糖質制限ダイエットで歯石が減る?虫歯は?歯周病ゼロは可能?

虫歯や歯周病は糖質摂取と関係がある病気です

糖質制限ダイエット中のみなさん、虫歯や歯周病はいかがですか?ダイエット開始前と比べて減りましたか?

虫歯は、歯にくっついた歯垢(プラーク)に虫歯を作るミュータンス菌が住み着き、糖を養分として酸を作って歯に穴を開けることで起こります。

ミュータンス菌が喜ぶ糖はいわゆる砂糖だけではなく、イモやご飯、パンなどに含まれる種類の糖も全部なんですって。

でも特に砂糖が最も虫歯になりやすい糖なのは事実、その理由としてミュータンス菌は砂糖を利用して『グルカン』という粘り気がある物質を作るからなんです。

水に溶けにくいグルカンが菌同士の結びつきを強くし、菌たちはグルカンに守られた状態でさらにその中で増殖することができてしまいます。

また歯周病は、口内細菌によって引き起こされる歯茎や歯肉の炎症です。軽度の歯周病である歯肉炎にかかっている方は、なんと20代の若者で7割、年配者ではそれ以上になるそうです。

糖質を大量に摂取すると、虫歯だけではなく歯周病も起こりやすくなるんだそうです。歯周病は「糖尿病の第6の合併症」とも呼ばれ、相互に悪影響を及ぼし合っています。

虫歯も歯周病も、現代人を悩ませる深刻な病気ですよね。毎食後にきちんと歯磨きをしていても、なかなか完璧に予防できるものではありません。今回はこのことについて考えてみます。

にゃご
きちんと歯磨きをしているのに、ヒトは虫歯や歯周病を防ぎきれていないことになるんだよな。

よっしー
まったく歯を磨かない人がたくさんいるとは思えないのに、20代ですでに8割の方が歯肉炎になっているなんて重大な問題ね。

糖質制限をするようになってから虫歯や歯周病は?

よっしーは糖尿病患者で、かなり以前から歯周病にかかっていました。もっとも、あまり歯石を取ってもらったりは頻繁にはしていませんでした。

糖尿病発覚して糖質制限を始めた直後に歯科で歯石を見てもらったら、かなり大量についていて歯周ポケットも4mmの部分がたくさんありました。

最近では歯周ポケット4mm以上の箇所はまったく無くなったので、まぁとりあえずほっとしています。歯の動揺も無いですね。

ただ歯磨きのやり方がヘタなせいもあり、糖質制限をしているからといって「歯石が全くゼロ」とか「歯周病が完治しました」というわけには残念ながらいかないようです。

↑今日の午前中、8か月ぶりに歯科に行ってきた結果です。今度はもうちょっと早く行かないといけませんね。糖尿病患者なら3か月毎でも良いかも。

ちなみに虫歯はありませんでした。糖質制限をすることによって虫歯や歯周病にはかかりにくくなるのは事実のようです、菌のエサを減らすわけですから…

でも、糖質制限ダイエットといっても完全に糖質摂取量をゼロにしているわけではありませんので、虫歯や歯周病を100%防ぐというほどの劇的な効果は無いのでしょうね。

「減らす」ことと「完全にゼロにする」ことは全然違いますから…それでも、できるだけ減らしたほうがいいに決まっていますよね。

大昔のヒトには虫歯や歯周病はまったく無かったのか?

ここで気になるのは、まだ農耕を始める前の大昔のヒト…糖質制限的な食生活をしていたヒトには虫歯や歯周病は皆無だったのかということです。

先日NHKスペシャル『人類誕生』でも取り上げられていたホモ・エレクトスは日常的に肉食を行っていて、その他植物の葉っぱや果実なども食べていたようです。

で、そんなホモ・エレクトスたちも歯周病にかかっていたことが明らかになっています。番組でも紹介されていましたが、推定年齢40歳ぐらいで亡くなったと思われる人物の歯は全て抜け落ちていました

歯槽骨の吸収も進んでいたという事なので、重度の歯周病で歯を失ってしまったのでしょう。ちなみに、ネアンデルタール人にも歯周病の痕跡が見つかっています

また現代人よりはかなり少ないとはいえ、縄文時代になると人々はクリやイモなど糖質の多い食品もある程度食べるようになったと考えられています。

そのためなのかどうか、縄文時代の人たちが虫歯に苦しんでいた痕跡が見つかっています。もちろん歯石もありました。

弥生時代に入ると、虫歯にかかる人が一気に増えたそうです。それは言うまでもなく、農耕が開始されたせいでしょうね。

肉ばかり食べる野生のライオンは虫歯や歯周病にならないの?

野生のライオンは基本的には虫歯や歯周病にはならないそうです。彼らは硬い肉を、甘いタレなんてつけずによく噛んで食べていますからね。

ただし絶対にならないわけではなく、稀に牙が折れてしまったり高齢になってすり減ったところから虫歯になるケースはあるそうですが…

犬や猫は歯のかみ合わせがヒトとは違うので虫歯にはなりにくいそうですけど、ペットとして飼われている犬や猫はかなりの確率で歯周病になってしまいます。

安価なドックフードやキャットフードには、カサ増しのために穀物が混ぜられているものが多いですよね。まぁそう言うことだと思います。

穀物を食べるネズミはげっ歯類で、門歯が生え変わることはなく一生伸び続けます。門歯が伸びすぎないようにいつも硬いものをかじっています。

でもヒトは1度しか歯が生え変わりません…昔、まだ歯医者さんがいなかった時代に大切な歯を失うということは重大な問題だったはずですね。

ヒトも肉だけを食べていれば理論上、ほとんど虫歯や歯周病にはならないのかもしれません。でもヒトは進化の過程で体内でビタミンCを合成する能力を捨ててしまいました。

だからビタミンCを補給するために、糖質を含んだ野菜や果物もある程度食べてきたわけで、そのことがヒトを虫歯や歯周病で苦しめることになってしまったのかもしれません。

ヒトがヒトとして進化してきたことが、ある意味虫歯や歯周病になることを宿命づけてしまったのだとしたら何とも切ないですね。

砂糖の主成分であるショ糖は、野菜や果物にも含まれています。野菜は種類によってはかなり少ないものもありますけどね。

現代人は大昔の人たち以上にストレス社会でビタミンCを大量に消費する上、野菜や果物は品種改良されて糖質が多くなってしまっています…

虫歯や歯周病は出来る限り防ぎましょう

いくら糖質が虫歯菌のエサだからといって、完全に肉しか食べないわけにはいきません。だから糖質制限をしていれば歯を磨かなくてもいいなんてことは絶対ありません。

ただカンペキではないにしても、糖質の過剰摂取にはできるだけ気を付けたほうが良いに決まっています。

野生動物は歯磨きしなくてもほとんど虫歯にならないのに、現代人は歯を磨いていても多くの人が虫歯になるではありませんか?

砂糖を販売している会社の方たちには怒られそうですけど、糖質の中でも特に砂糖が虫歯に良くないのは事実なので、それは認めなければいけません。もちろん糖尿病にも良くないです。

ちなみに砂糖の97%以上を占める主成分のショ糖は、血糖値を急激に上げるブドウ糖と中性脂肪になりやすい果糖が合体したものです。果糖もショ糖も多く含む果物の食べ過ぎにもご注意あれ。

糖質制限ダイエットをしているみなさんは、きっと虫歯や歯周病は以前よりも軽減したのではありませんか?

でも完全に予防できるというわけではありませんので、きちんと歯磨きをしてときどき歯科で歯石のクリーニングをしてもらうことを忘れないようにしましょう♪

にゃご
オレたち猫にも人間の子供にも、喜ぶからと言って砂糖たっぷりのお菓子ばかり食べさせないでくれよな。

よっしー
そうね、後で苦しむことになるんだから…気をつけてあげましょうね♪

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.