正直な管理栄養士さん
さっき、管理栄養士さんが書いた「炭水化物抜きダイエットに潜む、2つの落とし穴とは…」という記事を見つけました。
やれやれ、また糖質制限ダイエットをdisる記事かな、と思ったんですけど、中身は違っていました。
この管理栄養士さんは「私は白いご飯が大好きだから、たとえ糖尿病になったとしても主食を完全に抜くことはできないと思います」とおっしゃっています。
とても正直で、好感が持てます!だって医師や管理栄養士などの専門家の方たちって、「私はご飯が好きなので糖質制限はできません」とは言わなくて「ご飯を抜くと体に悪いので食べなきゃいけないんですよ~」って言い方をなさいますよね。
糖質制限ダイエットに挫折してしまった私
実は、よっしーも、最初から糖質制限ダイエットできたわけじゃないんですよ。糖尿病と診断されるよりも何年も前に、すでにその存在は知っていました。
で、最初は張り切って糖質制限ダイエットを試みたんですけど、何しろ子供の頃からご飯が大好きな私。
「サンマやサバ、納豆にはやっぱりご飯がないとね~」
「主食を玄米にしてるんだもの、大丈夫よね☆ GI低いし~」
「わたしジムで筋トレもしてるし、スタジオプログラムもいっぱいやってるもんね~」
そして結局挫折してしまって
「今からやる必要はないわ、あれは糖尿病になった人がやるものだから」
「私は大丈夫、糖尿病にならなければ平気♪」
「ダイエットすれば大丈夫、ご飯を食べながらでもカロリー減らせば痩せるし!」
そんなことを自分に言い聞かせて、糖質制限関連のサイトは一切見るのをやめました。見れば罪悪感が湧いてきてしまって…(;´・ω・)
ご飯を食べながらジムで筋トレしたりしてダイエットに励んでいるうちに、体重はゆっくりと減りましたが、ちょっとずつ体調が悪化して頻繁に風邪を引くようになりました。
ある時、あまりにもしんどくて病院に行くと糖尿病と診断されたのです。それも、かなり悪いと…たぶん一生インスリン注射をしなければしけないし、1型かもしれないと言われました。
このままだと死ぬかもしれないと思った
よっしーはご飯が大好きなので、できることならご飯を食べながら糖尿病発症を予防する方法を選びたかったんです。でも、運動も十分にしていたと思うんですが、ダメでした。きっと遺伝的な体質もあるんでしょうね。
こうなってしまった以上、糖質制限ダイエットに切り替えるしかないな…と思いました。今踏み切らないと、糖尿病合併症で死ぬかもしれないと思ったんです。
ダイエット目的だった頃は「まぁいいわ、今日はご飯食べちゃお、明日からまた頑張ればいいや」と言っては食べていた私ですけど、さすがに今は恐ろしくてそんなことはできなくなりました。
そんな私ですから、「糖質制限ダイエットが続かない」という方の気持ちは本当によく分かります。人間、崖っぷちまで追いつめられない限り、なかなか本気になれないものです。
もしあなたがしょっちゅう挫折してしまって「私ってなんてダメなやつなんだろう」と悩んでいるとしても、それはあなただけじゃないんです。
あなたが自分の頭で考えて「やり抜こう」と決めたのなら、糖質制限ダイエットについてほとんど何も知らない人たちから何を言われても気にしなければいいですし、たまに挫折しちゃうことがあっても、また明日から新たな気持ちで再開すればいいんです。