大人だって時々迷々…
NHK教育テレビで毎週金曜日9:25~9:40に放送している『時々迷々(ときどきまよまよ)』という番組をご存知ですか?
これは小学生の子供たちがいろいろな場面で迷い、悩みながらもつい「やってはいけないこと」をやってしまい…という道徳番組で、小学校中学年の子たちが対象ですがなかなか面白いんです。
大人のみなさんも「どっちが正しいのか、迷っちゃう!」ということ、多くないですか?たとえば「糖質制限は良いのか悪いのか」「鉄サプリは飲むべきか飲まないべきか」などなど。
よっしーは、迷ったら自分で両方やってみることをおすすめします。論文だの赤の他人の体験談だのは、参考程度にしかなりませんから。
持病がある方は定期的に病院で血液検査を受けられますが、そうでない方は献血または自宅で簡単にできる血液検査キットもありますが…
定期的に血液検査を受けることで、栄養状態・肝機能・腎機能・脂質異常症・糖尿病などについて知ることが出来ます。
ああ、若い女性の方はかなりの確率で貧血または隠れ貧血なので、あまり頻繁に献血を行うと余計にひどくなるかもしれないので気を付けてください💦
献血時の貧血検査では引っかからなくても、じつは鉄の貯金がすっからかんに近い…ということは珍しくないそうです。
どちらが正しいか迷ってしまうことは大人でもよくあるよな。
そうよ、大事なのは迷った時にどうするか、なのよ。
鉄は本当に健康に良くないのか?
たとえば意見が真っ二つに分かれがちなのが「鉄」です。鉄不足だと病気になるとか、鉄の過剰摂取が原因になるとか…
ああ「安価な鉄サプリでは効果がない。当方で販売している高額なサプリじゃないとダメです」なんていうのもあると聞いてます💦
どの先生方も非常にもっともらしい文章を書いていらっしゃるので「誰が正しいんだろう?」と迷う方はすごく多いはず!
よっしーは若い頃から貧血の症状がありました。耳鳴り、立ちくらみ、やたら氷をかじりたくなるなど…
でもヘモグロビンは正常値の範囲内だったので、献血時にも引っかかることはなかったんです。きっと鉄の貯金「フェリチン」はかなり少なかったと思います。
妊娠するとヘモグロビン値も正常値を下回りましたが「まぁ鉄剤を飲むほどではないね」と医師に言われて特に何もしないで放置してしまいました。
その結果、妊娠糖尿病から2型糖尿病へ…糖尿病と診断された後も、血液検査のMCVという項目が常に正常値の下限を下回っており、耳鳴りや立ちくらみが続いていました。
まず国産のヘム鉄を飲んでみましたがあまり改善しないのでキレート鉄に切り替えたらMCVなどの値は正常値のど真ん中になり、自覚症状もすべて消えました。
冷静に考えるとよっしーの場合、鉄不足で糖尿病になり、安価なキレート鉄サプリを飲むことで貧血の症状が消えました。
だから「高フェリチンが糖尿病の原因になる」という説は少なくとも自分にはまったく当てはまりませんし、何か体内に良くないことが起きているからこそ高フェリチンになる(実際には鉄不足)説の方が納得できます。
海外では小麦に鉄が添加されていますし、女性でフェリチン40未満の場合は妊娠を控えるように指導されるそうです。
日本の若い女性でフェリチン40未満の人は相当多いと思いますが…心配ですよね。産後うつなどの問題と決して無関係ではないと思います💦
よっしーも糖尿病と診断されたころ、夫に当たり散らしたりしょっちゅう泣きわめいたり…今思うとあれは鉄タンパク不足でしたねぇ…
いちいち振り回されず自分の頭で考えよう
「あのお医者さんが糖質制限は危険だと言ってる」「有名なお医者さんがキレート鉄は危険だと言っていた」などと気になる方はとても多いでしょう。
でもね、お医者さんの言うことだからって必ずしも正しいとは限らないのですよ。同じ医師の間でも正反対の意見が出ること自体、そのことを証明しているではありませんか。
医学論文やテレビの健康番組なんて、誰がどういう意図で行ったものか分かりません。スポンサーの意図に反する論文や番組なんて作れないでしょう?
そういう意図が無くても、その先生がその点に関しては間違ったことを真実だと思い込んでいる場合だってあります。根拠は患者さんたちを診察した経験ではなく、何かの医学論文オンリーの場合もあるのです。
だから大切なのは、自分の頭で考えて体調の変化を慎重に見守ることです。他の人が「〇〇は危険!」と騒いでも、自分に良い結果が出ているのならそれでいいのです。
それに「〇〇は危険です」と煽ることで別の××を販売しようとする人たちもたくさんいらっしゃるので…だからいちいち情報に振り回されず、自分で最善の方法を探していきましょうね。
自分の体とじっくり向き合う覚悟があれば、いちいち誰かの言うことにすぐ振り回されることも無いよね。
自分が信じたいものをただ信じているようではダメね!