お医者さんたちは糖質制限ダイエットをどう思っているのかな?

糖質制限のことを考えるお医者さんたち
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現場のお医者さんたちは糖質制限をどう思っているの?

このごろ、ネットの糖質制限叩き記事が本当に増えたなーと思います。中には、ご飯150gには食物繊維がたったの0.45gしか含まれないのに「糖質制限で食物繊維が不足して腸に良くないです!」というものも…

でもお医者さんがそのテの記事を書いている場合、その先生の名前でネット検索してみるとたいていどこかの団体名がヒットするので「あーそういうことか」と妙に納得しちゃうんですけど。

何かの団体に所属している先生方のおっしゃることはともかく、そういうしがらみとは無関係の一般の医師たちは糖質制限のことをどう思っているのでしょう?

日本人医師を対象としたアンケートでは過半数の医師が糖質制限を支持し、3人にひとりは自分も糖質制限を実践しているということですが…

 

 

姉妹ブログ「あなたの血糖値、大丈夫?(糖尿病患者さんとそのご家族向けのブログ)」には記事にしたのですが、よっしーは昨日主治医と話してきました。

よっしーの主治医は総合病院勤務の糖尿病専門医で、NST(栄養サポートチーム…医師や栄養士のほか複数の職種でそれぞれの専門知識を生かし、個々の患者さんの体格や病状に合わせた栄養治療を実施する)の一員です。

だから普通の糖尿病専門医よりは、食事療法について強い関心のある先生なんじゃないかなぁと思います。今回は、そんな主治医との会話で感じたことなどを…

 

にゃご
よっしーの主治医は栄養学に興味がある先生なんだな。

よっしー
そうみたいね。日本の医学部ではふつう、栄養学は勉強しないのであまり知らない先生が多いと思うわ。

 

私の主治医は現実を知っています

どこかの企業や団体とかかわりのあるお医者さんたちは「糖質制限なんて必要ありません、バランスよく食べていれば糖尿病などの病気を予防できます」とおっしゃいます。

また「砂糖や白米は確かにあまり良くないかもしれませんが、玄米なら良いのです」とも。しかし江部康二医師は、白米だと血糖値が240まで上がるのが玄米だと220だとか…あまり意味がないと思いませんか?

何らかの商売がらみの先生たちは、その商品が売れなくなるようなことをおっしゃるわけがないですよね。テレビの健康番組も、スポンサーに配慮した内容を放送します。

 

 

実際に糖尿病患者たちを診察している現場のお医者さんは、どうでしょう?昨日主治医といろいろな話をしました。

主治医はどちらかというと糖質制限のことは認めてくれている感じなのですが、賛否両論あるということがちょっと気になっている様子でした。

そこで「先生、私の知っている方の中には従来の食事療法をしていて片目が見えなくなった人や人工透析になった人もいます」と話したとき、一瞬先生の顔が曇ったのを見逃しませんでした。

そして「そうなんだ…💦」とおっしゃいました。決して「その人たちは真面目に食事療法を守らなかったんだね、ちゃんと真面目にやっていればそんなことにはならないよ」とはおっしゃいませんでした。

 

 

よっしーが通うのは大きな総合病院の糖尿病内科で、どちらかというと軽症ではない患者たちが通院しています。当然、糖尿病合併症で苦しむ患者も多いでしょう。

「もっと〇〇を食べましょう」という趣旨の団体とかかわりがある医師たちは「バランスよく〇〇をしっかり食べましょう」「〇〇は健康に良い」とおっしゃいます。あるいは単にご自身が〇〇大好きなだけという場合もあるかも。

でも実際にたくさんの糖尿病患者を診察しているお医者さんは、バランスの良い食事では病気が進行する、救われない患者がたくさんいることをその目で見てご存知なのです。

「きちんと僕たちの指導を守っていればまず合併症にはなりませんよ、大丈夫です!」とは主治医はおっしゃいません。だって実際…そうではないことがよくあるからです💦

 

選択肢が早く正式に増えることを祈っています

アメリカでは肥満が多いこともあり、糖尿病を発症する方はかなり多いのですが、その後糖尿病合併症になる方が1990年あたりからぐっと減っているそうです。

日本では糖尿病が原因で視力を失う方や脚を切断する方、人工透析を始める方がかなり多いのが現実ですが、何が違うのでしょう?日本の医学がアメリカと比べて遅れているとも思えませんけど。

日本では摂取エネルギーの5~6割を糖質から摂取する食事を「唯一無二の方法」として正式にはそれ以外の方法は認めていません。

それに対してアメリカでは現在、糖質制限も糖尿病患者の食事療法のひとつとして正式に認めています

 

There is not a “one size fits all” eating pattern for people with diabetes. Many different eating patterns are reasonable for managing diabetes.

 

上はアメリカ糖尿病学会のサイトからの引用です。糖尿病患者すべてにピッタリ合う食事法は存在しないので、いくつかの選択肢の中からそれぞれ自分に合うものを選ぶべきだというのです。

日本ではどうも体質の違いを無視して「日本人なら〇〇を食べるべきだ」とか「みんな同じことをしなければいけない」と思われがちな気がします。

でもね、たくさんの患者さんたちを診ているお医者さんたちだって本当は分かっているんです。たったひとつの食事方法ですべての人を救うことはできないという現実を…

だからこそ「表向き患者さんたちには糖質制限を指導しないけど、日本人の医師の3人にひとりは自ら糖質制限を実践している」のでしょう。危険ならお医者さんもやらないですよね。。

みなさんも、どこかの宣伝のようなネット記事やテレビの健康番組は参考程度にしかならないことをきちんと理解して、自分の食べるものは自分で考えて選ぶようにしませんか?

 

追記「お医者さんたちは糖質制限ダイエットをどう思っているのかな?パート2」もぜひ併せてお読みください♪

 

にゃご
お医者さんを信じるなら、企業の広告塔じゃない先生を信じたほうが良さそうだね。

よっしー
なんといっても私たちは自分の健康が一番大事なのよ!

 

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最後までお読みいただいてありがとうございました♪

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