糖質制限ダイエットでガリガリは目指せない

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糖質制限ダイエットではガリガリにはなれない?

糖質制限ダイエットに関する、医師や管理栄養士などが書いた「美容・健康ニュース」の類を読んでいると、時々びっくりしてしまうことがあります。

たとえば「糖質制限によるストレスとドカ食いを防ぐためには、主食を玄米等の未精製のものに変えることがポイントです」とか「BMI25以上の方には糖質制限ダイエットはいいかもしれませんが、それ以下の方には向きません」とか。

玄米を食べている時点で、もうそれは糖質制限とは言えないのではないかと。ひと口、ふた口しか食べないぐらいなら、いっそ全く食べないほうがラクだと個人的には思います。

ちなみに、よっしーは21歳ごろからずっと玄米食を実践していましたが、4年目に妊娠糖尿病を発症した後、いつの間にか2型糖尿病に移行していましたね。

 

 

それはさておき、女性で糖質制限ダイエットをなさる方は体重や体脂肪率が気になると思います。

ある女性は「糖質制限ってすごくデブな人にしか効果がないんでしょ!?標準体重なんてデブすぎる!私はガリガリになりたいの!!糖質制限ダイエットはダメじゃん!!」とおっしゃっていました。そして、ネズミのエサぐらいの量のおかゆと野菜だけを召し上がっていました。

ガリガリになりたいというのは個人の自由かもしれませんし、もしかしたら精神的にお疲れなのかもしれませんが、とても心配です…

 

痩せすぎていると体にどんな支障があるでしょうか

今回は、特にダイエットをやりすぎてしまいがちな女性に、痩せすぎるとどんな弊害があるのかをお話したいと思います。

まず、女性で痩せすぎていると女性ホルモンの乱れから月経不順が起こりやすくなります。

体脂肪率が10%台前半にまでなると、無月経になっていることが多いそうです。マラソンの女子選手など、かなりの方がそうではないでしょうか?

 

 

あるフィットネスの大物の先生は体脂肪率が18%ですが「私よりも体脂肪率を落としてはいけませんよ」とおっしゃっていました。

糖尿病の方の場合、体脂肪率が30%以上になるとインスリンの感受性が低下するので良くないそうですけど、少なすぎるのも良くないというわけ。

個人差がありますけど、女性なら体脂肪率20~28%ぐらいの間で最も体調が良いところに落ち着けばいいんじゃないでしょうか?

 

 

また、バストが大きい女性はそうでない女性と比べると当然、体脂肪率は高めになります。

お子さんが欲しい女性は、太りすぎも痩せすぎも良くないです。ホルモンの関係で、太りすぎていても痩せすぎていても妊娠が成立しにくくなるのです。

その他、痩せすぎていると、疲れやすくなったり骨粗しょう症、免疫力の低下、シワやたるみや抜け毛などの老化現象の加速などのリスクが増します。

 

体重よりもウエストサイズを気にしたほうがいいかも

体重のことばかり気にして、体重計に乗っては一喜一憂するというのもあまり良いことではありません。

間違ったダイエットだと、減った体重の大部分は水分と筋肉かもしれませんしね。筋肉は体脂肪よりも重いので…

 

 

そこで、気にするならウエストサイズを測ることをお勧めします。

体重が同じなら、体脂肪が少なくて筋肉が多い人のほうがウエストが引き締まっています。体重だけでは何も分かりませんし、むしろ、体重が軽いのに見た目の体型がだらしない人は「かくれ肥満」ということになります

1サイズ細いジーンズを買って、時々試着してみるのもいいかもしれませんね。

 

糖質制限ダイエットで適正体重におさまることが多いのはなぜ?

よっしーの夫はもともとデブではありませんが、糖質制限ダイエットで最初どんどん痩せて体脂肪率が1ケタの細マッチョになりました。男性でマラソンにも出る人なので、これでちょうどいいみたいです。

「このままどんどん痩せていってガリガリになるのでは?」と心配しましたが、そんなことはなく、彼にとってちょうどいい体型で止まっています。

また、糖尿病で医師からカロリー制限を指示されて痩せすぎてしまった父は糖質制限で逆に少し太り、血糖値は下がりました。

 

 

糖質制限ダイエットで太りすぎの人は痩せ、痩せすぎの人は少し太るんですね。もちろん個人差はありますけど、なぜでしょう?

糖質制限ダイエットが、農耕が開始されるよりもずっと前からヒトが行ってきた食事方法と似ていることにヒントがあるのではないかと思います。

太りすぎは健康に悪いですが、痩せすぎるとたちまち弱って死んでしまう可能性があります。糖質ではなくタンパク質と脂質を主なエネルギー源としてきたヒトには、そう簡単に太りすぎたり痩せすぎたりしないように、一定の範囲内で体重をキープしようとする巧妙な調整システムが働くのではないでしょうか?

もっとも、その調整システムも、現代の食生活ではぶっ壊れてしまっている方が多そうですけどね…

 

 

そして、男性よりも女性のほうが体脂肪率が高く、糖質制限ダイエットを行っても男性ほどスルスル痩せていかないと悩んでいる女性が多いのも、女性には妊娠出産という仕事があるので、そう簡単に非常時のエネルギーである皮下脂肪を失わないようにするためなのかもしれません。

そうでなければ、女性の体脂肪率が男性と比べて高い理由が説明できません。男性から見て、ガリガリよりも適度に丸みを帯びた体型の女性のほうが魅力的であるという理由もあるでしょうね。

正直、ただ早く痩せればいいと思うのであれば、糖質制限ダイエットよりも効果が早いダイエット法は他にもあると思います。

極端に食事量を減らして運動しまくるなどです。

 

 

しかし、美肌・妊娠・健康などを求める女性においては、とにかく減量効果だけを急ぐのは良いことではありません。

よっしーも若い頃は「ちょっとぐらい体に無理をしても、早く痩せてキレイになりたい」なんて思っていたのですが、子供を産んでから健康の大切さに気付きました。

どうか、ダイエットは健康第一で、あせらずにゆっくりと行ってくださいね。

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最後までお読みいただいてありがとうございました♪

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