ネガティブキャンペーンはときどき起こります
糖質制限ダイエット向きの外食メニューや新商品が続々と登場してきた時は、やっぱり糖質制限へのネガティブキャンペーンが活発になりますね。
糖質制限ダイエットが流行することで利益が生まれる企業もありますけど、損をする企業はもっと多いですからね…仕方がないことなのかもしれません。
企業だけではありません。これまで「ご飯こそ健康の元です」というような本を出していらっしゃった専門家の方などは、メンツが丸つぶれですもんね…
実は、よっしーも「日本人はご飯を食べないとキレイに痩せません」的な内容のダイエット本を高校生の頃に愛読していました。肉はダメで海藻や野菜が良いと書いてありました。
実際その本に書いてある通りにしたら体重が減ったので「本当だ!やっぱりご飯を食べないと痩せないんだ~」と思っていましたが、まさか2型糖尿病になるとはね。
ま、そのあたりは自分が病気になってみないと絶対に分からないことなのかもしれないと思います…仕方がありません。
糖質がお店から消えるわけがないです
糖質制限ダイエットがこれ以上流行すると困るなぁと思う方はきっとたくさんいらっしゃると思いますが、そんなに心配することは無いと思いますよ。
昔CDが登場した時はカセットテープやレコードの売り上げは激減してしまったでしょうけど、糖質制限ダイエットが流行しても糖質がお店から消えることは絶対にないでしょうから。
ただ、選択肢が増えて、糖質を食べる人も食べない人も自分の食べたいものを選べるようになるだけだと思いますよ♪
シャリなしの寿司や麺なしラーメンが登場したからといって、お店のすべての寿司がシャリなしになるはずはないし、普通のラーメンがなくなることも絶対にないんですからね。
消費者にとっては、いい事ばかりだと思います。選択肢が増えたんですから。「糖質制限はダメだ!」と言うよりも、「どうしたら糖質制限をしている人たちに売れる商品を作れるか」を考えたほうがよっぽど前向きだと思います。
それができている企業は、これから伸びていくでしょうね。先日シャトレーゼさんに「糖質オフな白いケーキがとても美味しいので、あれをベースにクリスマスケーキ(ホール)を作ってくださると嬉しいです」とお願いしてみたのですが、実現したら嬉しいな♪
自分がどんな食事を選択するかは自分自身で決めるべきです
アメリカ糖尿病学会のサイトには、糖尿病患者向けの食事療法として「地中海食」「ベジタリアン食」「糖質制限食」「低脂肪食」「DASH食」が紹介されています。
そして「すべての糖尿病患者に有効だと言える唯一の食事法があるわけではありません」「栄養士などの専門家と相談して、あなたに合った食事プランを選択してください」とあります。
素晴らしいと思います。日本でも早くこうなってほしいと心から思います。糖質制限も含めて、どんな食事方法も必ず体質的に合わない方はいます。
現在日本で一般的に勧められている食事療法では病気が良くならない患者は山ほどいるにもかかわらず、その方法以外は正式に認めないというのが日本の現状です。
だからこそ毎年3000人が光を失い、16000人が新たに人工透析を始め、3000人の足が切断されているという異常事態になっているのでしょう。
糖質制限したくてもできない病気の方もいらっしゃいます。しかし、糖質制限によって救われる患者が糖質制限してはいけないというのは、とても残念なことです。
みんなそれぞれ自分でよく考えて、自分に合った方法を自由に選択すればいいじゃないですか…患者の選択肢が増えて困る人ってどういう人でしょう、ただの患者ではありませんよね?
食べたいものを食べて満足していればそれでいいのです
自分は糖質が好きだ、糖質制限ダイエットなんて絶対にしたくない!と思う人は、自分はやらなければいいだけなんですよ。
自分が食べたいものを食べて満足しているのならそれでいいんです、他人の食べるものに口出しをするべきではありません。
よっしーも自分のブログだから思うことを書いていますけど、リアルで友人たちに「あなたも糖質制限したら?」なんてことは絶対に言わないですね。
だって、それは個人の自由だからです。相手の方から血糖値や糖質について何か質問してきたら答えていますけどね。
糖質を食べる人と食べない人がいていいと思います。糖質制限ダイエットに対する間違った批判は困りますが、糖質制限ダイエットをするかどうかはその人の自由。
自分と同じものを食べない人が許せないという方もいらっしゃるみたいですけど、いいじゃないですか、他人が何を食べていても…押し付けはいけません。
糖質制限が流行ると商売上困るんだ!と言う方は、糖質制限をしている人にも売れるものを考えればいいんです。何を買うのも買わないのも客の自由なんですから。
隣にいる人の考え方が自分の考えと違っていても、「ああ、あなたはそうなんだね」ぐらいでお互いの考え方を尊重できる世の中になってほしいですね。