ノンオイルドレッシングにダイエット効果はない!?
2018年7月29日放送の『林先生が驚く初耳学!』で、ちょっと面白いことを放送していました。なんと、ノンオイルドレッシングはダイエットには意味が無いということです。
ノンオイルドレッシングは油を使用していないぶん味が物足りないので、コクを補うためにブドウ糖果糖液糖などを足しているので太りやすいからですって。
よっしーはとっくに知っていましたが、林先生はご存じなかったようで意外でした💦 林先生は本当にいろいろなことをよくご存知なので、この番組は毎週楽しく観ています。
ドレッシングだけではありません。普通のキューピーマヨネーズの材料は食用植物油脂、卵黄、醸造酢、食塩、香辛料、調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物です。
一方、カロリーハーフマヨネーズは上記の材料に加え、砂糖、たん白加水分解物、増粘剤(キサンタンガム)が使用されています。
まぁ普通のマヨネーズにも植物油脂が入っているので、これが何となくイヤな方は別の油を使用して手作りすることもできます。
しかしカロリーハーフのマヨネーズには、さらに余計なものがいろいろと入っているんですよね。。
ドレッシングやマヨネーズの他にも「カロリーハーフ」「ノンオイル」と書かれているものはこういうものがあるので売場でチェックしてみてください。
嘘ではないが、どう解釈するかが大事です
「カロリーハーフ」「ノンオイル」「レタス〇個分の食物繊維」などと表記された商品は山ほどありますし、それらはウソはついていません。
ただ事実は事実なんだけど、「だから何?」ということです。カロリーが半分なのは事実として、だからといってそれを使用すれば痩せるという保証はどこにもないのですね。
「レタス〇個分の食物繊維」などというのも、それ自体は事実だとしてもレタスはもともとたいして食物繊維豊富な食材ではなかったりします。
「ノンシュガー」の商品であっても、それは単糖類や二糖類(ブドウ糖、果糖、砂糖など)をほぼ使用していないというだけのことです。
ノンシュガーでもデンプンなどがたくさん含まれていれば、しっかり血糖値が上がりますし糖質制限ダイエット的には意味がないのでご注意を!
よっしーも若い頃はカロリー計算に夢中になった時期がありましたが、カロリーって食品を燃やして1リットルの水の温度が何度上がるのかを計って、それをその食品が持っているカロリーと決めているだけなんですよね。
カロリーが同じであっても、糖質・脂質・タンパク質それぞれ体内でどう代謝されるかはまったく違うのに、カロリーだけ計算してもどれだけの意味があるのかなということです。
もっとも、カロリー計算をして一定のカロリー以内におさめようとすれば、必然的に「過食」はできなくなるので大食漢の人にはダイエット効果は期待できると思います。
ただし、ちょびっとしか使わないドレッシングのカロリーをちょっとばかり減らすために果糖ブドウ糖液糖などを入れることが果たして本当に良いのかどうか…ですね。
主食を食べているかどうかは重要かも…
世間では何かと悪者扱いされがちな脂質ですが、ご飯やパンなどの主食を食べているかどうかは重要なポイントです。
なぜなら、脂質単独では特に問題が無くても、大量の糖質と一緒に脂質をしっかり摂取するのは確かに体に良くない可能性が高いので…
「肉は体に良くないんでしょう?」と言いながら、ご飯はしっかり、ボウルに山盛りの野菜サラダにドレッシングをドバドバ…では確かに良くありませんね。
せっかく野菜サラダでビタミンを摂取しても、ビタミンの中には脂溶性のビタミンもあります。油と一緒に摂取したほうが吸収率が良くなるんです。
糖質制限ダイエットを実践中のみなさんは、カロリーハーフやノンオイルではなく普通のドレッシングやマヨネーズを選びましょう。
マヨネーズであれば問題ないですが、ドレッシングはなるべく余計な糖質が入っていないものを。手作りだとさらに安心です♪
カロリー制限は効果があまり出ない方もいます
これまであまりも好き放題食べすぎていた方がカロリー計算をすることには大いに意味があると思います。
たとえば、それまで毎日3000kcal以上摂取していた方が1日1600kcalに制限しようと思うと、自然に糖質も脂質も摂取量が減りますもんね。
ただ、もともとそれほど大食いでもなくそれほど体重が重いわけでもない方がカロリー計算を頑張ってノンオイルドレッシングを使用したとしても、期待するほどのダイエット効果はなかなか得られないこともあるのです。
細かいカロリーにとらわれるよりも、まず体にとって必要なものから順番に摂取していく、なくてもいいものは摂りすぎないように考えるほうがいいのではないでしょうか。
よっしーはケトン体を出したい時にはMCTオイルでドレッシングを手作りすることもあります。手作りだと余計なものを加えずに済みますね。
「カロリーハーフ」「ノンオイル」「レタス〇個分の食物繊維」「ノンシュガー」などと何となくダイエットに良さそうな言葉につい心惹かれますが、よく考えることが大事です♪