糖質に偏った食事が認知症の原因になる

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

糖質ひかえめシリーズ、売れてるみたいです

そろそろ、おせち料理を少しづつ作っていこうと思っています。もちろん、安心の糖質オフなおせちですよ♪

通常のおせちは、かなりたくさんの砂糖が使われています。どうか気を付けてくださいね。市販品を買う時も、糖質表示をよく見てください。

さて、スーパーにおせちの材料を買いに行きますと、ついヤマザキの糖質ひかえめブレッドの置いてある棚に目が行きます。

しばらく見ていると、時々このパンを買っていく女性がいらっしゃいます。特に「糖質ひかえめ十二穀ロール」がよく売れているみたいです。下の画像はヤマザキ製パン様のサイトからお借りしました。

 

 

でも、糖質ひかえめクロワッサンが個人的には好きです♪
糖質7.8gはちょっと糖尿病のよっしーには多いので、1回に半分だけ食べることが多いです。

近所のスーパーには糖質オフ商品をあまり置いていませんが、このパンだけはずっと置いてくれるといいなぁと思います。いつも食べるわけじゃないけど、たまーに食べたくなるので♪

 

糖質の過剰摂取は認知症を引き起こす

ところで、2017年11月の熊本日日新聞に「糖質を長年にわたって過剰に摂取したり、肉・魚類を食べずに鉄分やタンパク質が不足したりすると、認知症の症状が起こることがある」という内容の記事が掲載されていたようですね。

長年、お米を中心に食べていてほとんど肉を食べていなかった80代の女性は、一過性脳虚血発作の後に物忘れが進行し、高たんぱく低糖質食と鉄剤の補給を開始して2年後にはかなり認知症が改善したそうです。

 

 

昔の日本人には脳卒中がかなり多かったそうです。ひとつの原因として、たんぱく質の摂取量が不足していたと考えられるそうです。たんぱく質は血管を丈夫にしますからね。

血管を丈夫にするたんぱく質が不足している上、お米ばかり食べて食後高血糖により血管を傷つけていては、脳に良いはずがないですよね…ちなみに、アメリカ人医師バーンスタイン先生によると、糖尿病患者は初診時、多少の認知症の症状がみられることがあるそうです。高血糖は認知症に良くないのでしょうね。

 

低糖質&高ケトンがカギ!

福岡県久山町で長年行われている大規模研究で、ごはん中心の高糖質食は、糖尿病や認知症になりやすいことが明らかになっています。

大豆・大豆製品、緑黄色・淡色野菜、海藻類、牛乳・乳製品の摂取量が多く、米の摂取量が少ない食事パターンが、認知症のリスクを有意に低下させるそうですよ。

また海外の研究でも、軽度認知障害の人たちにケトン食(ケトン体が出やすい、脂質の摂取割合を多くした糖質制限食)を6週間実施したところ、高糖質食に比べ、記憶力が改善したという結果が出ているそうです。

 

 

脳はブドウ糖の他にケトン体もエネルギーとして利用できることは、すでに明らかになっています。いまだに「脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖です!」と書いてあるサイトがたまにありますが、明確な間違いです。

普段、脳はブドウ糖をメインのエネルギーとして使っており、糖質制限ダイエットをしていても健康体であれば肝臓や腎臓で「糖新生」が行われますので低血糖にはなりません。したがって脳は普通にブドウ糖をエネルギーとして使い、何の問題もありません。

 

 

そして遭難時など、食べ物が全く手に入らずに低血糖になった時は脳はブドウ糖ではなくケトン体をエネルギーとして使うようになります。

糖質制限ダイエットを日常的に行っている人は、ケトン体をエネルギーとして利用するのはお手の物。いざという時にも長時間耐えられるというわけ。

一方、血糖値が高くなりすぎると、血管内皮にキズが付き動脈硬化が進行します。血管内にプラークが沈着し、血流が滞るようになります。

これは脳の血管でも起こります。脳がブドウ糖をエネルギーとして使うからと言って、血糖は決して「多ければ多いほど良い」わけではなく、「正常血糖値」をキープすることが重要なのですよね。

 

  長年の食生活を変えるのは難しいです

以前「高齢者と糖質制限ダイエット」という記事にも書きましたが、高齢の方が長年続けてきた食生活をいまさら変えるのはとても難しいと思います。

よっしーの母方の祖母は糖尿病ではありませんでしたが、食事はご飯と野菜が中心で、たんぱく質は足りていませんでした。アイスクリームはなぜか大好きでした。健康のために毎日ヤクルトを1本飲んでいました。

「おばあちゃん、もっとお肉食べたら?」と言ってみたこともありましたが、どうしてもダメでした。たまに刺身を少量食べる程度でした。

 

 

祖母はある時、庭先で転んで大腿骨を骨折し、入院して認知症が進行し、腎臓も悪くなり、1年後に亡くなりました。

母方の祖父はやせ形で、脂っこいものはほとんど食べず和食と日本酒が好きな人でした。胃がんで亡くなりました。

父方の祖父はとても元気で、80歳になっても仕事をしていました。でもある時、「テレビで黒砂糖が健康にいいと言っていた」と言い出し、日に何度も紅茶に黒砂糖を入れたりし始めてから数か月後に寝たきりになり、1年後に脳出血で亡くなりました。

父方の祖母はやはり糖尿病ではなく現在90歳で元気ですが、認知症になっています。少食なので、たぶんお肉はあまり食べていないと思います。心配だけど、今さら何か言っても…と思い、特に何も言っていません。

 

肉や卵を優先的に食べてほしいですね

もしみなさんのお父様かお母様がごはんばかり食べて肉や卵をあまり食べていないと思ったら、できれば肉や卵をしっかり食べるようにアドバイスしてあげてほしいと思います。

スーパーに買い物に行くと、高齢者の方がおにぎりやカップ麺、ハンバーガーなど手軽に食べられる糖質食品ばかりカゴに入れているのをよく見かけます。

 

 

若い方なら、それだけではなくおかずもしっかり食べられるでしょうけど、食が細い高齢者の場合はなかなかそうもいかないと思います。心配です。

日本は平均寿命は確かに長いかもしれませんが、長生きするなら病気にならないで健康に長生きしたいですもんね!

 

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.