矛盾しているかな?
こんなブログを運営しているのに「糖質制限ダイエットを広めなくてもいい」と言うと矛盾していると思われるでしょうけど…
よっしーは、ムリに糖質制限ダイエットを世の中に広めなくてもいいんじゃないかと思うことがあります。
だって、無理な人はいろいろな意味で無理だし、何よりもみんなが糖質制限ダイエットを始めたら肉やチーズが値上がりすると思うからです…糖質制限ダイエットは、限られた人だけのモノでいいんじゃないでしょうか?
「糖質制限ダイエット」というキーワードで検索すると、管理栄養士や医師などの専門家の方々その他一般人の方々が「糖質制限ダイエット良くない!日本人には米が合っていて…」などとお書きになっていらっしゃいます。
中には明らかに事実と違反すること(たとえば、脳はブドウ糖しかエネルギーとして使えない等)もあり、その点に関しては誰かが間違わないように記事にすることはあります。
でも、それ以上になると、もう宗教のようなもの…というか、皆さんそれぞれ自分の「食に対する強いこだわり」があると思うので、めいめい自分の好きなようにすればいいとしか言えないんですよね。
よっしーは子供の頃から米や果物やイモが好きで、脂肪の少ない和食を食べていて運動もしていたのに糖尿病になってしまいました。だから糖質制限ダイエットを試してみたら結果が出たのでこれからもこの方法で行こうと思っている、ただそれだけですね。
栄養学は一通り学んだので、習ったことをすべて否定することになるのは最初は怖かったです。でも、自分の身に起こった結果がすべてだと思いました。
大学の同級生のお父様も10年来の糖尿病で、カロリー制限で改善しなかったのが糖質制限でかなり良くなったという話を聞いたので、大いに勇気づけられました。
マイペースでひっそりと続けます
皆さんも、周囲の人に何とかして糖質制限ダイエットの素晴らしさを叩きこんでやろうなんて思わないでください。おそらく、その努力は無駄に終わることになるでしょう。
面白いじゃないですか、その方の健康状態を長期的に観察してみるというのも。よっしーは、糖質摂取時代は脂肪肝でコレステロールが高かったのがすっかり治っちゃいました。
そして何かと「○○派」「××主義」などと食事や運動の方法をめぐって対立しがちですけど、それらの方法って併用することもできますし、いちいち対立する必要がないと思うんですよね。
糖質制限ダイエットが流行したおかげで糖質オフな食品が次々と新発売されるのはとてもありがたいことですけど、みんなが糖質制限ダイエットを始めてしまうと、半額の肉やチーズを悠々とGETすることが出来なくなってしまいそうで怖いです。
そういうわけで、よっしーは周囲の人にはほとんど糖質制限ダイエットの良さについて自分から語ることはありません。何か訊かれたときは答えますけどね。
わかってもらいたい人がいる…
赤の他人であれば、その人が糖質制限ダイエットをするべきかどうかははっきり言ってどうでもいい…というか、その人が自分で決めればいいと思ってます。
でも、大事な家族など、あなたの周囲にどうしても糖質制限ダイエットを理解してもらいたい人がいる場合は、どうしたらいいでしょう?
先日、ある方から「糖質制限ダイエットを始めたよ」というメールをいただきました。機会があり、糖質制限の本をその方に1冊差し上げたことがあったんです。
たぶんしばらくは、いろいろ情報を集めていらっしゃったのでしょう。それで「どうやらこれは良さそうだ」ということになり、始めてみたようです。
とても賢い方なので、じっくり調べてから始めようと思われたのだと思います。よっしーの場合は、まず試してみたいと思う性格です(*´艸`*)
ヒトは自分に都合のいい情報を欲しがる
ネットやテレビ、本など、世の中にはダイエットや健康に関するいろいろな情報があふれています。その中には、糖質制限ダイエットに対して肯定的な情報もあれば、そうでない情報もあります。
ヒトは知ってか知らずか、自分が信じたいと思うほうの情報を集めたがるものです。だから、糖質制限をしたいと思っている人は成功例を探しますし、糖質制限を良く思わない人は失敗例だけを探そうとします。
どんなに分かってほしいと思っても絶対に分かろうとしない人もいますので、相手を無理に説得しようと思ってはいけません。何より、自分のエネルギーの無駄遣いですからね。
また糖質制限ダイエットで糖尿病のコントロールがうまく行っている方たちは特に「なんであの人は糖質制限しないんだろう」と思って教えてあげたくなることもあるかもしれません。
でも、中には、すでに糖尿病腎症などの合併症が進行していて、糖質制限をしたくても医師から禁止されている方もいらっしゃるんです。
生まれつきの病気で、高脂肪食が合わない人もいます。だから、相手のほうから質問してこない限り、勧めないほうがいいかもしれません。