iHerb（アイハーブ）には糖質オフな商品がたくさんあるが…
糖質制限ダイエット中のみなさん、アメリカのショップ「iHerb」は利用していますか？よっしーは糖質制限を開始した年の秋に友人から勧められて以来、毎月愛用しています！
中でもタンパク質が15gも摂れてめちゃくちゃ大きくて美味しいQuest Nutritionプロテインクッキー（チョコレートチップ味）がとっっても気に入ってリピートしています。
これ文句なしに美味しいのですが、糖質量の表示をめぐってちょっと困ったことが…それは、よっしーの夫のひと言でした。以下のマンガをお読みください♪
商品パッケージに「SUGAR<1g」とありますし、iHerbの商品ページには「Sugars<1g」と書かれています。夫が「糖質1g未満」と思ってしまったのも無理はないです💦
でもね、じつはこれ「糖質1g未満」ではないのです。日本の製品でも炭水化物？糖質？糖類？とうっかりしてしまいがちですが、海外製品はもっと分かりにくいみたい。
日本の製品でもうっかり間違えてしまう方は多いですよね。
そうね…まして海外のものだと慣れないうちはちょっと分かりにくいみたい。
実質的な糖質量をどうやって知る？
iHerbはアメリカのサイトですが、40ドル以上注文すれば日本まで送料無料で1週間ぐらいで送ってくれるので本当に便利で有難いお店です。
日本語表示がされているので日本人でも安心ですけど、表示の仕方がちょっと分かりにくいこともあるかもしれません。上のプロテインクッキー（チョコレートチップ味を例に挙げて説明します。
商品ページを見ると「総炭水化物19g」「食物繊維9g」「糖＜1g」「エリスリトール６g」とあります。
総炭水化物（Total Carbohydrate)は、糖質（Available Carbohydrate）と食物繊維（Dietary Fiber）を足したものです。食物繊維はヒトはほぼ利用できません。
厚生労働省の栄養摂取ガイドラインなどを見ると「Available Carbohydrate」という言葉が出てきますが、iHerbではこの言葉はあまり使われていないようですね。
そして「Sugar」は砂糖を指す言葉ですが「Sugars」と複数形になると「糖類」を指す言葉になるようです。
糖類は単糖類（ブドウ糖や果糖など）、二糖類（砂糖の主成分であるショ糖や乳糖など）のことを指します。しかし「糖類」に含まれなくても「糖質」に含まれる糖はいろいろあります。
ややこしいですが「糖類ではない糖質」の中にはでんぷん（体内でブドウ糖になる）のように血糖値を上げるものとエリスリトールのように血糖値を上げないものが混じっています。
だから「血糖値を上げる実質的な糖質量」は、【総炭水化物】から【食物繊維】と【血糖値を上げないエリスリトールなどの甘味料】を引いた残りの量になります。
今回紹介したクッキーの場合、19－9－6＝4gが実質的な糖質量で、そのうち血糖値を特に上げやすいとされる糖類は１g未満ということです。
マルチトールやイヌリンは血糖値を上げるの？
「糖類」ではないが「糖質」に含まれる糖アルコールのうち有名な「エリスリトール」だけは血糖値を上げません。これは、よっしーも血糖値測定実験をして確認済です。
でもその他の糖アルコール「キシリトール」「マルチトール」「ソルビトール」は砂糖の半分くらい血糖値を上昇させると考えられるそうです。
マルチトールはiHerbの商品にもけっこう使われている場合がありますが、たとえばマルチトールが10g使われている商品なら実質的には糖質５g分とカウントすればいいのです。不安な方は血糖測定を。
またイヌリンはキクイモで有名な多糖類ですが、ヒトが摂取してもほとんど吸収されずに体外へ排出されるので水溶性食物繊維の扱いになっています。
よっしーもキクイモを50gほど食べても血糖値はまったく上がらなかったので安心して食べています。
日本語の「糖質」に相当する言葉はアメリカではあまり使われないようなので、iHerbなどの海外サイトで買い物するときはちょっと分かりにくいもの。よくチェックしましょうね！
炭水化物、糖類、糖質、シュガー…ややこしいですがそれぞれの違いを理解してから選びたいですね。
私が購入して使用したことのあるiHerb製品は別ブログにまとめてあるので、興味がある方はチェックしてみてね♪
