タンパク質を減らすと体重が減る理由

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痩せるだけなら方法は山ほどあります

世の中には、本当にたくさんのダイエット方法があふれています。みなさんが好きなダイエット方法はどんなダイエットですか?

よっしー、若い頃はいろいろなダイエットを試したことがあります。「肉まんを食べる時は野菜ジュースを一緒に飲めば太りにくい」なんていうモノもありましたが、残念ながらよっしーには効果は全く感じられませんでした。

 

 

 

 

実は「体重を減らすこと」が目的であれば、糖質制限ダイエットよりもぐっと簡単に早く目標を達成できる方法はいくつもあるんですよ。

よっしーも大学生の時、2か月で11キロ体重を落とすことに成功しました。その時は朝食と夕食を低カロリーのドリンクやスープにチェンジして、ひたすらジムで運動しまくりました。3ヶ月目にプールサイドで立ちくらみがしたので中止しました。

ダイエットでまず減らすべきとされるものは、人によりますが糖質や脂質であることが多いですよね?しかし、タンパク質を減らすダイエットを行うといったい何が起こるのでしょうか。

今回はそんなお話です。「とにかく早く痩せたい」と思っている方たちに特に読んでもらいたいです。

 

タンパク質を1日40gに制限したらどうなった?

糖尿病と診断された最初の年、「糖尿病患者は糖新生が亢進していることが多いのでタンパク質の摂りすぎに気を付けたほうがいい」という話を聞きました。

なんでも、出来る限り糖質を制限してタンパク質の摂取量を1日あたり40gまでに抑えれば、脂質はしっかり摂取してもいいのだとか。

糖尿病患者のよっしーはさっそく試してみました。朝食と昼食を水野スペシャル(ブラックコーヒー+生クリームたっぷり)にして夕食は肉とサラダなどにしてみると、脂質(カロリー)はたっぷり摂取しているにもかかわらず1日あたり500gぐらい体重が落ち、血糖値も良好になってきました。

 

 

 

 

「これはすごい!」と喜んだのもつかの間、1週間ばかり経過するとだんだん筋肉量が減り始めました。体脂肪計には筋肉量を表示する機能があるんですが、これが明らかに減ってきたんですよね。あわててタンパク質制限は中止しました。

また、ちょうどこの頃に糖尿病内科の診察に行くと、主治医から「どうしたの、これ…」と言われました。いつも正常値だった尿酸値が異常に高い値(9.6)になり、尿タンパクや潜血まで出ていたからです。このとき以降、タンパク質制限はしていません。

念のため申し上げますが、これ、水野スペシャルは何も悪くないんですよ~。あくまでも「1日3食のうち2食をこれだけで済ませちゃった」ことが、よっしーの場合はタンパク質不足につながったわけです。

 

穀物や野菜中心の食事でも痩せます

「お米はダイエットに効果的だ」「私はお米や野菜中心の食生活で痩せました」という方はたくさんいらっしゃいます。よっしーも若い頃は普通に雑穀入り玄米を食べていても痩せましたので、それは分かるんです。ただ、痩せても糖尿病は発症しましたけど…

穀物や野菜に含まれるタンパク質はわずかです。肉や卵や魚「も」しっかり食べていればいいんでしょうけど、穀物や野菜ばかりに食事が偏ると、どうなるでしょう?

実は、筋肉は毎日少しづつ分解されては新しいものと入れ替わっています。タンパク質が不足していると最初の数日はどうってことありませんが、やがて筋肉の材料が不足してしまいます。

筋肉が減るので基礎代謝量が減り、痩せにくくなるのでますます食事量を減らさなくてはいけなくなります。こうなると悪循環にはまってしまいます。

 

 

 

糖質をたくさん摂取しても筋肉の材料にはなりません。確かに、糖質制限をしているとタンパク質の一部は「糖新生」に回されるので糖質制限ダイエットではタンパク質を余計に摂取する必要がありますが、逆に糖質を過剰摂取したからといってタンパク質が不足していては筋肉は増えないのです。

よっしーの友人は大学時代、洋服を買いすぎてお金がないとかで食事をご飯とみそ汁だけにしてみるみる8kg痩せましたが、8kgも痩せた割に体脂肪率はそれほど落ちなかった上、体調が悪化したそうです。

「粗食にしたら体重もウエストも減った♪」と喜んでいても、じつは体脂肪だけじゃなく筋肉も減ったのだとしたら、かえって良くないかもしれませんね。体脂肪と筋肉が同時に減ると、もっとも短期間で体重が減るでしょう、ウエストサイズもね。

特に中年以降の方は、太ももの筋肉が減ると太ももがサイズダウンして細くなりやすいそうです。「やったー、脚が細くなったわ!」と喜んでいる場合ではないかもしれません…

かの有名な「ライザップ」で指導している食事は、低糖質・高タンパク質食です。いくら筋トレさせても、タンパク質が足りなければただやせ細るだけです。

 

タンパク質でもインスリンが分泌されるそうですが…

タンパク質制限で体重が減ったもうひとつの理由は、タンパク質のおかずに含まれるある種のアミノ酸によるインスリン分泌が減ったせいもあるでしょうね。

実は、人によってはタンパク質摂取によって血糖値が上がったりインスリンが分泌されやすいです。1型糖尿病の方の場合は顕著ですが、重症ではない2型糖尿病患者の中にもアミノ酸によってインスリンが分泌されやすいタイプの方がいらっしゃるそうですよ。

食べたタンパク質が直接血糖に変わるわけではなく、あくまでも「インスリンを分泌させる」んです。健康な方では血糖値を上げるグルカゴンというホルモンも同時に分泌されるので血糖値はプラスマイナスゼロですが、糖尿病患者はインスリンを十分に分泌できないので血糖値が上がります。

 

 

 

 

おそらくまだ糖尿病ではない方の中にもいらっしゃるでしょう、十分なインスリンを分泌できるので表面上、血糖値の上昇は見られないので問題にならないだけで…

糖質をきっちり制限してもなかなか痩せにくい方たちの中には、インスリンが多く出ているせいで痩せにくいと思われるケースがあるそうです。太っているので普通より大量にインスリンを分泌しているので、ますます痩せにくいとこういうわけです。

だからといってタンパク質を減らしすぎると今度は筋肉が減ります。その場合は、1度に食べるタンパク質の量を減らして食事の回数を多くするとうまくいくことがあるそうです。気になる方は1度試してみてくださいね。よろしければ、過去記事もお読みください。

→タンパク質でも血糖値が上がることをどう捉えるか
→タンパク質でも血糖値が上がることをどう捉えるか その2

 

じゃあ「バランス良く」食べるべき?

主食をしっかり食べて、タンパク質のおかずもきちんとバランス良く食べて痩せましょうというのは別にいいと思うんですよ。個人の自由ですし。

ただ、よっしーのように生まれつき糖質の処理が苦手な体質だとその方法で肥満は防げても糖尿病の発症は防げないこともあるので気を付けましょうというだけで…

「私はお米を食べてもちゃんと痩せました」という方がいらっしゃったとしても、その方の親御さんのどちらかが2型糖尿病であればやっぱり心配です。親御さんが非肥満体型で発症したのなら、なおさらそうですよね。

 

 

 

これは管理栄養士などの専門家の方でも、自分が糖尿病を発症してみないとなかなか理解してもらえないことだと思います。よっしーも、自分が糖尿病患者になるまでは分かりませんでした。食後血糖値なんて測ったこともなかったのでね。

どんなダイエット方法を選択するかは、個人それぞれで体調を見ながら自分で選択してください。そして、体質の違いというものがあるので、誰かが「私には糖質制限ダイエットは合いませんでした」と言っていたとしてもあなたにも同じことが当てはまるかどうかはわからないのです。

よっしーの場合は、生まれつき糖質の処理が苦手でタンパク質は多めに摂取したほうが体の調子が良いみたいです。これからも、良いと思う食事を続けて行こうと思います。

 

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最後までお読みいただいてありがとうございました♪

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