肉が大好きなアラフィフ女性の肌と髪がキレイだった
息子たちが小学生だった頃の話ですが、ある女性の先生(アラフィフ)がとてもスタイルが良くて肌や髪がつやつやできれいだなぁと授業参観で思わず見とれてしまいました。
服もいつもキレイで似合っていて…「よっしーより10ぐらい年上なのに、どうしてこんなにキレイなんだろう」と思ったものです。
で、その先生「私お肉が大好きで、最近では野菜よりもまず肉!って感じなんですよー。帰宅したら肉だけ焼いて食べてそれでおしまいってこともあります」ですって。
別に糖質制限しているとはおっしゃいませんでしたが「たまに夕食は肉だけ食べておしまい」という日があるということは肉食系糖質制限になりつつあるのかな?と思ってみたり。
人間というものはどうしても自分に都合のいい見方をしてしまうものですから、最初に「この人はこういう食生活をしている」と聞いてしまうと先入観が生じます。
でもこの先生の場合、最初に「若々しくてきれいだなぁ」と思って聞いてみると実は肉が大好きだということが判明しました。バイキングではローストビーフばかりチョイスするそうです。
正直、10代20代の若い女性であればどんな食生活をしていてもみんなキレイだと思うんですけど、30代以降は差がついてくるのかもしれませんね。
キレイな女性が肉好きだと「おおっ」って感じですよねー。
なごみちゃんはもちろん肉大好きよね♪
肉で肌が荒れるの?
みなさんはなんとなくイメージで「肉をたくさん食べると肌荒れやニキビの原因になるのではないか」と心配になるかもしれません。
しかし、肉に含まれる脂肪分がそのまま血液に乗って体内を流れていくわけではありません。よっしーは糖尿病なので3か月ごとに血液検査を受けていますが、中性脂肪はいつもバッチリです♪
かつて頑固なニキビに悩んでいた中村アンさんは、いろいろな薬を試した後、糖質制限でようやく肌がキレイになったそうです。
美肌と言えばコラーゲンを連想される方もいらっしゃるでしょうけど、コラーゲンって皮膚、骨、軟骨などを構成するタンパク質ですからね。
コラーゲンはヒトの体内で合成することが出来るのですが、その材料が足りなければどうしようもありません。タンパク質のほか、ビタミンCや鉄も必要です。上の図はセルフドクターネット様のサイトからお借りしました。
そして特殊なご病気の方を除けば、体内で必要な分の糖は肝臓でアミノ酸やグリセロールを材料に作り出すことが出来ます。
足りない心配は必要ない方がほとんどの上、うっかり糖質を摂り過ぎると余った糖質は体内でタンパク質と結びついて「糖化」を引き起こします。
これが肌で起きればくすみ、たるみ、シワの原因となり、血管で起これば糖尿病合併症や動脈硬化になるわけです💦
肉食と髪の毛
ズバリ「肉をたくさん食べるとハゲる」と思っている方は多いようです。その根拠としては「欧米人は肉をたくさん食べるのでハゲが多い、日本でも食の欧米化によってハゲが増えた」ということらしいです。
でもねぇ、欧米で髪が薄い方たちが肉をたくさん食べているとしても、彼らは肉だけではなく糖質「も」しっかり食べているのではありませんか?
糖質を単独で食べるより、糖質と脂質を同時に大量摂取するほうが良くないのは明らかです。ただでさえ過剰摂取した糖質を使いきれないのに、脂質まで大量摂取するとそりゃ余りますってば💦
はっきり言えることとして、髪の材料はケラチンというタンパク質です。これは爪の材料でもあります。この材料が不足しているとどうなるでしょう?
薄毛の原因は単に髪の材料が足りないせいといった単純なことだけではなく、ホルモン分泌やストレス、シャンプーなど実にいろいろな要因が絡んでくるのでそう簡単なものではないようです。
昔の日本人は今と比べると肉をものすごく少量しか食べていなかったはずですが、有名な歴史上の人物の肖像画を見るとハゲている人がたくさんいますよね💦
「最近ちょっと抜け毛が多い…」という方は上の小西伸也先生の本を読んでみてはいかがでしょう?彼氏やご主人にも役立つかも!
よっしー自身の体感としては、毛量は多いほうで爪のトラブルも特に感じませんからまあ良い感じなのかな??
20代までは「若さがカバーしてくれる」けれど…
若いころはどんな食生活でもそんなに悲惨な状態になることはあまり無いと思います。そのため「今の自分の食生活が自分にピッタリ合っているのだ」と思いがちでしょう。
しかし30代以降、食生活による影響があちこちに少しずつ現れてくるんですよね。若さがカバーしてくれる時期が過ぎてしまうので💦
タンパク質はとても重要ですが「1日何グラム食べればどの女性も確実に足りる!」という量はなかなか難しいので、血液検査の結果を見ながら判断すべきです。
よっしーは自分では十分にタンパク質が足りていると思い込んでいましたが、3か月ごとの血液検査の結果を見ると「もう少し多く摂取したほうがいいのかも…」という結果が出ます。きっと個人差はかなりあるのでしょうね。
肌や髪の材料となるタンパク質を十分に摂取しないで外からコラーゲン入りの化粧品をつけても、それはひび割れた大地を水で潤そうとするようなものかもしれません。
あなたの髪や肌は砂糖から出来ているのではない上、体内で必要な量の糖質は健康体なら肝臓で作り出すことが出来ます。不足よりも過剰摂取の方を心配しなければ。
美と健康のためにまず最優先で食べるべきモノは何か?と冷静に考えてみると、きっと今夜あなたが食べるべきモノが分かるでしょう。
嗜好品ばかり食べて体に絶対必要なものを十分食べられないようでは困りますよね。
そうね。まず絶対に必要なものをさきに食べないといけないわ。