食後に変動する中性脂肪…
普通、職場の健康診断などでは空腹時に血液検査をすることになっていると思います。しかし、よっしーのように糖尿病だったりすると、空腹時にこだわらず内科で血液検査を受けることがありますよね?
コレステロール値は直前の食事の影響をほとんど受けないと言われていますが、中性脂肪(トリグリセライド)の値はそうではないんですよね…
糖質制限ダイエットをしていて中性脂肪が高く出てしまうと言う方は、たまにいらっしゃいます。
今回は、少しでも検査で中性脂肪の数値が低くなるための方法について考えてみます。
糖質セイゲニストの食後中性脂肪の変動は?
一般的には、中性脂肪は食後3~4時間経過した時にピークになるとされています。でもこれは、普通に糖質を摂取している方の話。
よっしーのように糖質制限ダイエットを日常的に行っている場合はどうでしょう?過去の糖尿病内科での血液検査の結果を挙げていきたいと思います。
・食後2時間半…中性脂肪101
・食後2時間…中性脂肪81
・食後1時間半…中性脂肪52
・食後3時間…中性脂肪52
・食後4時間…中性脂肪56
・食後2時間半…中性脂肪92
・食後3時間半…中性脂肪58
いかがでしょうか?その時によって多少変動はあるとはいえ、私の場合、食後2時間~2時間半後に最も中性脂肪が高くなっていますね。
内科医の水野先生によると、糖質を摂取した後で中性脂肪が上がるのはインスリンが出た結果です。
そして、高脂肪食を摂取するとやはり中性脂肪が上がりますが、糖質制限であれば「インスリンはほとんど分泌されずに」中性脂肪だけが上がります。
後者の場合はたとえ中性脂肪の値が同じであっても特に血管に悪さはしないのではないかと考えられるそうです。
そうはいっても、数値が高い方は病院で医師からあれこれ言われそうで面倒くさいですよね。
糖質による中性脂肪上昇と脂質による中性脂肪上昇とではメカニズムが異なるので、食後のピークも異なるのかもしれないですね!
検査を受ける時間帯を工夫してみましょう
よっしーの結果が他の糖質セイゲニストさん達にも当てはまるかどうかわかりませんけど、とりあえず食後2~2時間半後に採血すると中性脂肪は高めになる可能性があるということです。
「食後2時間半で正常値をちょっとはみ出しちゃう」という方は、この時間帯を避ければ大丈夫かも!
興味のある方は、検査を受ける時間を変えて結果を比べてみてくださいね。
また、中性脂肪が高すぎるのも問題ですが、あまりにも低い場合は甲状腺機能亢進症や肝機能低下などの病気が隠れている場合があるそうです。
この場合は、医師に相談してみてください。