大人がやめられないことを子供に言えるわけがないよね、という話

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大人がやめられないものを子供にやめるようには言えない

先日、長男の中学校で「子供たちがスマホをやりすぎているから気を付けましょう」という旨のお話がありました。

長男はたまに欲しい物をネットで探すぐらいだけど、毎日長時間LINEとかゲームをしているお友達は多いみたいです。

で、先生方は「スマホってとっても楽しいですから、大人もついついやりすぎてしまいますよね…子供に注意するだけじゃなく私たちも気を付けなければいけませんよね…でも難しいですよね~」とおっしゃっていました。

 

 

確かに、電車に乗ると学生だけではなく会社帰りのおじさんやおばさんもみーんなスマホを見ています。よっしーも寝る前にツイッターを見るのが習慣になってます…

頭では分かっていても大人がなかなかガマンできないことを子供にガマンしろとは言いにくいものですよね、説得力が無いから。

これってスマホだけじゃなく「糖質」に関しても同じなんじゃないでしょうか?親が子供に言えないだけじゃなく、お医者さんたちも患者にあまり言えなかったりして…だって先生たちも糖質、好きでしょ。

 

にゃご
確かに…自分が大好きでついつい…っていうものを子供にはやめろとは言いにくいだろうな。

よっしー
そうでしょ?良くない習慣だと思いつつやめられなくて、親子ではまっていくのよ。

 

子供の食生活は親にかかっています

大人は自分で食べるものを選ぶことができますが、子供はそういうわけにはいきません。親から与えられたものを食べるしかありません。

もしママが「私はご飯大好きだもん」と子供にもご飯ばっかり食べさせたらどうでしょう?そんなことないと思うかもしれませんけど、けっこう今までいろいろな話を見聞きしてきました。

たまにフードコートでステーキを食べることがあるんですけど、以前、当時小学生だった息子たちとちょうど同い年ぐらいの兄弟が「あのお肉いいなー食べたい…」「ねぇお父さんってば、お肉!」と呟いてこちらをしきりに見ていたことがあり胸が痛みました。

また「私はどんなにご飯を食べても太らないわ」と言って好きなだけご飯も甘いものも食べているスリムなママもいますが、ご主人が糖尿病だったりすると心配です。

 

 

だって自分は大丈夫でも、お子さんたちの体質はパパに似ているかもしれないじゃないですか?約半分の確率でその体質は遺伝するみたいですよ。

よっしーも自分が糖尿病だと分かる直前までは、油脂類をいっさい使わない低カロリーのパンを手作りして息子たちのおやつに食べさせたりしていました。

でも、何も知らなかったとはいえ申し訳ないことをしていたなぁと思います…自分は仕方ないけれど、息子たちに関しては早めに軌道修正することが出来て本当に良かったです。

もしよっしーが糖尿病にならなかったとしたら、おそらく今でも食生活は何も変えなかったでしょうね。そして息子たちにも「この子たち太ってないからいいわよね」と好きなだけ糖質を与えていたと思います。

 

子供が将来健康に良くない食生活をするのは親のせい?

子供が将来大きくなって家を出て一人暮らしを始めると、もしかすると好きなものばかり食べてしまうかもしれません。

それはもう大人なのだから自分の責任だと思われるかもしれませんが、小さい頃にどんな食事を与えられてきたかでその子の食事の好みというものはある程度決まってしまうのではないでしょうか?

子供が大きくなって糖質ばかリ食べすぎる大人になってしまったとしたら、その責任の大部分は母親にあるんじゃないかと思います。

 

 

「私は太ってないし特別食べすぎたわけでもないのに糖尿病になった、世間はもっと糖尿病を理解すべき」と言いながらお子さんたちには普通に糖質を食べさせていて自分もしっかり食べている人もいます。

「ちょっと糖質減らせば、この人程度であればすぐに血糖値良くなりそうなんだけどなぁ…」と思います。お子さんたちの食事も、ちょっと気をつければ将来同じことにならないと思うのですが。

だって自分が太ってないし食べすぎたわけでもないのに糖尿病になったということは、お子さんたちも将来まったく同じことになる可能性が高いわけですよね。分かってて何もしないなんて可哀想…

 

親子で一緒に食事の改善に取り組むといいです

スマホのことも食事のこともそうですけど、親である自分がついつい依存しちゃっててなかなかセーブできないとなるとお子さんにも当然言えませんよね。

健康には百害あって一利なしのタバコも、親が吸っているとその子供も親が吸わない家の子よりも明らかに喫煙率が高くなるそうです。困ったことですね。

この際、親の威厳だのなんだのはどうでもいいじゃないですか。「お母さんも良くないと分かってるんだけど、つい甘い物食べちゃうんだよね、一緒に気をつけようか」ってお子さんに話して親子で一緒に頑張ってみては?

世間では肥満児の健康については大いに問題とされていますが、逆に太っていない子は何を食べても別に大丈夫だと思われがちです。

 

 

でもね、大人になればたとえ痩せていても病気になる人はいっぱいいるんです。その食習慣は大人になってから急に変わったのではなく、子供だった頃からのつみ重ねなんです。

将来子供が困ることのないように、どうか小さなころから正しい食事をさせてあげてくださいね。特に妊娠糖尿病になったママは自分とお子さんの将来のために、気を付けましょう!

よっしーは産後、妊娠糖尿病がいったん治ったので油断してしまい2型糖尿病になってしまいました。みなさんには同じことを繰り返して欲しくないと思います。

 

にゃご
子供が将来病気にならないために、教えてあげなきゃいけないことは何なのかを知ってほしいな。

よっしー
そうね、多くの方は「太らなければOK」と思っているけど決してそうじゃないってことを忘れないでほしいわ。

 

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子どもたちのために…
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