糖質制限ダイエットは危険で辛い!?
このごろ日本ではあちこちで「糖質制限へのネガティブキャンペーン」が繰り広げられているようで…
「砂糖の売り上げが落ちているからみなさん砂糖をもっと食べましょう」などと、もうなりふり構わない感じのプロジェクトまで登場しました。そこに「脳の唯一のエネルギーはブドウ糖です」と書いてあり、指摘してもずっと訂正されない状態が続いています💦
テレビ番組、それも人気のある番組で糖質制限をdisるような内容が放送されると動揺してしまう人が増えるのは分かります。
この後で糖質制限派のお医者さんたちの見解をリンクとして貼っておきますので、不安のある方はゆっくりお読みになってくださいね。
テレビ番組を観て「あーっやっぱり糖質制限のやりすぎは良くないんだわ…」と思った方はどうぞ糖質制限ダイエットをやめてください。
深く理解できていないまま何となく継続するのは確かに「危険」ですし「辛くてたまらない」と思います💦それにきちんと理解していても実際に合わない方はいらっしゃいます。
それに漫画のように、糖質制限をしている人があまり多くないほうが私たちは半額肉を買えるのでありがたいんですよね、正直に言うと。
みんなが肉を買うようになったら確かに困るニャー!
そうでしょう!?
糖質制限ネガティブキャンペーンへの反論
私は最近の結論ありきの「糖質制限をdisるテレビ番組」は時間の無駄なのできちんと観なかったのですが、気になる方たちのために医師たちの見解記事をまとめて貼りますね。
また当ブログの過去記事(まとめ記事)も貼っておきますので、よろしければお読みください。
日本人全員が糖質制限をするわけにはいかない
いくら糖質制限ダイエットが流行っているからと言って、日本人全員がお米を食べるのをやめて糖質制限を始めてしまうと確かに大変なことになるでしょう。下手すりゃ日本が終了?
でも絶対にそんなことにはならないので大丈夫です!こうして定期的にネガティブキャンペーンがありますし、なくても多くの方は途中でやめてしまうからです💦
それに何らかの病気や体質をお持ちで糖質制限がどうしてもうまくいかない方がいらっしゃいます。
ピーナッツアレルギーの方がいらっしゃるからといってピーナッツが悪ではないように、糖質制限が合わない方もいらっしゃれば何の問題もなくできる方もいるということです。
いろいろな方がいるわけですから、みんなそれぞれ自分に合った食事をすればいいんじゃないでしょうか。
日本は不幸なことにお米はたくさん作れてもその他の食料は輸入に頼りがちなので「もっとお米を食べましょう」というキャンペーンが定期的にあるのは仕方がないことです。
もし日本人のほとんどが糖質制限をするようになれば、半額肉の奪い合いになるでしょう。漫画ではおにぎりですが、実際に半額のパンが入ったワゴンに開店と同時にわっと人が押しかけるということはありました←巻き添えで突き飛ばされた💦
だから糖質制限は危険で辛いからやめる!という方が周囲にいたとしても、別に止めないでそのままにしましょうよ(家族など大切な人の場合はそうもいきませんが…)。
どの方法を選んでも誰も責任を取ってくれないです!
残念ながら、あなたが糖質制限ダイエットがたまたま体に合わない可能性はゼロではありません。ちょっとばかりやり方がまずかったのかもしれませんし、正しく実践しても合わないこともあり得ます。
その場合は誰も責任を取ってくれない…と思われるでしょうが、他の食事療法に関してもじつは「誰も責任を取ってくれないのは同じ」なんですよね。
日本では年間に3000名が糖尿病が原因で失明し、16000名が糖尿病が原因で人工透析を開始しています。
糖質制限が流行りだしたのはここ数年ですし、私の糖尿病の主治医によれば「ほとんどの人はすぐ挫折しちゃうので、きっちり糖質制限を継続している患者はほとんど知らない」とのことです。
つまり糖尿病で目が見えなくなったり人工透析になった方たちの食事内容は「病院で指導されたカロリー制限食」または「病院の指導を守らずに好きなものを食べてしまった」のどちらかである可能性が高いわけ!
Twitterでもフォロワーさんから「お客様が病院の指導を守っていたのに失明してしまった」等の話をたまに聞きますが、何とも悲しいことです。私の友人きいちゃんもそうです💦
医師が診療ガイドライン通りに患者さんの治療を行っていた場合、残念ながら患者が失明したり人工透析になっても医師がその責任を問われることはまずありません。
どの食事療法を選んだとしても、誰も責任を取ってくれません。病院の医師だけではなく、他のどんな方もそれは同じはずです。だからこそ、良く自分で考えましょう。やるのもやめるのもあなたの自由です。
糖質制限を危険だと思うなら自由にやめてもいいんだニャー!
そうね、ただしやめるのは自分の意思だから、その結果は自己責任ということを忘れないでね。