物を山ほど食べると簡単かもしれませんね。よっしーも昔は果物が大好きでした。りんごとかみかんとか…
女性が妊娠出産に備えて効率よく太るために、理屈ではなく本能的に男性よりも糖質をより多く求めるとしたら。。。糖質制限なんて無理！！という女性が多いのも、納得です。
女性は長年栄養不足の状態だったケースが多い？
また、小西伸也先生によると、長年タンパク質や鉄などが不足していた方が急に糖質制限ダイエットを行うと体調不良になることがあるそうです。
女性はどうしても貧血気味の方が多いですし「太るから」と肉をあまり食べないようにしてきた方も多いでしょう？
そんな女性が糖質制限を始めても、なかなかうまくいかないわけです。この場合は一気に糖質制限をやらずに、少しずつ糖質摂取量を減らしていくのが良いようです。
もちろん、お肉などのタンパク質は食べられる範囲でしっかりと。肉を食べていなかったために肉を消化しにくくなってしまった方は、プロテインなどで少しずつ慣らしていくといいみたいです。
また、さきほども書きましたが、女性は理屈抜きで糖質が大好きな方が多いと思います。本能的に糖質を食べて体脂肪をつけようとするという理由もあるでしょう。
しかしそれだけではなく、甘いものを食べた時に脳が「ああ、幸せだ…」という気持ちになるので、中毒になってしまうんです。だんだん食べる量が増えて、甘いものを切らすと禁断症状が現れる方もいるとか。
「私、糖質制限なんてできなーい！」と言った夫の同僚の女性は、毎日、コンビニでケーキやドーナツなどを買ってきてランチの後に食べているそうです、そりゃ糖質制限は無理でしょうね。
数年前と比較すれば糖質オフなスイーツが増えたとはいえ、やっぱりバリエーションや価格の安さという点ではまだまだですもの。
諦めずにゆっくりとマイペースで進めていきましょう
というわけで、一般的には女性は男性と比べて糖質制限ダイエットが続きにくいのではないかと言えそうです。
糖質制限をやりたくない人は別にやらなくていいと思うんですけど、なんとかやりとげたいと思う女性は、あまり構えずにマイペースでとにかく継続することを目標にしてみてください。
特に糖尿病の方が身内にいらっしゃる場合は、痩せていても今現在まだ何ともなくても、糖質には気を付けたほうがいいと思いますよ。
女性は男性よりも糖質制限が続きにくい上、減量効果も男性と比べると出にくい方が多いのです。でも、そういうものだと思って諦めずに継続していきましょう。
