ご飯の代わりに炒り卵にしてみては?
糖質制限ダイエットを始めたばかりの方は、「主食」がないことに何となく物足りなさを感じてしまうことがあるかもしれませんね。
慣れてしまうと、主食という概念そのものを忘れてしまうので平気ですが…よっしーも糖質制限ダイエットを始めた頃は「主食の代わりになるもの」が欲しかったです。
糖質制限ダイエットを始めたばかりでご飯が恋しいという方は、卵2~3個を炒り卵にしてみてはいかがでしょうか?安くて栄養たっぷりの卵は、糖質制限ダイエットの強い味方です。
見た目ちょっと黄色いけど、薄味で細かくかきまぜた炒り卵は見た目もなんとなくご飯っぽい(?)ですしね。
糖質制限を始めた方に時々あるのが、ちゃんと食べているつもりで実は摂取カロリーまで減らしてしまって体調不良になるパターンです。
ご飯をやめて代わりに卵2個で作った炒り卵を食べるようにすれば、おかずをそれまでと何も変えなくても自然とカロリーも確保でき、良質のタンパク質や脂質も多く摂取できますね。
卵を食べるとLDLコレステロール値が上がりそう!?
しかし、卵をたくさん食べるとなるとコレステロール値が気になる方もいらっしゃるでしょう。ほんの少し前まで「卵は1日1個しか食べてはいけません」と言われていましたもんね。
よっしーは毎日卵を3~4個食べていますが、糖質制限を開始してからずっとHDLコレステロール・LDLコレステロール・中性脂肪は正常値です。
ナイアシン(ビタミンB3)を飲み始めてからはさらに良好になり、直近の検査ではHDLコレステロール82でLDLコレステロール95でした。いい感じ♪
中には、毎日10個ぐらい卵を召し上がっている方もいらっしゃるそうですよ。その方は糖尿病患者ですが、やはりコレステロール関係はいつも正常値だそうです。
コレステロールそのものは人体にとって重要なものなので、食事からの摂取量が少ない時は体内でたくさん合成します。菜食主義でもコレステロールが高い方がいらっしゃるのは、このためです。
コレステロールの調整が得意な体質の人は、卵をたくさん食べても体内での合成量を減らすのでちょうどいい感じの値になります。
しかし、コレステロールの調整が苦手な体質の人は、なかなか調整がうまく出来ずにコレステロール値がびっくりするほど高くなるかもしれません。
でも、家族性高コレステロール血症という病気でない限り、きちんと糖質制限が出来ている前提でコレステロール値が上がっても薬を飲む必要はないと先生方もおっしゃっています。
LDLコレステロールの中には無害な奴と超悪質な奴がいるのですが、普通の血液検査ではこの両者を区別できず、一緒くたに計測してしまいます。中性脂肪が少なくてHDLコレステロールが多ければ問題ないそうです。
コレステロールがたくさんあるだけでは何も起こりませんが、食後高血糖が起こったときにコレステロールがたくさんあるとマズいことが起こります…
卵焼きだけを食べるのと、どんぶりで卵かけご飯を食べるのは同じに考えてはいけないのですね。普通に糖質を摂取している場合は、確かに卵の食べ過ぎは良くない可能性もあります。
卵ばかり食べてアレルギーにならないの?
なんとなく、卵を毎日食べると卵アレルギーになってしまうのではないかと心配になる気持ちはよく分かります。糖質制限ドクターの中には「毎日卵を食べてはいけない」という方もいらっしゃいます。
ただ…よっしーは今のところ卵アレルギーになってはいませんし、毎日同じものを食べるからと言って必ずしもアレルギーになるとは限らないのではありませんか?
ライオンはガゼルばかり食べてもガゼルアレルギーにはならないでしょうし、よっしーの知り合いの子は別にお米ばかり食べていたわけではないけれど小さなころからお米アレルギーです。
難しいことは分かりませんけど、「毎日同じものを食べること」以上にアレルギーに影響を与える「何か」があるのではないかと思いますよ。
ただ、もともと卵アレルギーのあった方は慎重になったほうがいいですし、アレルギーらしき症状が出た場合は医師に相談したほうがいいと思います。
糖質制限ダイエットに上手に卵を取り入れましょう
卵は、安価で栄養豊富な食品です。そしていろいろな食品との相性もいいです。肉や魚ばかり食べていると、さすがに食費が…かかりすぎちゃいますよね!!
卵の他に、納豆などの大豆製品も安価で美味しくてお勧めです。ただし大豆製品の過剰摂取はイソフラボンの摂りすぎにつながる可能性もあるので、適量に留めておきましょう。
卵料理と言えば誰もが思い浮かべるのは卵かけご飯・卵焼き・目玉焼き・炒り卵…ってところですけど、工夫次第でスイーツだって作れちゃいます。
安くて栄養豊富で美味しい卵を、あなたの糖質制限ダイエットに賢く取り入れていきたいですね。そのうち、主食というものの概念を忘れてしまうでしょう♪