糖質制限ダイエットをしていたのに風邪をひいた？
よっしーのある知人は昨年、「どうしても10kg以上痩せたい！」と言って糖質制限ダイエットを始めました。
いきなり4kg痩せて大喜びしていたんですが、ある時風邪をひいてしまって「糖質制限ダイエットしてたら風邪をひかないって聞いたんだけど違うの？」「やっぱり糖質も食べないといけないのかなぁ」とすっかり弱気になり、その後糖質制限ダイエットをやめてリバウンドしてしまったみたいです。
確かに、よっしーの場合は糖質制限ダイエットを開始してからほとんど風邪をひいていませんが、風邪をひく人もいますよね、そりゃ。
糖質制限ダイエットにいろいろな健康効果があるからと言って、何もかもそれだけで１００％うまくいくわけじゃないんですよね。
普通に糖質を食べている人で風邪をひく人は山ほどいますが、糖質制限ダイエットを「魔法の万能薬」のように考えて過剰な期待を抱いてしまうと「なーんだ、糖質制限ってダメじゃないか！」って思ってしまうのかも。
万人に合う100％カンペキな食事療法など存在しません
「痩せたい」「糖尿病の予防・改善をしたい」など、みなさんそれぞれ何か目的があって糖質制限ダイエットに取り組んでいらっしゃると思います。
はっきりとした目的があれば、ブレることなく目的に向かって継続していくことができるはず。よっしーは糖尿病患者なので、今の食事方法を継続していくしかありません。
血糖値以外にも何か良い効果があればラッキー、ぐらいに思っています。過剰な期待はしていません。
「糖質制限はカンペキじゃないだろう！？」とおっしゃる方もいますが、Aという方法で20％の効果しかなくBという方法で80％の効果が得られるのであれば、よっしーはBを選びますよ、間違いなく。
そこで「Bは20％はダメじゃないか！100％じゃないからダメだ！」と言われたって、Aよりはずっと良いわけだから、なんだかなぁ…と思うわけです。
たとえばテストで20点しか取れなかった子が80点の子に「お前は100点じゃないから大したことないじゃないかｗｗｗ」と言っても、フーン…って思いますよね？
よっしーにとってはそれが糖質制限ということです。もちろん、糖質制限が合わない病気の方にとっては別の方法がそれにあたるわけです。
カンペキじゃないものを批判するなら、100％カンペキな代理案を提示しなければいけませんよね。でも今のところ、そのようなモノは残念ながら存在しません。
嬉しくて勧めまくってしまう！？
ただ、中には糖質制限ダイエットを実践してあまりにも体調がよくなったばっかりに「糖質制限ダイエットは夢の健康法！」とばかりに周囲に勧めまくってしまう方もいらっしゃるんですよね、気持ちは分かるんですが…
SNSなんかでわざわざ知らない人にメッセージやコメントで「あなたの食事は間違っています。これを食べないほうがいいですよ」などと言う人もいるそうですが、これはお節介だと思います。
こういうことを集団でやり出すと、何かの宗教みたいに思われちゃうんだろうなぁと思います。糖質制限を勧めるほうも否定するほうも、集団でヒートアップするとどっちもどっちですネ。だからああいうSNSのグループには参加したくないんです。
よっしーは自分のブログには自分の意見を書きます、ブログは読みたい人だけ読むはずだから…糖質制限に関心のない方は糖質制限のブログなんてわざわざ読みませんよね！？
でも、自分から他人の食事方法にダメ出しをしたり「あなたも糖質制限するべき！」なんてことは絶対言わないですよ。リアルでも、相手から質問してきたときだけ答えるようにしてます♪
やっぱり、血糖値や糖質とは無関係に発症する病気も多いと思いますし、何もかも糖質制限ダイエットで解消できるかのような言い方は大げさなんじゃないかと思いますよ。糖質制限ダイエットをしてはいけない病気の方もいらっしゃいますしね。
糖質制限を過信しなければ良いんです♪
糖質制限ダイエットは正しく行えばいろいろな効果が期待できる食事方法ではあるけれど、決して「何もかもに効く魔法の万能薬ではない」ということは忘れないでください。
長年、糖質ばかりに偏った食事を続けてきた場合は特にそうだと思います。糖質を制限するだけで何もかもスッキリ元通りになるわけではありません。不可逆的な変化だってありますし。
糖質制限を過信せず、健康状態に応じて必要なら服薬など行ったり、運動も取り入れたり、いろいろな方法を上手に組み合わせて健康に生きていくことが良いのではないでしょうか。
