肉なら山ほど食べても太らない!?
よっしーが糖尿病と診断されて血糖コントロールのために糖質制限を開始したのは4年ちょい前ですが、当時はまだ「糖質さえ制限すれば肉はいくら食べても痩せられる」という方もけっこういらっしゃいました。
よっしーはあと4キロ痩せればベストだなと思っていたんですが、最初、肉や卵やチーズ食べ放題ではなかなかうまくいかなくて困ったのです💦
残念なことに「糖質ゼロならいくら食べても絶対に痩せる」ということはなさそうです…だって仮にそうだとしたら、ご先祖さまたちはどうやって適度な体脂肪をたくわえて飢餓に備えたのでしょう?
当時の果物なんて1年じゅういくらでも手に入ったわけじゃないですし…そうでしょう?やはり肉と言えども大量に食べれば糖質ほどじゃないけど太ります。
「肉を食べてもインスリンが分泌される」と聞くと「なーんだ、糖質制限しても意味がないじゃないか」と思われる方もいるかもしれませんね。
でも、たとえちょっとばかりインスリンが分泌されるとしてもタンパク質は人体にとって絶対に欠かすことのできない重要なものなのです。
健康な方なら体内で必要な分の糖は作れるのにわざわざインスリンを分泌させてまで外部からせっせと糖質を食べるよりは、絶対に必要なタンパク質を優先的に食べるべきじゃないでしょうか。
タンパク質と糖質を一緒に食べると最も多くインスリンが分泌されるんだってな。
そうよ、だから中途半端な糖質制限では失敗することがあるのね…分厚い衣の揚げ物なんてタンパク質と糖質と脂質じゃない?
1度に食べすぎるのは良くないかも…
糖質制限ダイエットをしている方たちの中でも1日の食事回数はいろいろで、ライフスタイルもあるので「これだけが正解です」ということは言えません。ちなみによっしーは1日5食です♪
1度にたくさん食べるとインスリンも多く分泌されてしまうので、1回に食べる量を減らして回数を多く食べるというのもひとつの考え方かなと思いますし、1日1食でインスリンが分泌されていない時間を長くするのもありだと思います。
もしあなたが現在1日3食たべていて、つい1回の食事をたくさん食べすぎてしまうために痩せない…ということであれば「お弁当箱」を買ってきてください。
女性であれば女性用のお弁当箱を。そして、お弁当箱に入る量だけ食べることです。面倒なカロリーやPFCバランスの計算はしなくてOK!
本来ご飯を入れるべきスペースに肉や魚などのおかずを詰めれば、だいたい良い感じの糖質制限の食事になると思います。
毎朝お子さんやご主人のお弁当を作っている奥様は、ついでに自分の分も詰めてしまえば昼はラクですし♪
糖尿病予備軍や初期の糖尿病の方は特に注意して
よっしーは自分が糖尿病を発症していることに何年も気付かずに放置してしまったため、インスリンを分泌するすい臓のβ細胞はかなり死んでしまいました💦
だから今ではもう、必要なだけの量のインスリンを十分に分泌することが出来ません。朝の血糖値などどうしても高めになってします。インスリンを打つほどじゃないので妥協していますが。
しかしいわゆる「糖尿病予備軍」の方や「ごく初期の2型糖尿病」の方は注意してください、特に肥満体型の方。
このような方はインスリンの効きが悪いので、それを量で補おうとして普通の人の2倍3倍の量のインスリンを分泌していることがあります。
だから健常者の方と同じ量の肉を食べてもその分太りやすいでしょう。まったく糖尿病ではない方が「糖質を制限するだけで肉を山ほど食べてもどんどん痩せた」とおっしゃるのはインスリンの効きが良いからですね。
「つい食べ過ぎてしまう」という方、いくら糖質が少ない食事でも食べすぎればやはり太ってしまいます。
糖尿病になりかけている方はなおさらそうです(インスリンの効きが悪くなる原因は肥満だけではありませんので、場合によっては薬が必要になることもあるかもしれません)。
このような方はぜひ「お弁当箱ダイエット」を試してみてください♪痩せてインスリンの効きが良くなれば、もっと肉を食べても太りにくくなると思いますよ。
お弁当箱に入る分しか食べない、という決まりを守るだけでも痩せる人がきっといるよね。
そうね、食べ過ぎている自覚のある人は今日からやってみて!
♪よろしければ併せてお読みください♪
→糖質制限ダイエットでなかなか痩せない方のための過去記事まとめ(クリックで記事へ)