子供が欲しがるからとお菓子や糖質を与える大人
テレビの『ザ!世界仰天ニューススペシャル』を毎回楽しみに観ています。「仰天チェンジ」はかなり太めの女性たちが登場し、なぜそんなに太ってしまったかの再現VTRが流れ、誰がダイエットで劇的に大変身したかを競うものです。
彼女たちの食事はすさまじいです!どんぶりご飯のの上にポテトチップスとマヨネーズとか、家族が寝た後こっそり起きてパンケーキ作ってクリームとチョコソースどっぷりとか。
いつものことですが、彼女らの中に「肉だけ」で太った人は皆無で、必ずご飯、うどん、パン、スイーツなど「糖質」が大好きな人ばかりなんですよねぇ💦
本人が自分の意志で食べるのはまぁいいとして、とても気になったのはおじいちゃんおばあちゃん、お父さんやお母さんなどの大人が子供の欲しがるままにそういうものを与えまくっていたことです。
子供たちはそりゃ、お菓子や美味しい料理を与えればニコニコ喜ぶに決まってます。たとえ体に悪くても、そんなことわからないので欲しいだけ食べてしまいます。
「この子が喜ぶから~」と好きなだけ糖質を与えておいて、子供が大きくなったら「太り過ぎよ!」と手の平を返すなんてあんまりじゃないですか。
漫画のように「お菓子をくれと言って癇癪を起こして泣きわめくから仕方がなく与えてしまう」という話も聞きました。
きっとお母さんはとても大変だと思うのですが、泣くからとお菓子を与えていてはお子さんが大きく成長したときにもっと手に負えなくなるのではないかと心配です💦
それは可哀想ですね。小さい頃は喜ぶからとたくさん食べさせておきながら…
そうでしょ?最初から気を付けてあげていればいいのにね。
体重186kgの10歳児!なぜ?
以前同じ番組で、海外の10歳の男の子が紹介されていました。10歳と言えば小学4年生ぐらいでしょうか?
何とその子は体重が186kgもあります。1日にごはん8合とカップラーメン10杯、その他ものすごくたくさん食べるんだそう。
母親は「この子が欲しがるだけ与えないと怒るから」と言っていましたが、これってものすごく問題だと思いませんか?
その子は、胃を切って小さくしてしまう手術を受けてモノがたくさん食べられなくなり、2年後の現在は体重97kgになったそうです。
でもねぇ、そもそも子供が欲しがるだけ与えまくってあんなひどい状態になるまでほったらかしたなんて信じられません、ある意味虐待だとすら思ってしまいます。
普通あんな状態になる前に「この子病気になるかもしれない」って考えるものじゃないですか?親なら。
186kgだった男の子も「仰天チェンジ」に登場した女性たちも、きっとたまたま糖尿病にはなりにくい体質なのかもしれません。よっしーならあんな生活が続けば間違いなく死にます💦
ちなみに胃を切って小さくしてしまう手術は、よっしーが通う病院のある糖尿病専門医の先生が「素晴らしい手術だ」と大絶賛されていましたが、危険も伴うんじゃないでしょうかね。
赤ちゃんや幼児がお菓子を欲しがる!対処法は?
赤ちゃんが親の食べているものを欲しがるのはよくあることですけど、まだお菓子の味を知らないのならあげなければいいんです。できれば、親は赤ちゃんの目の前でお菓子を食べるのはやめましょう。
代わりに赤ちゃんに必要な栄養たっぷりの食べ物を発達段階に応じて食べさせてあげましょう。よっしーは息子たちにもっと肉を食べさせるべきでした💦
1歳児・2歳児・3歳児…とある程度大きくなってすでにお菓子の味を知ってしまっている場合、お菓子を欲しがって大泣きされるとなかなか厄介ですね。
いちばんダメなのは、泣かれたからと「しょうがないわね」と言って買い与えてしまうことです。子供は、泣けば要求が通ると思ってしまいます。
家には「まぁこれなら食べてもいいかな」と思うお菓子だけ少量買い置きしておいて、子供が欲しがったら「じゃあ時計の短い針が3になったら、ママと半分こしようね」などと約束しましょう。
約束が守れないなら、どんなに泣こうがわめこうがお菓子は無しです。よっしーには息子が2人いますが、スーパーに行く前にあらかじめ「今日はお菓子は買わないよ」などと約束して、途中でゴネだしたら買い物をやめて帰ることにしていました。
何もかも禁止にすることはありませんけど、お母さんが決めた約束はきちんと守らせてください。ならぬものはならぬのです。それが守れないなら何ももらえないということを教えなければ。
息子たちは今中学生で、たまには友達とお菓子をちょっぴりつまむこともありますけど、自分たちできちんと考えて食べていますね。
わが子の健康のことが心配じゃないの?
ちょっと考えてみたんですけど、子供に山ほど糖質を与えてしまう親って、あまり健康のことは考えていないのではないですか?
せいぜい、食べ過ぎると太って見た目がちょっとブサイクになっちゃう、でもそれでも子供らしくて元気でいいじゃないの♪ぐらいの認識では。本気で心配なら何とか対策しようとしますって。
たまたま病気になりにくい体質の人はいいかもしれないけど、最近は若い頃から2型糖尿病などにかかる人も増えて問題になっているんですけどねぇ。
うんと太った持病持ちのママが細身のお嬢さんに「だってうちの娘太ってないからいいんだもーん」と言って山ほど糖質を食べさせているのを見ると、将来お嬢さんもママみたいになるのでは…と心配になってしまいます💦
成長したお子さんが体に悪いものばかり食べたら親としては心配になるでしょうけど、お子さんをそういうものばかり食べたがる子に育て上げたのはあなたでしょ?と言いたいです。
子供が美味しいものを食べて喜ぶ顔を見るのはもちろん親にとっても嬉しいものですが、子供がずっと健康に生きていくためには、やはり節度というものがあるでしょう。
小さい頃にどんなものを与えるかで、その後のその子の食生活も変わってきます。よっしーは両親がタバコを吸わない人だったので、吸いたいと思ったことなど1度もありません。
将来お子さんが病気で苦しむことにならないように、親はお子さんの食生活の基礎をきちんと作ってやる義務があると思います。
その子が将来どんな食生活を選ぶかは、ママの影響も大きいですよねきっと。
そうよ、それに子供は親が用意してくれるものを食べるしかないんだから気をつけてあげてね。