まだまだ痩せる余地があるはずなのに?
以前「糖質制限ダイエットをしても痩せない場合」という記事を書きました。
中には、「ちょっと痩せすぎじゃないの?」と心配になるぐらい痩せているのに「糖質制限ダイエットは痩せないじゃないか!」と言ってやめてしまった女性もいました。
↑この方の場合は心の問題なので、なかなか難しいですが…
今回は「明らかにまだ痩せる余地があるはずなのに、なぜか痩せなくて困っている」という方についてのお話です。
糖質がきちんと制限できているかどうかをまず確認しましょう
基本的なことですが、まずは「きちんと糖質制限が出来ているか」を糖質摂取量を計算して確かめてみましょう。
よっしーの知人で、イモでは血糖値が上がらないと思っていた人や、白米はダメだけど炒飯なら問題ないと思っていた方もいます(多少血糖値の上がり方が緩やかになるけれど、糖質量は同じ…)。
食材は計算しても、調味料はノーカウントという方もいらっしゃいます。まずは現状、どれぐらい糖質を摂取しているか把握しなければいけません。
早く結果を出したい方は、1食あたりの糖質量は20g未満に抑えるといいです。
タンパク質は適量摂取できていますか?
次にタンパク質です。ただこれまでの食事から主食を抜くだけでおかずを増やさない「間違った糖質制限もどき」ではタンパク質が不足しがちになります。
タンパク質だけで極端に太ることは通常考えにくいです。肉からタンパク質を摂取しようとすると脂質が気になるという場合は、鶏のささみなどを活用するか、プロテインを食事に取り入れていくといいでしょう。
1日に必要なタンパク質の量は性別や運動量にもよりますが、糖質制限ダイエットをしている女性の場合は100gぐらいは摂取したいです。
ただし病気でタンパク質制限のある方はこれだけの量は食べられませんので、主治医とよく相談してください。
残るは脂質です
糖質とタンパク質の摂取量を計算すると、残りは脂質ということになります。
一部の方が「低糖質ならいくら食べても太らない」とか「脂質を摂取しすぎても下痢するので吸収されません」とおっしゃっているようですが、よっしーは脂質を摂りすぎても下痢しません、太ります(´;ω;`)
そういうわけで、糖質をセーブしてタンパク質を過不足なく摂取した上で、あとは摂取カロリーが適正カロリー(必要量よりもやや少なめ)になるように脂質を調整して食べるといいです。
痩せたいからと言ってあまりにも摂取カロリーを減らしすぎると、かえって途中で痩せにくくなったり体調不良の原因になりますし、かといってカロリーは無視して糖質だけ計算していても痩せない…ということになりがちですからね。
同じカロリーなら高糖質食よりも糖質制限食のほうが痩せやすいとはいえ、いくらでも食べていいわけじゃありません。
まずはいま食べているもののカロリー・糖質量・タンパク質量・脂質量をアプリ等で計算してみましょう。
そして、痩せたいなら、主に脂質量を減らして調整してみてください。その場合でも、必須脂肪酸を摂るために、青魚を1日1回少しでも食べるなどしたほうがいいと個人的に思います。