糖質制限で腸内環境が悪化する!?
かねてから作りたいと思っていた雑記ブログを立ち上げました~!だって、いくら糖尿病で糖質制限をしているよっしーだからといって、生活のすべてが糖質制限に支配されてるわけじゃないですもん。
これからは、糖尿病や糖質制限とはまったく無関係の話はあっちに書いていこうと思います♪あと、糖質制限をしている人でも安心のiHerb商品を紹介するブログもあるのでよろしくです。こちらは、毎日更新するのは無理かな。
ところで、みなさんは腸内環境、気にしていますか?最近「糖質制限ダイエットは確かにヤセるかもしれないけど腸内環境が…」「肉は腸内環境を悪化させる!」なんてまことしやかに言われますけど、本当かしら?
じゃあ肉ばかり食べているトラやライオン、猫なんかもみんな腸内環境が最悪で大腸ガンなどになるのでしょうか、決してそんなことはありませんよね?
だいたい、糖質制限をしている人は肉しか食べていないということはないです。よっしーは青魚も野菜も豆やキノコも食べていますよ。
でもやっぱり、本当のところはどうなのでしょう…正直ちょっぴり気になると思いませんか??今回はこのことについて考えてみようと思います。
なお、腸内環境というテーマの都合上、ちょっと汚い表現が含まれますのでお食事中の方はご遠慮ください。
「快便」なのが良いことなの?
いきなりですみませんが、よっしーは糖尿病と診断される前、そりゃお通じが良かったですよ。なにしろ当時は玄米が主食で、1日50g~100gはマイタケを食べることにしていましたから。
マイタケダイエットというものを始めた時は1日に何度もお通じがあり「おお~、素晴らしい♪」とひたすら感動しておりました。何となく、それでヤセるんじゃないかという期待もありました。
…でも、それで健康になったのかというと大いに疑問です。だって糖尿病が進行して糖尿病合併症が進行しているような状態が果たして「健康」でしょうか??
「日本人にはお米中心の食生活が体に合っているのだ」とよく言われるのに、日本人のよっしーが糖尿病になったのはおかしいですね。運動もしっかりしていたのに…ちなみに江部康二先生も同様に玄米食で糖尿病を発症されたそうですよ。
よっしーの夫も以前は1日3回ぐらい(!)出ていたそうですが、今は1日1回みたいです。でも、体調はとても良くなったし苦労しないで理想体型まで痩せたんです。
便の材料は何かというと、食物繊維など体内で吸収されなかった残りカスに加え、死んじゃった腸内細菌の死骸、古くなった腸の粘膜など。そしてそれ以外の大部分が水分です。
少なくとも「便の量」が多ければ多いほど良いわけではなさそうな気がします。今でもよっしーはうっかりブランパンなどを食べすぎるとお通じが増えますが、お腹が張って苦しくなったりします…
腸内の善玉菌のエサは何?
よく「〇〇は腸内の善玉菌のエサになるのできちんと食べなければいけません」などと色々な食材が紹介されていますよね。
腸内には約100兆もの腸内細菌が住んでおり、善玉菌と呼ばれる連中の勢力が強くなると腸内環境が良くなるとされています。
腸内の善玉菌は食物繊維などをエサとして、その過程で短鎖脂肪酸を作り出します。短鎖脂肪酸は腸壁を守り、腸内環境を整えることで、免疫力アップにも貢献しているそうですよ。
あれ?ちょっと待って。短鎖脂肪酸は腸にすごくいいということですが、どんな食品に短鎖脂肪酸が多いかご存知ですか?…バターに多く含まれます♪
善玉菌にエサを与えて短鎖脂肪酸を作らせるのもいいんですけど、手っ取り早くバターを摂取するのも良いと思いますよ~。中でも、良質のグラスフェッドバターがお勧めです。
グラスフェッドバターは高価だと思われがちですが、楽天で購入したもの(上の画像)は量が凄く多くて、1gあたりの価格はスーパーで売られている並みのバターと変わらなかったですよ♪
腸内の善玉菌のエサになると言われているものはいろいろあります。オリゴ糖が多いと言われる野菜やバナナ、豆など、それから発酵食品、食物繊維が多い食品ですよね。
でも、いくら町内の善玉菌のエサになるものでも、糖質が多すぎれば別の問題を引き起こしかねません…
腸も「糖化」する!?
パンをトーストすると、こんがりと美味しそうな茶色に焼けますよね?これと同じ現象が体内でも起こります。糖質とタンパク質が結びついて「糖化」が起こり、これが糖尿病合併症や老化、白内障などの原因になっています。
この「糖化」は腸でも起こるそうですよ。ちょっとばかり腸にいいものを含んでいるからと言って糖質の過剰摂取になれば、結局「悪い効果」のほうが勝ってしまうことだってあるんじゃないでしょうか…
玄米食をして果物を毎日食べていたよっしーが糖尿病になり、とうとう緊急入院するまで悪化してしまったのもきっとそのパターンでしょうね。果物は果糖を多く含みますが、果糖はブドウ糖の10倍以上もAGEs(最終糖化産物)を作りやすいですからね…
糖尿病が発覚する前からずっと砂糖は極力避けていたんですけど、バナナは腸にいいと聞き、ヨーグルトにバナナを入れてオリゴ糖をかけて食べたりしていたんですよ私。
また当時は何度もカンジダ膣炎になりましたけど、カンジダ菌って糖質が大好きなのだそうですね。糖質制限を開始してからは1度も発症していません。
まとめ:今は調子がいいです♪
腸内環境がどうやら健康にとって大事らしいことは分かってきましたが、まだまだよく分かっていないことも多そうです。どの情報を信じたらよいのか分からない…ということもあるでしょう。
昔の日本人はあまり肉を食べていませんでしたが、平均寿命がうんと短かったため、本当に昔の食生活が健康に良いのかどうか分かりません。
だって平均寿命が40歳ぐらいの時代は、ガンも糖尿病もぐっと少なくて当然じゃないですか。証明のしようがないですもんね…
食物繊維にしたって、多くとりすぎればお腹の調子が悪くなる方も大勢いらっしゃいます。それぞれ自分の体調と相談していくしかありません。
よっしーの個人的な考えですが、確かにハムやベーコンなどの加工肉は食べすぎないほうがいいかもしれません。ライオンやトラは加工肉を食べません。
また普通の肉も、ご飯やパンと一緒に食べるのが良くないのであって(糖質と脂質を一緒に食べるのは最も体に良くないらしいです)きちんと糖質制限をしている前提での肉食はあまり心配しなくてもいいのではないかと思ったりします。
納豆や糖質が少なめのキムチ、チーズなど、腸に良いと言われる食品で糖質的にもOKの食材はいくつもあります。各自、そのような食品を適宜取り入れていくことで良いのではないでしょうか♪