異色の経歴の持ち主の糖尿病患者です
みなさんこんにちは!2型糖尿病で糖質制限を実践している女性患者のよっしーと申します。今さらですが、当ブログに初めてお越しいただいた方へのご挨拶となる記事を書いておこうと思います。
私が小学生の時に父が糖尿病と診断され、子供心にとても怖いと思って栄養学や運動生理学を学べる大学へ進学しました。ジムに週5日通い、大学卒業後はジムでフィットネス指導者として働いていました。
ところが20代半ばで長男を授かったとたんに、食べ過ぎたわけでも太ったわけでもないのに妊娠糖尿病になってしまい、産後はいったん正常になりましたが次男を妊娠するとまたまた妊娠糖尿病になってしまいました。
産婦人科医からは「カロリーに気を付けて太らないようにしなさいね」としか言われず、産後は実家に子供たちを預けてジムに通っていました。食事は玄米を中心とした脂質制限の食事でした。
ところがある時から異常にのどが渇くことに気付きました。ジムで本格的な筋トレに励んでいたので「運動しているのでのどが渇くのかもしれない」と思ってそのまま放置してしまいました。
そして約1年後、風邪で寝込んだのをキッカケでどんどん体調が悪化し「このままだと死ぬかもしれない」と思って救急外来に連れて行ってもらうと「血糖値が475あるので今すぐ入院してください」と言われたのです💦
なぜフィットネス指導者で玄米食をしていて誰よりも健康に気を付けていたはずの自分がこんなことになってしまったのだろうか…とひたすら病院のベッドで悩みました。そして「糖質制限」に賭けてみるしかないと思ったんです。
糖質制限ダイエットはなかなか奥が深い…
糖尿病の治療を開始した時は、よっしーは「あと3、4キロ痩せたいなぁ」というぐらいの微妙な体重でした。でもいくら体重が減っても糖尿病患者なので血糖値が乱高下するような方法はいけません。
糖質制限を始めた当初は「糖質さえ制限すれば脂質はいくらでも食べていいから…」という感じでしたが、これだとなかなか思うように体重が落ちなかったのであれこれ試行錯誤しました。
そして自分の経験の他、同じように糖尿病で糖質制限を頑張っている仲間たちの話をたくさん聞くうちに「これを糖尿病の方やダイエット目的で糖質制限してみたいと思っている方たちに役立てられるのではないか?」と思って2つのブログを立ち上げたんです。
このブログはどちらかといえばダイエッター向け、姉妹ブログの「あなたの血糖値、大丈夫?」は糖尿病患者さん向けですけど、よろしければ2つのブログを併せてお読みいただけると良いかと思います♪
同じように糖質制限ダイエットを試みてもすんなり痩せる人とそうでない人がいらっしゃるのはなぜだろう?とあれこれ考えていくうちに、少しずつ答えが見えてきたような気がしました。
糖尿病のコントロールとダイエットは一見まったく関係のないことのように思われがちですけど、どちらも「インスリン」というホルモンを無駄に分泌させないようにするという点では共通です。
特に、すでに糖尿病の方や身内に糖尿病患者がいらっしゃる方にはとても効果が期待できるのが糖質制限ダイエットです。ただ早く痩せるだけなら他にもいろいろと方法はありますけどね。
なお、上の画像の「糖質制限の教科書 ビジュアル版」は江部康二医師が書かれた非常に読みやすく分かりやすい本ですので、糖質制限を始める前にぜひお読みになることをお勧めいたします。
個人の体験談なので利用は自己責任で
よっしーは糖尿病患者ではありましたが、その他の深刻な病気があったわけではないので糖質制限をしても低血糖などのトラブルは特にありませんでした。
何らかの病気で高脂肪食が体に合わないと医師から診断されている方や糖新生能力が低下している方には糖質制限ダイエットは向きませんので、別の方法をお試しください。
また、過度の痩せすぎは健康的ではありません。不健康でもいいのでガリガリを目指したいという方も、当ブログではご期待に添えかねますのでご了承くださいませ。
また、よっしーは医師ではなく一切の責任は負いかねますので、ブログの内容は個人の体験であることを踏まえ、情報のご利用は自己責任でお願いいたします。