体に良いけど糖質も含む「神食材」はどうする?
世の中には「健康に良い成分を含んでいるらしいが、糖質もそこそこ含まれている食材」が数えきれないほど存在します。
糖質制限ダイエット中のみなさんは、これらの「神食材」の扱いをどうするべきか悩んでしまうこともあるでしょうね。
中には「この食材には糖質もちょっと多いけど、健康に良いとテレビで言っていたので毎日食べようっと♪」と思っちゃう方もいらっしゃるはず。
上の漫画で健康マニアのヘル美さんは雲竹タレ助くんに勧められるまま微糖ココアを買いましたが、ココアの有効成分を摂取したいなら別に「微糖」ではなく「無糖のピュアココア」でよかったんですよ💦
これは想像ですが、ヘル美さんはもともと甘いものが大好きなので「糖質を食べる口実」を探していたんじゃないでしょうか?
「(糖質は多めだけど)健康に良いから」という大義名分があることで、食べる言い訳となってどんどんグダグダにならなければいいのですが…
あたしの飼い主のヘル美さんのことが心配です💦もともと素直な優しい人なんです。
そうでしょうね…ヘル美さんが悪いんじゃないのよ。
あらかじめ「量」を決めておくべきです
よっしーは4年前に糖尿病と診断されて以来お米や普通のパン、うどんなどは食べていません。食べなければいけない理由がひとつもないからです。
ただし糖質が多めでも、トマト・にんじん・たまねぎなどは適量食べています。これらは少量であれば食べる価値があると思うからです。
でも、たとえばプチトマトなら1度の食事で2個などあらかじめ「量」はきちんと守って食べることにしています。そうしないとグダグダになることは目に見えているので💦
糖質と健康に良い成分の両方を含む食材は、プラスの効果とマイナスの効果どちらが大きく出るか分かりません。
たとえば「糖尿病予防効果がある」と言われているβークリプトキサンチンを含むみかんを食べすぎて糖尿病を発症した日本人女性がいらっしゃいます。
別に誰が何を食べようがその方の勝手なんですけど、これからも糖質制限で行こうと思うのなら「健康によさそうだから」という言い訳をしてどんどん道を外れていくのは残念ですから。
あなたは何を最重視するのかよく考えて!
人はいったん「甘い物食べたい」「糖質を食べたい」と思うと実に呆れるぐらいいろいろな言い訳を考えるものです。
たとえば「人工甘味料はものすごく体に悪い!」…これを言い訳にして砂糖やハチミツたっぷりのお菓子を食べ始めてしまう方がいらっしゃいます。
人工甘味料が良くないと思うなら天然のゼロ甘味料を少量使う方法もあるでしょうし、だいたい砂糖や果糖の健康への害はまったく気にならないのでしょうか💦
もし糖質制限ダイエット中のあなたが何かの誘惑に負けて「あれは健康に良い成分が入っているから食べてもいいんだ!」と自分に言い訳しそうになったら、よく考えてほしいのです。
それは本当にどうしても食べなければいけない価値のあるものなのか?それは大量に摂取しないと意味がないのか?そして、同じ成分を他の食べ物から摂取することはできないのか?とね。
野生動物たちは「神食材」などわざわざ食べてはいませんけど、生活習慣病にはなりませんよね。
健康に気を付けるのはとても良いことなのですが、もっとも気を付けるべきポイントがズレてしまわないように気を付けなければいけませんね♪
よく分かりました。ヘル美さんは健康番組とか大好きなんですけど、いちばん大事なことを失ってしまわないように願ってます。
なごみちゃんの気持ちがヘル美さんに伝わるといいわね♪