主食を減らしたら立ちくらみが…
よっしーは若い頃「主食を抜くと体に悪い!絶対に主食は食べなければだめ」と思い込んでいました。
中学3年生の時、ダイエットしたくて給食のご飯やパンを半分残していたら立ちくらみがしたので中止したからなんです。
でも、それって今思うとカロリー不足だったんですよね、単に。その証拠に、正しい糖質制限ダイエットを実践してみたら、体調はとても良くなりましたから…
あの頃の食事よりも糖質は圧倒的に少ないですが、カロリーは多いです。主食を減らしただけでおかずを増やさないダイエットは、単なるカロリー制限ダイエット。正しい糖質制限ダイエットじゃないんですよね。
とても真面目な方なんだろうなぁ…
昔のよっしーみたいに、間違ったダイエットをして体調が悪化してしまったために「人間には糖質が必要なのだ」と思い込んでしまった人もいるかもしれません。
しかし、1度も糖質制限ダイエットを試したことがないのに「糖質を食べないと筋肉が落ちる」「体調が悪化する」と思い込んでいる人は多いのでは?
それはなぜかと訊いてみるとたいてい「栄養学の教科書にそう書いてあったから…」「ねずみの実験で高脂肪食は良くないって…」「なんか有名な先生がそう言ってたから…」とおっしゃいます。
ああ、真面目な方なのだろうなぁと思います。だって、教科書に書いてあることは絶対に正しいはず、と思うのはある意味、とても真面目だからでしょう?
それに「有名なお医者さんの言っていることが間違っているはずがない」というのも、真面目だからこそそう思うんだろうなぁと思います。
あと、私たちは草食動物のねずみではありませんから、自分の場合はどうなのか?が大事ですよね。同じ人間同士でも体質の違いはかなりあるものですが、ましてねずみでは…ね。
種痘をすると牛になると江戸の人たちは信じていた
よっしーの場合は、「正しいはず」のヘルシーな食生活で糖尿病になってしまったので「ありゃ?もしかして今まで正しいと思っていたことが実は間違っていたんじゃないか?」と思ったのがキッカケでした。
でも人間、よほどのキッカケがない限り、なかなか考え方は変わらないものですね。仮によっしーが糖尿病を発症していなければ、きっと今でも玄米を食べていたと思います。
「糖質制限ダイエットがいいのか悪いのか分からない」と言う方は、あれこれ考えずに、とりあえず3日間だけ試してみてはいかがでしょう?
1度もやったことがないのにダメと決めつけるのは、非常にもったいないなと思います。確かに先天的な病気などで糖質制限が合わない方も100人中1~2人いらっしゃるらしいですけど、そうではない確率の方がずっと高いのに。
ちなみに江戸時代に「種痘を受けると牛になるらしい」という噂が広まり、当時の医師たちは非常に苦労したそうですよ。ごほうびで釣ったりとかね。
「糖質制限ダイエットをすると、病気になったり筋肉が落ちるらしい」というのも、そのぐらい滑稽な気がします。よっしーは3年以上続けていますが、一向にそんな様子はありません。
実際、とてもうまくいっている人が山ほどいるのにね。まぁ、糖質制限が怖いと思う人はやめておいたほうがいいかもしれません。誰も困らないので。
主食をやめると最初は物足りなく感じるかもしれません
これまで普通に主食を食べていた方が糖質制限ダイエットを開始すると、最初はかなり物足りなく感じるかもしれません。ヒトは胃袋が満たされることだけによって満腹感を感じるわけではないからです。
血糖値がグンと上がることによる満腹感や、甘いものを食べた時に脳内物質が分泌されることによる多幸感に慣れきってしまっていた方ほど、物足りなさを強く感じるでしょうね。
でも、ここを乗り越えていけるかどうかで糖質制限ダイエットが成功するかどうかの大部分が決まると言っても過言ではないでしょう。
糖質制限を始めるときは「徐々に糖質を減らしていくべきだ」という説と「一気にやめてしまったほうが糖質依存を断ち切りやすい」という説がありますが、自分のやりやすいほうでいいと思います。
糖質制限していても脳の働きには問題がありません
みなさんはなんとなく「脳のエネルギーはブドウ糖なのできちんと主食を摂取しないと頭が働かないんじゃないか」と思うかもしれませんね。
しかし健康体であれば糖質制限しても低血糖にはならないです。低血糖にならないということは、血液を通じて脳にも必要な量のブドウ糖はきちんと届けられています。
三島塾という学習塾では、塾生さんたちは成績UPの目的で糖質制限をなさっています。仮に糖質制限が脳に良くないなら、彼らの成績は上がるどころか下がってしまうはずですよね!