糖質制限の長期的な安全性のエビデンスは50年かかる!?
糖質制限ドクターの江部康二医師の昨日のブログ記事は、いつになくアツい情熱を感じるものでした。以下は先生の記事からの引用です。
10年、20年間の長期的安全性に関するエビデンスがないのは、「カロリー制限・高糖質食」も「糖質制限食」もまったく同等である。
医師という責任ある職業の方々は、自分の頭で考えることを放棄して、支配的勢力の意見に盲目的に従うこと自体が罪であると私は思います。
「えっ、カロリー制限には科学的根拠があるんじゃないの?」とビックリなさった方もきっと多いと思いますが、残念ながら2015年に日本糖尿病学会の評議員の先生が「糖質50~60%の食事に科学的根拠はない」「糖質制限をしてもらっても構わない」と発言なさいました💦
漫画の中で「カロリー制限で改善しない患者がいる」と語られていますが、もともとたくさん食べていた方など大きな効果がある人もいます。ただ残念ながらすべての患者に効果があるわけではないのは確実ですね💦
「糖質制限は何十年間も継続しても安全である」というエビデンスが揃うまでは50年ぐらいかかるかもしれません。だいたい、その研究のために巨額の研究資金を提供してくれる企業があるかどうか…
それはともかく、50年待って「絶対に大丈夫だ」と確信できるまで糖質制限ダイエットをしないで待ちますか?よっしーはそんなことをしている間に死んでしまうと思ったので糖質制限を始めたんです。
それに病気の時に処方される薬だって、何十年もずっと飲み続けても安全だと言う保障はないんですよね。
そうね、一定の割合で必ず副作用が出るし…それでも薬によって恩恵を受ける人が多いから使われているのよね。
日本の医師の過半数は、じつは「糖質制限支持派」です
日本人医師2263人を対象としたアンケートでは過半数の医師が糖質制限を支持し、3人にひとりは自分も糖質制限を実践しているということです。
これは2014年のデータなので、もしかすると現在は糖質制限を支持する医師の割合はもっと増えているかもしれませんね。
医師は一般人と比較すれば肥満の方はそれほどは多くないと思うので、「自分は痩せているし糖尿病でもないから糖質制限は必要ない」と思っている医師も多いはず。それでも過半数の医師が糖質制限支持派です。
よっしーの主治医も最初こそ↓こういうリアクションでしたけど(笑)今では尿にケトン体が3+出ようがまったく気にしないどころか「さすがだね」と言われたことも♪
もし本当に「糖質制限はエビデンスがなく民間療法みたいなもので危険」なのであれば、なぜ医師たちの多くが糖質制限を支持するのでしょう?
医師たちが出席する勉強会は、製薬会社が主催しているものが多いです。その他「もっとご飯を食べましょう」という趣旨の団体であることもありますね。
いろいろな事情があって表向きは糖質制限に賛同しにくいけど、匿名のアンケートを取ってみると本音では糖質制限支持…これが今の日本の現状でしょう。
テレビの健康番組で「〇〇は健康に良い食材なので、糖質制限をするより〇〇をしっかり食べましょう」と話している医師が自宅で糖質制限していない証拠はありませんよね♪
いちいち情報に惑わされず自分の頭で考えることが大事です
江部康二医師はまた「自分の頭で考えて、判断して、選択しよう。」とおっしゃっています。まったくもってその通りだと思います。
糖質制限をしていたのに「どうしよう、さっき読んだ本に糖質制限は危険って書いてあるよぉ~」とか「テレビでこんなこと言ってた~」といちいち訳も分からず振り回されるようではいけません。
どこかの団体の息がかかった情報ばかり集めるのではなく、自分でよく考えて血液検査なども定期的に受けながら自分で判断していく主体性が大事なのです。
よっしーの糖尿病内科の主治医は4年間よっしーの経過を見てきているので、今では糖質制限についてはかなり認めてくれていますよ♪あとはガイドラインが変わる日が来るのを待つのみです。
やらない理由をあーだこーだ探し続けるよりも、自分でがっつり勉強してやるという気持ちが大事ですよね。
テレビの健康番組の通りにしていて病気になってもテレビの先生は責任取ってくれないんだし、自己責任でよく考えないとね。