イタリアンバイキングで血糖値が爆上がり!
糖尿病と診断されて糖質制限を始めてから、付き合いでイタリアンのバイキングに出かけたことがあります。
イタリアンなので、ピサ・パスタのほか、パン、おかず、デザート、飲み物など何でも好きなだけ食べ放題なんですけど、よっしーはもちろん糖質がヤバそうなものは一切取らず、肉と野菜だけ食べてました。
ところが、持参した血糖測定器で血糖値を測ってみると、なんとなんと174も!!しかもなかなか下がらず、血糖値を下げるためにかなり歩きました。
あの時、その場には糖尿病予備軍の方もいたんですけど、普通にピザやパスタを食べまくりでした。うーん、測っていないだけで実はかなりヤバいのではないかな?心配です…
「見えない糖質」がたっぷりと…
自分で作った料理ならいいのですが、外食だとどんな調味料がどのぐらい使用されているか分かりませんよね?
実は、甘く感じない料理にもかなり糖質が含まれていることがあるんですよ。塩コショウで焼いたステーキにはほとんど糖質が含まれていませんが、ハンバーグには糖質が含まれています。調味料の他、玉ねぎやパン粉、煮込んでいる場合はトマトソースなどを使用しているからです。
イタリアンバイキングでは本当はローストビーフやステーキなどが食べたかったのですが、あいにくそういう高価なものは置いていなくて、煮込みハンバーグでした。それが良くなかったのだと思います…
食べ放題、バイキングでは原価が高い料理って基本的にあまりないと思います。だから、糖質が多く含まれていると思ったほうがいいですね。
ただ、しゃぶしゃぶ食べ放題によく行きますけど、これは血糖値が意外に上がらなかったです。肉そのものには糖質がほぼ含まれていないからですね。焼き肉食べ放題も血糖値は大丈夫でした。
チリも積もれば…
ひとつひとつの料理にそれほど糖質が含まれていなかったとしても、たくさん食べすぎれば「塵も積もれば山となる」です。
たとえば、から揚げ1個の糖質が4gだとしても、10個食べれば糖質の合計量は40gになってしまいます。食べ放題やバイキングだと、自分が何をどれだけ食べたか分かりにくいですよね。
しかも、定額料金で食べ放題となるとどうしても「たくさん食べて元を取らなきゃ!」という気持ちになります。
また食べ放題やバイキングにはドリンクバーがつきもの。ついつい糖質を含んだドリンクを何杯も…なんてこともあるんじゃないでしょうか。
普段きちんと食事をコントロールできている方でも、ついつい気持ちが緩みがちになっちゃうんですよね…気を付けましょう!
しゃぶしゃぶだけなら大丈夫かも!?
先日は、糖尿病教育入院をしたばかりの安田大サーカスのクロちゃんが退院後にもかかわらず「ラムしゃぶ」を食べたことで炎上してしまったそうですが、ラムしゃぶ「だけ」ならおそらく大丈夫だと思います。
よっしーも、しゃぶしゃぶ食べ放題や焼き肉食べ放題で血糖値はわずかしか上がらなかったのでね…ただし主食は一切食べていませんし、タレにも気をつけましたけど。翌朝もほとんど体重は増えていませんでした。
ちなみに、グレード義太夫さんは30代で糖尿病を発症されたのですが、当時はまだ糖質制限というものが日本では知られておらず、義太夫さんは焼き肉を食べに行っても肉を食べずに白米を食べて我慢していたそうです。
そして残念ながら、人工透析になってしまいました。義太夫さんは、本当にお気の毒だと思います…医師に言われたことを守っていただけなのに!
最近は、しゃぶしゃぶ食べ放題が流行っているのでしょうかね?あちこちにお店を見かけるようになりました。しゃぶしゃぶだけなら大丈夫ですが、一緒に寿司などをつまむとまったく意味が無いのでお気を付けください。
糖質制限ダイエット中に食べ放題・バイキングに行くときの注意点
糖質制限ダイエット中に食べ放題やバイキングに行くときは、なるべく加工されていない料理を選ぶようにしてください。同じ肉料理でも、煮込みハンバーグとステーキでは糖質量がまるで違ってきます。
糖質の含まれている飲み物には手を出さないと決めましょう。料理だけでもかなり糖質オーバーになるからです。デザートを食べるなら、小さいものを少しだけ。
糖尿病や糖質制限ダイエット中だからといって外食に行けないわけではありません。ただ、ちょっとだけ気を付けることが大事です。「今日はもういいや、好きなだけ食べちゃえ~~!!」ということにならないように…