くら寿司シャリ野菜・初体験♪
お正月、みなさんいかがお過ごしですか?明日から子供の部活があるので、通常モードの生活に戻らねば…朝寝坊禁止です(;^_^A
さて、昨日、遅ればせながらとうとう「くら寿司」のシャリ無しの寿司(シャリ野菜シリーズ)を食べてきました♪
4種類全部食べても糖質は11.4gなので、良いんじゃないでしょうか。味も普通に美味しくて、特に「まぐろ手巻き」「えびマヨ手巻き」が美味しくて食べやすかったです!
ただ、酢漬け大根の汁が下からポタポタ落ちてくるのだけが難点かな?小さい子供は食べにくいかも。でも、行く価値はあると思いました。3年ぶりのお寿司屋さん、嬉しかったです。
回転寿司ですから、普通のお寿司がイヤでも目に入るわけですが、「欲しい」とはまったく感じなかったです、良かった…!
あんなに寿司が大好きだった私ですが、3年間も糖質制限ダイエットしているのですっかり依存が抜けたのかも!?ほっとしましたよ。
砂糖依存症状とは
さて、依存と言えば「砂糖依存症」というものをご存知でしょうか?砂糖を含む甘みは、ヘロインやモルヒネなどの麻薬と同じように脳のβエンドルフィン受容体の部位を活動させる刺激となるそうです。
ラットに砂糖水を大量に与えていると、だんだん砂糖水を飲む量が増えてくるんだそうです。そして与えるのをやめると、ラットは歯ぎしりや震えなど、薬物中毒者と同様の禁断症状を発症したそうです。
ヒトが糖質制限ダイエットを試みる時、多くの健康体の方では何ともありませんが、脂肪酸をうまくエネルギーとして利用できない疾患の方や肝硬変の方などは肝臓で糖をうまく作り出せないために低血糖になります。
しかしそうではなくて、身体的には異常がないのに、震え・だるい・精神的に不安定になるなど、糖質制限ダイエットによって不快な症状が現れる方たちがたまにいらっしゃるそうです。
これはつまり、実験のラットと同じで「砂糖依存症」なのでしょう。普通の人が1日お酒を飲まなくても何も起こりませんが、重度のアルコール患者が同じことをすると、禁断症状が出現するそうです。同じですね!
1996年、アメリカのミシシッピ州クラークスデールは肥満、糖尿病、高血圧、心臓病を抱える住民の割合がとても多いことを受けて小学校からコーラやスナック菓子の自動販売機などが撤去されたそうです。
このクラークスデールでは、多数の住民が砂糖生産に従事していたんだそうです。まぁ、当然そうなるでしょうね…
砂糖だけが悪い!?
ここまで聞くと「そうか砂糖はヤバイんだな、でも悪いのは砂糖だけで、ご飯やパンはゆっくりと消化吸収されるから大丈夫なんだ」と思われるかもしれません。
しかし中学校の理科で習った通り、米や小麦に含まれるデンプンは体内で最終的にはブドウ糖になります。ちなみに砂糖は、このブドウ糖と、果物などに多く含まれる果糖がくっついているものです。
残念ながら、白米やうどん、フランスパンなどGIが高い食品は健常者でもかなり血糖値が上昇しやすいと言われていますし、糖尿病患者ではGIに関係なく、どっちみち血糖値はかなり上がります。
よっしーは以前、2型糖尿病の友人がお寿司6貫で血糖値が250以上になったと聞いたことがあります。仮に同じ量の糖質を砂糖から摂取した場合は血糖値が300になるとしても、300と250の間にどれほどの違いがあるでしょうか?
砂糖と同じように、ご飯やパンも依存症になることがあるのは当然、理解できます。よっしーもかつて、ご飯依存症だったに違いありません。
糖質依存症の方が糖質制限ダイエットとどう向き合うか
基本的に、糖質依存症の方が糖質制限ダイエットをしようと思うことは少ないのではないかと思います。
以前、あるヘビースモーカーの方が「タバコが体に悪いというのはウソだ!陰謀だ、データが捻じ曲げられているだけ、本当はタバコはまったく無害だ!!」とおっしゃっていました。
同じように、糖質依存症の方も基本的には「糖質制限ダイエットは体に悪い」と思うんじゃないでしょうか。実際、その方はちょっと糖質制限を試みると禁断症状が現れるのですから。
医師などの専門家の中にも、どうやら糖質依存症の方は多数いらっしゃるみたいですね。
しかし中には、自分が糖質依存症だということを自覚なさっていて「このままではいけない、何とかしなければいけない」と思う方もいらっしゃいますよね。
糖質依存症の方は一気に糖質制限せず、徐々に減らしていくほうがいいという意見もあれば、逆にすっぱりやめてしまったほうがラクだという意見もあります。結局、自分に合った方法というものがあるのだと思います。
ひとりでは禁煙できない方たちのために「禁煙外来」というものがありますが、そのうち「禁糖外来」が出来る日が来る…のかも!?いや、難しいかな。