3か月ごとに病院で検査を受けています
よっしーは糖尿病患者なので、3か月に1度糖尿病内科で血液検査と尿検査を受けています。最初は1か月ごとに診察を受けていましたが、調子がいいので今のペースになりました。
主治医には糖質制限をしていることをきちんと話してありますし、経過がいいのでこれまで特に反対されることもなく3年が経過しています。
最初こそ主治医は「大変だ、こんなに尿ケトンが出てるっ!!」と騒いでいましたけど(笑)最近では「おー、さすがにケトン高いねー♪」なんておっしゃいます、素直な先生です。
よっしーのように糖尿病の場合は定期的に検査を受けられるからいいのですが、持病のない方は職場の健康診断を年に1度だけ…という方が多いのでは?
また専業主婦の方およびアフィリエイターの方などは、健康診断をほとんど受けていないという場合もあるのではありませんか?
糖質制限ダイエットを始めたけど本当に健康への影響はないのか、あるいは元々数値が悪かったけど少しは改善したかしら?と気になることがありますよね。
持病のない方には献血がお勧めです
病気のない方の健康チェックにお勧めしたいのは「献血」です♪人助けになるのはもちろんですが、献血すると無料で血液検査を受けることができて後日ハガキで結果が郵送されてきます。
コレステロールや血糖など、ちょっとした健康チェックをしたいという方には最適ですよね。下の表は献血をすると検査してもらえる項目です。日本赤十字社様のサイトからお借りしました。
ただし貧血・服薬中・熱がある場合、その他、特定の病気のある方などは献血できないので気を付けてください。
400ml献血は体重50kg未満の方はできません。また、200ml献血・成分献血は男性45kg以上、女性40kg以上の方しかすることができません。
特に若い女性は隠れ貧血のことが多いので、あまり頻繁に献血しないほうがいいかもしれません。男性の方、閉経後の女性の方は無理のない程度にお願いします。
糖質制限ダイエットをしている人にありがちなデータ
上に血液検査の各項目の正常値と解説が挙げられていますが、糖質制限ダイエットをしている方の場合は時に正常値をはみ出すことがあるようです。
よく知られているのは「LDLコレステロール値がめちゃくちゃ高くなる」ことです。このことで密かに悩んでいる方は多いですよね?
よっしーは糖質制限でむしろコレステロール値は下がりましたが、夫はLDLコレステロールが200を超えてしまって悩んでいました。
きちんと糖質制限が出来ていれば、中性脂肪とHDLコレステロール値は正常値であることがほとんどだと思います。
じつはLDLコレステロールの中には「無害な奴」と「うんと悪さをする奴」がいまして、糖質制限で増えるのは前者がほとんどだそうですが、普通の血液検査では前者と後者を一緒くたにカウントしてしまうんだそうですよ。
献血の時の血液検査では「総コレステロール」として結果が出るのでますます訳が分からなくなりますね。
だからLDLコレステロールが高くても気にしないでそのままにしている方も多いのですが、医師に何か言われたりしてどうしても気になる方はナイアシンを試してみてもいいかもしれません。
血液検査の結果が正常なのに貧血…?
献血の際にはいくつか貧血に関係のある検査項目がありますが、これらの結果がすべて正常値の範囲内にあっても「隠れ貧血」である可能性があります。
よっしーは糖尿病と診断されたころ、MCV(赤血球の大きさ)だけがやや正常値を下回るぐらいでヘモグロビン量などはすべて正常でしたが、フェリチン(鉄の貯金のようなもの)を調べてもらうとほぼスッカラカンに近い状態でした。
この状態では通常、貧血と診断されることはありません。しかしフェリチンがあまりにも低いと貧血の症状が出る場合が多いそうです。当時は耳鳴り・立ちくらみ・あごのニキビなどに悩まされていました。
若い女性はかなりの割合でこの「隠れ貧血」があるそうです。その場合はただ鉄を補給するだけではダメで、タンパク質をしっかりと摂取しないとなかなか効果が見られないそうですよ。
貧血またはかくれ貧血の女性は、献血をするとますます悪化します。そうとわかったら当分、献血は控えたほうがいいでしょうね。
自宅で血液を採取して検査に出すこともできます
また、生活習慣病とフェリチンを自宅で採血して調べることが出来るキットも市販されています。
これは自宅でわずか1~2滴の血液を採取して検査機関に郵送するだけで、約7~10日後に血糖値・HbA1c・コレステロール・中性脂肪・フェリチン・肝機能・腎機能等の検査結果が送られてくるんだそうです。
なかなか病院へ行けないという方にピッタリですね!なんといっても、献血では調べてくれないフェリチンが分かるのが良いですね。