とても悲しくて残念なことです
昨日、とてもショックなことがありました。
ご飯と日本酒が好きで、よっしーに「糖質制限なんてダメだ、ご飯も食べなさい」と言っていた親戚のおじさんが末期ガンであとどのぐらい生きられるか分からないということを聞かされたのです。
お正月を迎えられるかどうかも分からないとのこと、もう、ビタミン・ケトン療法なんていうことを試す段階ではなくなってしまいました…そもそもこういうことは、本人がその気にならないとどうしようもないですし。
ただ奇跡が起きてほしいと願うしか、私にはできません…
おじさんは糖質をどれだけ食べても少しも太っていませんでした。だからこそ「私は痩せてるから糖質制限ダイエットなんて必要ないもーん」と言っている人たちには、油断して欲しくないと思います。
糖質制限ダイエットの効果はダイエットと糖尿病だけではない
糖質制限ダイエットを行っている方は「ダイエット目的」か「糖尿病の方」のどちらかであることが多いようですね。
しかし、糖質制限ダイエットはこれらの2つ以外にもいろいろ効果がありそうだと思います。よっしーの夫は花粉症がほとんど治りました。
生まれつきの難病で、ケトン食(糖質制限に加えて、タンパク質のある程度制限して脂質を多くした食事)を食べているお子さんたちも知っています。
人間が他のどの動物よりもいろいろな病気に高い確率でかかるのはなぜかと考えると、やはり現代の人間の食生活の影響がかなり大きいと言わざるを得ません。
ちなみに、ペットとして飼われている犬や猫は、けっこうな確率で糖尿病になるそうです。
糖質制限ダイエットで何もかも治るわけではない
ただ、病気のすべてが食事と関係があるわけではありませんよね。中には、食事は全く無関係に発症する病気もたくさんあります。
また、糖尿病の合併症も、初期のうちなら改善できますが、あまりにも進行してしまっていると、あとはどんな治療をしても改善することは出来ないのだそうです。
だから「糖質制限ダイエットさえやっていれば万事OK」とは思いません。
でも、いくつかの病気を未然に防いだり、改善することが出来る可能性があるのだとしたら、それはやってみる価値があるじゃないですか。
お医者さんが治せない病気は、山ほどあるんですから。
少なくとも、ネットによくある、根拠が良く分からない健康食品会社の怪しげな高額なサプリなどを買うよりはよっぽど良いと思いますが。
糖質を食べない人もいるんだなぁ、と思って欲しい
しかし、「糖質制限ダイエットというライフスタイル」を継続することは、日本ではまだまだ大変なことなのかもしれません。
よっしーは糖尿病患者なので、外食時にお店の方に「すみません、わたし糖尿病で糖質制限をしているので…申し訳ないけど、ライス抜きでお願いできますか?」などと普通に言えます。
でも、糖尿病ではない女性の場合「あなた痩せてるのにダイエットしてるの~?」と言われて困惑してしまった経験があるそうですよ。
ダイエットとか糖尿病の人だけの問題じゃなくて「ああ、糖質を食べない人もいるんだなぁ」ぐらいに世間が思ってくれるようになるまでには、まだまだ時間がかかるかもしれませんね。
中には、商売の関係上、どうしても糖質制限ダイエットの流行が許せないという方たちもいらっしゃいますし…
「あなたはあなた、私は私」と誰もが普通に思えるようになれば、この社会はずいぶん平和になるとよっしーは思うのですが…いつか、そうなる日が来るでしょうか。