糖質制限ダイエットをしている人の子供は糖質とどう付き合うべきか?

頭がいい小学生たち
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自分が食べないモノを子供にたっぷり食べさせて平気?

糖質制限ダイエット中のみなさん、調子はいかがですか?時にはお休みしちゃう日もあると思いますけど、まっ、ぼちぼち頑張りましょう。

さて、お子さんがいらっしゃるみなさんはお子さんの食事はどうしていらっしゃいますか?これ、大いに悩むところではないでしょうか…

「私はヤセたいから糖質制限しているだけ。だから子供たちには普通の食事をさせているわよ」という方は今回の記事は読み飛ばしてもらって大丈夫です。

 

 

でも「うちは糖尿病家系だから子供たちの健康が心配…私は予防のために糖質制限をしているけど子供たちはどうしたらいいのかしら?」と困っている方は多いのでは?

自分の健康に良くないので徹底的に避けているモノを子供たちには普通に食べさせても大丈夫なの??と疑問に思うのは当然のことです。

中には「大人は絶対に糖質制限すべき!でも子供は絶対に糖質制限はしてはダメ!」と極端な考えの方もいらっしゃいますけど、いったい「何歳」を境に食生活をガラリと変えるのでしょう??

 

なごみ
大人の体に悪いものは、子供にはもっと悪いと思いますが…

よっしー
そうね、お酒なんかそうよね。糖質はどうかしら?

 

赤ちゃんは糖新生能力が未発達です

じつはヒトの母乳には糖質や脂質が意外に多いです。母乳の成分をカロリー比で見ると、糖質46%・タンパク質7%・脂質47%です。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によれば、いわゆる「バランスの良い食事」というのは糖質50~65%・タンパク質13~20%・脂質20~30%の食事ですよね。かなり違います。

筋肉量が多い方は運動によって筋肉からアラニンというアミノ酸が多く放出されて、それが肝臓で糖を作り出す「糖新生」の材料になります。

しかし極端に筋肉量が少ない方の場合、これが足りないので糖新生の材料が不足してしまうのだそうです。生まれたばかりの赤ちゃんはまだ筋肉が未発達なので、大人よりも糖質が多めに必要なんです。

まだ生まれたばかりでロクに動き回ることも出来ず糖新生能力が未熟な赤ちゃんは、やがて成長して歩くようになって筋肉が発達してくると糖新生能力が向上していくんでしょうね。

寝てばかりの赤ちゃんは母乳を飲み、動けるようになると筋肉の材料であるタンパク質を多く食べるようになるのは当然のことですね。

ヒトの人生においてもっとも筋肉が未発達で糖新生能力が低い時期は、何かの病気を除けば歩きはじめる前の赤ちゃんの時期のはず。

…ということは、母乳と同じ「糖質46%」の食事がヒトが食べていい糖質の最大量であり、歩いたり走れるようになって筋肉が発達するにしたがって糖質の必要量は減っていくのでは?

 

子供の糖質制限は社会生活上難しいよね

親の健康に良くないと思っているものを子供たちに無制限に与えるのはどう考えてもおかしなことです。

まだ糖新生能力が未発達な小さな子供の場合は大人よりもある程度の量の糖質があったほうが安心な可能性はありますけど、おそらく母乳の糖質(46%)以上は必要ないでしょう。

ここから先はよっしーの個人的な考えですけど、子供たちには糖質との上手な付き合い方を教えつつ、少しずつ大人の理想の食事に近づけていけばいいのでは?

子供に「糖質依存になるからお菓子はひとかけらも食べてはダメ!」とか「トマトもにんじんも一切食べてはダメ!」なんて言えないでしょう?

 

 

そこまで徹底させようと思うのなら、社会から隔離して山奥に村を作って糖質制限の学校を建てて…ぐらいのことをしないととても無理ですし、それじゃ宗教団体みたいですよね💦

よっしーの息子たちは基本的に主食は食べませんが、たまに友達とちょっとお菓子をつまんだりすると、その後外で体を動かすなど子供なりに気を付けているみたいです♪

糖質制限の江部康二医師は「子供が糖質制限しても健康上は問題はないが、学校給食などの問題もあるので学校とバトルしてまで糖質制限を徹底させなくてもよい」とおっしゃっています。

「ちょっとでも糖質を摂取してしまったらもう依存症から抜け出せなくなる」とはよっしーは思いません。だって4年前までは普通にお米も果物も食べてきたのに、今こうやって糖質制限を継続できているんですから。

 

お子さんの食事は出来る範囲で焦らずに♪

人生でもっとも糖質を多く必要とする赤ちゃんでさえ、糖質は46%で足ります。糖尿病で血糖値が高い母親の母乳はもっと糖質が多くて、その母乳で育った赤ちゃんは言葉が遅れる傾向があるのではないかというデータもあります。

だから、ヒトにおいてはそれ以上の量の糖質は健全な発達のためには必要でないどころか、多すぎれば有害になり得るわけです。

現在何らかの健康上の効果を期待して糖質制限ダイエットをなさっているお父さんやお母さんは、お子さんには「自分ほどではないにしても、糖質の摂り過ぎにならないような食事」にしてあげるといいでしょうね。

長男の友達でとても賢い男の子は小学6年生の時すでに「先生は糖質が大事だって言ってたけど、本当はあんまり食べなくてもいいんだろ?」と言っていたそうですよ。すごい!

 

 

もしかしたら、密かにみんな三島学先生の「子供の糖質制限」シリーズを読んで家でお子さんたちの食事の糖質を控えめにしているのかも…成績UPのために💦

成長期の子供に大人と同レベルの糖質制限をさせる必要は必ずしもないと思いますけど、糖質を減らす分だけ肉や魚などのおかずを増やすことを大人以上に心がけてくださいね。

そしてお子さんたちが将来「カロリーにだけ気を付けて太らないようにしていたのに脂肪肝や糖尿病になってしまった」なんてことにならないように気をつけてあげましょう。

 

なごみ
赤ちゃんが飲む母乳より糖質の割合が多い食事は必要なさそうですね!

よっしー
母乳がかなり高脂質なことから、脂質そのものが体に悪いわけではないことも分かるわよね。

 

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最後までお読みいただいてありがとうございました♪

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子どもたちのために…
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