食べなきゃ痩せません!というのは本当。ただし糖質は食べなくてもいい。

「きちんと食べなきゃ痩せない」のは本当かも

「きちんと食べないと痩せないので、糖質制限ダイエットなんてやめましょう」というのを聞いたことがあります。

「きちんと食べないと痩せない」というのはその通りだと思います。タンパク質が足りないと最初の数日はどうってことありませんが、だんだん筋肉が減っていきます。むくみなども生じやすくなります。

筋肉が減っていくような状況では、体は危機だと思って痩せにくくなるのも当然のことでしょうね。糖質制限ではタンパク質の一部は糖新生に回されるので多めに摂取する必要があります。

また、脂質は太りそうだからと言って油抜きを徹底しすぎると、体にとって絶対に必要な必須脂肪酸が不足しますし便秘にもなりやすくなります。

だからダイエット中でも肉や魚、卵などをしっかり食べないといけないんですね。大豆製品も良いのですが、大豆ばかりたくさん食べると大豆イソフラボンの過剰摂取が問題になります。

それから、ヒトは進化の過程でブドウ糖をたくさん食べなくても巨大な脳を守るためにあえて体内でビタミンCを合成する機能を捨てたと考えられています。

なぜかというと、ビタミンCの材料はブドウ糖なので…ビタミンCのために貴重なブドウ糖を大量に消費するのはやめたわけですね。

ヒトは大量の糖質を摂取することを前提にデザインされていないので、糖新生で得られた貴重なブドウ糖を脳になるべく回そうと考えたに違いありません。

穀物を食べて体内でビタミンCを合成するマウスたちとは違い、ヒトはビタミンCを食物から摂取する必要があります。

だからダイエット中も、肉や魚、卵などのタンパク質食品とビタミンCを含む野菜はきちんと食べないといけないわけですね。

にゃご
糖質が少なくてビタミンCが多い野菜は色々あるからな。

よっしー
そういう野菜を上手に食卓に取り入れていくといいわね。

ご飯を食べないといけない理由は?

ご飯(お米)はとても美味しいものです。よっしーも糖尿病が発覚するまでは外食ならお寿司でしたし、普段の食事は玄米食でした。22歳ごろからずっと。

しかし残念なことに、栄養学的に考えると「どうしてもご飯を食べなければならない理由」は見つからないと言うしかありません…

誤解のないように言いますが、だからご飯を食べてはいけないというわけではありません。食べたい方はどうぞ食べてください。ただ「必需品」ではなく「嗜好品」だということです。

白米ご飯150gに含まれる食物繊維はたったの0.45gしかありません。玄米ご飯150gでも食物繊維は2.1gです。ローソンのブランパン1個の食物繊維は5.5gですけど…

そしてビタミンやミネラルも、他の食品と比べるとあまり多いとは言えません。肉・魚・卵・チーズ・野菜などをしっかり食べていれば、栄養はほぼ満たされると思いますよ。

でも実感として、昔玄米食をしていたときは確かに便秘はあまりしなかったと思います。ただ汚い話で申し訳ありませんが、玄米の殻?が消化されずにそのまま出てくることがしばしば。

きちんと消化しきれていないものが多いので、便のカサは増えるでしょうね。それを「便秘に効果があるんだ」と喜んでいたわけ。

しかも玄米に多いフィチン酸は、カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛などのミネラルと結合して吸収されにくい形にしてしまいます。このことはお米屋さんですら認めている事実です!

よっしーは玄米食をしていた頃、貧血を指摘されたことがあります。おそらく糖尿病予防に良いとされる亜鉛やマグネシウムも足りていなかったでしょうね。

一部の病気の方で数時間おきに糖質を摂取しないと低血糖になる場合などを除き、普通は糖質を経口摂取しなければいけない理由は特に見つからないようです。

日本人だからお米を食べる生活が合っているはず!?

「でっ…でもっ!!欧米人ならともかく、日本人は昔からお米を食べてきたのでお米を食べる生活に体が適応しているはずでしょ?」と思われるかもしれません。

昔の日本人はお米を食べていましたが、もっと昔の日本人はお米ではなく肉や魚、木の実、草を食べていた時代がうんと長かったことを忘れちゃいけませんよ。

そして、日本人の糖尿病患者を使ってカロリー制限食と糖質制限食でどちらが効果があるかを調べる研究が行われました。

結果は、糖質制限をしたグループのみ明らかにHbA1c(過去2か月ぐらいの血糖値の平均を反映する数値)と中性脂肪が改善したそうです。

体重、コレステロール、血圧、腎機能、肝機能の6カ月での変化量は両グループで有意な差はなかったそうですよ。

また別の研究でやはり日本人の肥満の糖尿病患者を対象に行った研究がありますが、HbA1cも体重も糖質制限をさせたグループの方が大きく減少していたそうです。

いかがですか?医学研究なので糖尿病という病気を持つ患者での研究とはいえ、日本人に「バランスの良い低カロリー食」を食べさせるより糖質制限をさせたほうが血糖値も体重も下がることが分かりました。

日本人だからといってお米を食べないと痩せないということは、どうやらなさそうだ…と言えますよね。

お米ばかり食べてロクにお肉などを食べない人の場合、カロリーとタンパク質が足りないので体脂肪と筋肉が同時に減るかもしれませんが、それ正しい痩せ方ではありませんからね。

日本人だからこそもっとタンパク質をきちんと食べなければ

残念なことに、日本人の体はまだ穀物食に完全に適応しているとは言えない状態です。中には適応している人もいるのかもしれませんが、よっしーは間違いなく違います。

かつては「日本人の腸は長い」と思われていましたが、これは間違いだったことが明らかになっています。

戦後、食の欧米化によって日本人の平均身長と平均寿命は飛躍的に伸びましたが、長生きするようになったので昔はあまり表面に出なかった糖尿病や認知症、ガンなどの病気に悩む人が増えました。

昔の日本人は体も小さく、タンパク質ことに動物性タンパク質の摂取量が不足していたために血管が脆く、脳卒中が非常に多かったのです。それがぐっと減りました。

ただし、お肉だけを食べるのではなく、糖質はそのまま食べながらお肉を食べるようになったので「高糖質×高脂質」の合わせ技による健康への害が問題になってしまいました。

糖質制限の普及には、既得権益を守ろうとする方たちからの大きな反発もあり日本ではなかなか難しいものがあります。アメリカでもそのような問題が起こったそうですね。

でも、私たち一般人にはそんなこと関係が無いので、どこかの企業や団体のサイトに「糖質制限は体に悪いのでやめましょう、それより〇〇を食べましょう」などと書いてあっても自分で本当にそうなのかどうかよく考えてみましょう。

ただ、早く痩せたいあまり「間違った糖質制限もどき」をしてしまうと危険なので、必ず医師のお書きになった本を1冊は読んでから体調と相談して行うことをお勧めいたします♪

にゃご
お店の人は、自分のお店で売っている物を食べるのが健康にいいと書くに決まっているよな。それ自体はごく当たり前のことで、別にいいと思うんだけどな。

よっしー
そうね、何を買って食べるかは私たちの自由だからね…よく考えましょう♪

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.