NHKスペシャル人類誕生…大昔の人類は何を食べていたのか?

NHKスペシャル『人類誕生』とても面白いです

先日、テレビでとても面白い番組を観ました。NHKスペシャル『人類誕生』です。全3回の放送で、これまでに2回放送され、3回目は2018年7月8日(日)21時からです。楽しみです♪

私たちの直接の祖先はホモ・サピエンス(私たちもそうですが、ここでは昔のご先祖のことをさします)ですが、じつは大昔にはホモ・サピエンス以外にも人類が存在しており、すべて滅びてしまいました。

その中でもネアンデルタール人は、現代人よりも脳の容積が大きく、どうやら言葉を話していたらしいと言われています。また身体能力も高かったようです。

そんなネアンデルタール人は、ある時期ホモ・サピエンスのすぐ近くで生活していました。私たち現代の日本人の遺伝子を調べると、平均で約2%ほどネアンデルタール人の遺伝子が入っているそうです!

しかし、ネアンデルタール人は絶滅してしまいました…彼らは身体能力が高く、大型の動物をつかまえて食べることができ、また貝殻のペンダントを身に着けるなどオシャレでもあったようです。

よっしーは大昔に生きて今は絶滅してしまったネアンデルタール人と、私たちの祖先ホモ・サピエンスが当時どんなものを食べていたのかに強く興味を持ちました。今回はそんなお話です。

にゃご
ネアンデルタール人は亡くなった仲間に花を供えたり、体が不自由な仲間をいたわって暮らしていたと言われているよな。

よっしー
そうね…ラルフ・ソレッキ博士の調査にはとても興味があったわ。

ネアンデルタール人とホモサピエンスの食生活は?

化石に残された歯石の調査により、大昔の人たちが食べていたものが明らかになってきました。

ネアンデルタール人は体長4メートルもあるサイの一種ケブカサイやヒツジの肉などの他、居住地域によって松の実、コケ、キノコなども食べていたそうです。

ネアンデルタール人は非常にがっちりと筋肉質な体つきだったようです。それでケブカサイのような大きな動物を捕まえて食べることができたわけです。

一方ホモ・サピエンスはというと、ネアンデルタール人ほど身体能力が高くなかったのでウサギのような小さな獲物をつかまえて何とか食いつないでいたようです。

しかし一人一人は弱いけれど、彼らは仲間で協力し合うようになり、また飛び道具も発明しました。おかげでそこそこ立派な獲物を捕まえることができるようになりました。

当時のホモ・サピエンスはゾウや牛などの大型動物やシカ、イノシシ、ウサギなどの肉の他、木の実などを食べていたと思われます。

ちなみに日本で縄文時代に入ると狩猟はそのまま続いていましたが、木の実などを採集して食べる割合が増えたと言われています。

旧石器時代と比較すると縄文人に虫歯が明らかに多かったのは、木の実を食べる量が増えて糖質摂取量も(現代ほどではないにせよ)増えたのが原因かな??

人類は肉食によって進化してきた!

人類の遠いご先祖様は、じつは最初は葉っぱや果物を食べていました。それが氷河期に入り森林が減少したのをきっかけに、肉や魚をメインに食べるように変化していきました。

ヒトはライオンやトラのようなキバはありませんが、道具を発明して肉を切り分けることができたのでキバは必要なかったんですね♪みなさんもキバはないけどステーキは食べられるでしょう?

ヒトの脳の50~60%は脂質から構成されていますが、このうち約3分の1はアラキドン酸やドコサヘキサエン酸です。

アラキドン酸は肉、ドコサヘキサエン酸は魚の脂に多く含まれています。これらはヒトの体内では合成することができないものです。

葉っぱや果実をメインに食べる生活から肉食に切り替わったことで、ヒトの脳は大きく発達して高い知能を持つようになったんですね!

ネアンデルタール人もホモ・サピエンスも、動物の肉をメインに食べて生活していました。残念ながらネアンデルタール人はホモ・サピエンスに負けてしまったわけですけど、彼らのDNAは今でも私たちの中に息づいています。

大昔の私たちの祖先は、肉や魚をメインに食べながら妊娠出産し、子供たちを育て、無事に命をつないできました。

専門家の中には「縄文時代より前はみんな糖質制限的な食事をしてきたので糖質制限は良い食事ですが、妊婦さんと子供はやってはいけません」とおっしゃる方もいますね。

ネアンデルタール人やホモ・サピエンスの妊婦や子供は、何を食べていたんでしょうか…食べたくても、当時はまだお米も清涼飲料水もお菓子もありませんでしたが…!?

また「糖質制限すると動脈硬化になる」「糖質制限すると糖尿病になる」などといろいろ脅して糖質制限をやめさせようとする方たちもいらっしゃいますが、大昔の人は糖尿病や動脈硬化だらけだったのでしょうか?よく生き延びてこられたものです!

最近の研究で、縄文時代の人は確かにケガや感染症などで子供のうちに亡くなる者は多かったけれど、じつは3人にひとりは65歳以上まで生きていたのではないかということが分かりました。

それと、白米を中心に食べていた江戸時代よりも縄文時代のほうが日本人の平均身長が高かったのは有名です。仏教伝来の後、肉食が禁じられてから日本人の身長はどんどん低くなっていきました。

成人男性の平均身長がたったの155cmしかなかった時代に西郷隆盛さんや大久保利通さんは長身でしたが、薩摩藩では昔から豚肉を食べていたんですよね…やっぱり肉は大事ですね。

縄文時代は思うように獲物が獲れない日もきっと多かったはず。仮に彼らが食べたいだけの肉を手に入れることができていれば、もっと体格が良かったに違いありません。

現代人は何を食べて生きていくべきか…

大昔の私たちのご先祖様は、獲物を捕まえてその肉を食べることによって脳を大きく進化させました。偶然の出来事とは言え、とてもラッキーでした。

しかし農耕が開始されると、お米や小麦などは貯蔵しておくことができますし、そのほうが安定して食糧を得ることができると言うわけで次第に穀物中心の食生活になってしまいました。

それでも昔はまだよかったんです。摂取した糖質を過酷な労働によって消費することができていましたから…もっとも、長生きすることは出来なかったようですけどね。

現在では多くの方がロクに体を動かさないにもかかわらず、ほとんどの方にとっては別に必須ではない糖質をたっぷり食べないと健康に悪いよと教えられ、多くの方が何の疑問も感じずにそのようなものを多く食べて生活習慣病になってしまいます。

いまさら大昔と全く同じ生活に戻ることはもう不可能です。しかし、大昔に生きたご先祖様たちの生活から何かのヒントを得ることは出来るはずです。

私たちの中に今でも息づくネアンデルタール人、今はもういなくなってしまった彼らのDNAは現代の私たちの生き方を見て何を思うでしょうか。

にゃご
誰よりも「健康的」な食事に気を付けているはずの現代人はなぜ病気にかかりまくるのかを考えてみないといけないよな。

よっしー
そうね、答えは非常にシンプルなのかもしれないわ。

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