ヒトの食事を変えればゾウガメのように寿命を延ばせるか?

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ヒトがゾウガメの真似をしても長生きできないと思います

さきほど、産婦人科医の宗田哲男先生のFacebookの公開投稿でとても面白い投稿を見つけました。公開投稿はこうやってブログに埋め込むことが出来るなんて知らなかったです♪

ゾウガメはとても長生きするカメで、平均寿命は100歳を超えるそうです。そして彼らはサボテンの茎、樹木、葉、果実などを食べるんだそうです。

だからと言って「ゾウガメが長生きするのは食べ物のせいだ、ヒトもゾウガメの食事をマネすれば長生きできるのだ」とは普通は考えませんよね!?宗田先生、どうもありがとうございます。

 

 

つい先日は「マウスに糖質制限食を与えたら寿命が短くなった」なんて騒がれましたけど、マウスの平均寿命は2年ほど。とてもはかない寿命です。それでもマウスの食事を見習いますか??

それに比べてオキアミという甲殻類や動物性プランクトンなどを食べるホッキョククジラの中には、150年以上生きている個体がしばしば見つかっています。

結局「これを食べる動物は長生きする」という特別なエサがあるわけではなく、それぞれその動物の食性に合った食物を食べるのが良いのでしょう。

おそらく、ヒトがゾウガメのエサと同じものしか食べなければ長生きしないと思います。逆にゾウガメにいっさい植物を与えず、無理やり肉だけを食べさせてもやはり長生きしないでしょうね!

 

にゃご
アハハ、面白いなぁ!ヒトもネコもゾウガメとは体の仕組みが同じではないってことをまず認めないとな。

よっしー
そうね、ゾウガメにはゾウガメの生き方があるってことだわ。私たちとは違うのね。

 

動物の寿命の違いはどこから来るのか?

マウスのように2年ぐらいしか生きられない動物もいれば、ゾウガメのように軽く100年以上生きる動物もいます。では、この違いはなぜ生じるのでしょうか?

このことに関してはいろいろな説があります。有名な説では、動物が生まれてから死ぬまでに心臓が拍動する回数はほぼ決まっており、心拍数が多い動物は寿命が短くて心拍数が少ない動物は長寿だというのです。

もしそうだとしたら、しょっちゅう激しい運動を行っているアスリートの皆さんはあまり長生きできないのではないかと思いますが、どうでしょうね?確かにそういう傾向はあるかもしれません。

 

 

また、染色体の端にはテロメアというものがあり、細胞分裂のたびに回数券をちぎるようにテロメアは少しずつ短くなっていきます。テロメアの長さやちぎる速度は種によって異なるのでしょう。

そして最後まで使い切ってしまうと、もう細胞は分裂できなくなる…このテロメアを短くならないようにしたり、あるいは元の長さ以上に伸ばすことができたなら寿命を延ばすことが出来るのではないかと期待されています。

いろいろな動物には運命づけられた「寿命の限界」というものがあります。しかしその寿命を全うできるかどうかは、その動物の体に適したエサを食べることが出来るかどうかが大きく関わっているのでしょう。

 

なぜヒトは肉を食べるようになったのでしょうか

じつは、ヒトの祖先はその他のサルと同じように植物性の食物を食べていました。チンパンジーやゴリラは雑食ですが、今でも果実や植物の葉や芽や根など糖質の多いエサを好みます。

そして、彼らの脳の容積と比べて、ヒトの脳の容積は3倍以上あるのです。かつては同じような生活をしていたのに、この差はいつどうやって生じたのでしょうか?

大昔の人類の祖先は、他のサルたちと同じように植物をメインに食べていたそうです。ところが250年前に氷河期が始まると大きく環境が変化し、豊かだった森林が減少してしまいました。

 

 

そして草原が増え、ヒトの祖先は次第に動物を食べるようになり、そのことによって脳が巨大に進化したと考えられています。

ヒトの脳は、水分の他は大部分はタンパク質や脂質から構成されています。しかも、体内では合成することが出来ない必須アミノ酸、必須脂肪酸も豊富に含んでいます。

オランウータン、ゴリラ、チンパンジーなどの祖先は昔からずっと植物性の食品を中心に食べ続けてきましたがヒトの祖先だけがたまたま(?)肉食にチェンジしたことで、高い知能を手に入れることが出来たと言えます。

 

体質には個人差もあるんですよね

同じ「ヒト」であっても、いろいろな体質の方がいらっしゃいます。糖質制限などしなくても100歳以上生きる方も当然いらっしゃるでしょうね。

ただ、近所のおばあちゃんがお米ばかり食べていて100歳まで長生きしたからと言って、あなたがおばあちゃんと同じものを食べていれば同じように長生きできるかどうかは分かりません。

仮によっしーがそんなことを続けていたとしたら、もしかしたら50歳まで生きることが出来なかった可能性もあります!!

糖質の影響を受けやすい体質というものは存在します。よっしーは若い頃から脂質制限と玄米食をずっと続けてきたのに2型糖尿病になりました。

 

 

自分と違う体質の人たちを見てあれこれ議論しても仕方がないんですよ。長生きされている方の中には、肉が好きな方もたくさんいらっしゃいますからね。

ではどうしたらいいかというと、自分はどんな食事をしたら体調がどうなるのかを自分で確かめるしかないんです。他人の体験はひとつの参考にすぎません。

同じ人間ですら他人の体験はアテにならないのだから、ましてゾウガメの真似をしても…とよっしーは思うのです。みなさんはどう思われますか?

 

にゃご
他人の意見なんて、その人はそうだと言うだけの話なんだよな。

よっしー
そうね、自分の場合はどうなのかは大事だものね♪

 

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最後までお読みいただいてありがとうございました♪

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