糖質制限ダイエットで骨がスカスカの骨粗しょう症になるってホント?

糖質制限ダイエットで骨がスカスカになる!?

糖質制限ダイエットで痩せた、血糖値が下がった、花粉症が改善した…など何らかの良い効果を実感した方はたくさんいらっしゃいます。だからこそ一過性のブームで終わらずに続いていると言えます。

しかし中には糖質制限を良しとしない方もいらっしゃいます。まぁやるかやらないかは個人の自由なので別にいいんですけどね。

「糖質制限ダイエットだけして運動しないと筋肉や骨がスカスカになって危険!」という文を見かけたことがありました。

よっしーが通っている病院の看護師さんも同じことをおっしゃっていましたね、そういえば。「あのね、糖質制限だけだと筋肉が落ちるんですって、だから運動もしてね」と。

…わたし若い頃から筋トレ大好きで、あなたよりもずっと筋肉多いと思いますけど何か?と言いたいのをぐっとこらえて「はーいわかりました♪」と答えておきましたけどw

だいたい、糖質制限だけで運動を一切しないという前提の話をするのはおかしいと思いませんか?糖質制限と運動は両立できます。カロリー制限だけして運動しない人もいるでしょ?

よっしーは、糖質制限ダイエットをしながら運動もしています。骨密度も筋肉量も同年代の女性の平均より上でまったく問題はありません。

他の食事方法でも運動を一切しなければ同じなのに、なんで糖質制限ダイエットだけがこういう言われ方をするのかなーと思います…何か意図があるのかね?

にゃご
食事制限「だけ」することが問題なのに、なぜ「糖質制限が悪い」というとになってしまうんだ?オレは骨粗しょう症じゃないぞ。

よっしー
どうしてかしらね…なんでもいいから糖質制限は悪い、と言いたい方もいらっしゃるんじゃないかしらね。

骨粗しょう症って何?原因はどんなこと?

骨粗しょう症とは、何らかの原因で骨の密度が減ってしまった状態です。こうなると骨が弱くなって、簡単に骨折しやすくなってしまいます。

骨粗しょう症になる原因として考えられるのは、加齢・ホルモン(女性ホルモンの分泌低下など)・カルシウムやタンパク質不足・ビタミン(DやK)不足・喫煙・飲酒・運動不足などです。

骨の材料はカルシウムだと思われがちですが、実はカルシウムよりもたんぱく質がメインの材料となっています。だから成長期の子供にはしっかり肉を食べさせようと言われるのです。

またビタミンDはカルシウムの腸からの吸収を良くしますし、納豆に多いビタミンKやマグネシウムも積極的に摂らなければいけません。

いくら栄養を摂取しても、ほとんど体を動かさない生活をしていると骨は弱くなりやすいです。運動不足にならない程度に体を動かしましょう。

糖質制限ダイエットだけでいっさい運動しないのは確かによくありませんが、少なくとも「糖質制限をするから骨が弱くなる」ということは考えられません。

じゃあ縄文時代以前の人たちはみんな骨粗しょう症だったのかということになりますし、よっしーの糖尿病の主治医は「糖尿病の人は骨粗しょう症になりやすいんだよ」とおっしゃっていました。

これはどういうことかというと、インスリンというホルモンには骨の形成を促す働きもあるからだとのことです。

糖質を食べなくても24時間「基礎インスリン」というものが分泌されているので、2型糖尿病およびきちんと治療している1型糖尿病患者ではこのインスリンの働きで骨密度がキープされます。

縄文時代の人は糖質制限的な食事をしていましたが、基礎インスリンはきちんと分泌されていて糖尿病や骨粗しょう症ではなかったでしょうね♪

よっしーは3年半前、基礎インスリンすら全然足りていなかったので注射で補っていましたけど、糖質制限を続けたら自分のすい臓がだんだん回復してきてインスリンを分泌するようになったので7か月で完全に注射を中止できました。

しかし発症してまだ治療をしていない1型糖尿病の場合、基礎インスリンすら不足しているので骨密度が低下しやすいと言うことなのでしょうか。

また2型糖尿病の場合はほとんどの方でインスリンは分泌されていますが、AGEs(終末糖化産物)が原因で骨の質が悪化するのでやはり骨粗しょう症になりやすいのだとか!

つまり、カルシウムや各種ビタミンやたんぱく質をしっかり摂取して運動も行いながら糖質制限を行えば問題はなく、運動しないで果物や甘い物、ご飯を多く食べる人は糖尿病や骨粗しょう症のリスクが高まるわけ。

運動と糖質制限ダイエットは併用できます

プロのアスリートレベルになるとどうだか知りませんけど、少なくとも素人筋トレとか30分ジョギングといった程度の運動の場合、糖質を摂らないとヘロヘロに…ということはまずないと思います、ある種の病気でない限りは。

糖質制限ダイエットをしていてフルマラソンを完走する方もたくさん知っています。うちの夫も糖質制限を開始してから走れるようになった一人です。

運動には食後血糖値を下げること以外にもいろいろな健康効果があるので、できる範囲で行うことは良いことだと思いますよ♪

またアスリートは激しい運動を長時間行うので、そのためには糖質が必要だとおっしゃるかもしれません。

競技によっては確かにそうなのかもしれませんが、プロのやっている激しい運動は必ずしも健康に良いとは言えません。活性酸素も大量に発生するでしょうね。

彼らは競技のためにやっているのであり、必ずしもアスリートたちが一般人よりも健康に長生きしているわけではないということを忘れてはいけません。

本来ヒトはネズミとは違い、わざわざ糖質を摂取しなくても平気なように作られている生き物です。どうしても糖質を大量摂取しなければ行えないような運動は、本来ヒトがやるべき運動ではないのかも。

情報は冷静に判断することが大事なのです

先ほど、インスリンというホルモンには骨の形成を促進する働きがあると書きました。あわてんぼさんはここだけを読んで「ほーらやっぱり、それじゃ糖質制限してる人はインスリンを出さないから骨粗しょう症になるんだ」と思ってしまうかもしれません。

ところが、実際はそうではありません。糖尿病薬のメトホルミンはインスリンの効きを良くして少量のインスリンで効率よく血糖値を下げるように働いてくれるお薬ですが、メトホルミンを使用している患者では骨折リスクが低下するのだとか。メトホルミンを飲むとインスリン分泌量は減ります。

軽い2型糖尿病患者の場合、むしろ健常者よりもたくさんインスリンを分泌している方も少なくありません。インスリンの効きが良くないので2倍も3倍も分泌して補おうとしているわけです。

にもかかわらず2型糖尿病患者は健常者の2倍も骨粗しょう症のリスクが高いのだそうです。インスリンが骨形成を促す以上に、糖質の摂りすぎでAGEsが大量にできてそれが骨密度を低下させていると言えるでしょう。

メトホルミンでなぜ骨折リスクが減るのかはまだ分からないこともあるみたいですが、直接メトホルミンが骨形成を促すほか、AGEsの量が減るためではないかと考えられています。

そもそも糖質制限していても、インスリンはちゃんと分泌されているんですよね…必要以上にドバっと出ないだけで。インスリンは生きていくために絶対必要なホルモンとはいえ、やたら出てしまっても困ります。

今回の件で言えば「食事制限だけして運動をしなかったりカルシウムなどの栄養の摂取まで気をつけないこと」が問題の本質であり、それは他の食事方法であろうと同じことです。

それなのに、ある意図を持った方が発言すると、何でも糖質制限は良くないという方向に行ってしまうのです。読むほうも冷静に判断しなければいけませんね。

にゃご
あと科学的根拠がよくわからないのに断定して書いている物もあるから、気をつけないとね。

よっしー
そういうことね。自分の頭で「本当にそうなのかな」と考える週刊をつけましょうね!

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