2019年もよろしくお願いいたします♪
あけましておめでとうございます。いつもこのブログを愛読してくださって本当にありがとうございます。2019年もよろしくお願いいたします。
さて、昨年2018年はみなさんにとってどんな1年だったでしょうか。ダイエットも含めて目標を達成できた方・まだまだ達成途中の方・全然ダメだったという方がいらっしゃるでしょう。
ダイエットに関して言えば、あなたにまだ痩せる(体脂肪が減る)だけの余地があり、なおかつ方法が間違っていなければ必ず痩せていくはずです。
ただ「体重が減る」だけなら、なるべく食べずに運動をしまくるのがもっとも早いです。これはよっしーも学生の頃に経験済です。すでに標準体重の方が美容体重になるのも簡単でしょう。
でもこの方法だと体脂肪だけではなく筋肉まで落としてしまったり、体調不良でフラフラになる危険性があります💦
特に若い女性のみなさんは、間違った過度なダイエットが将来の妊娠・出産に悪い影響を与えることがあるのでくれぐれもお気を付けください。
よっしーはフィットネス指導者として働いていましたが、同僚たちはかなり怒りっぽかったりしょっちゅう風邪でレッスンを休む人もいました。自分もそうだったかも。
これはおそらく、体重のことばかり考えて過度の運動を行い、運動量に見合っただけのビタミンやミネラルをきちんと摂取できていなかったことと関係があるのだと思います。
だからみなさんは、ちょっとばかり時間がかかったとしても「きちんと食べるダイエット」「体に負担をかけないダイエット」をしてほしいのです。
あけましておめでとう、今年もよろしくお願いしますにゃーご。
新たな気持ちでダイエットに取り組みましょう♪
結果を焦ってはいけません
みなさんはいつ頃から太りましたか?1年前、3年前、もしかしたら子供の頃からずっと太めだったと言う方もいらっしゃるかもしれませんね。
今まで長い年月をかけて太ったのに、「1週間で5キロ減!」とか「3か月で20キロ痩せる!」などと考えてもまず失敗するでしょう、よほど現在の肥満度が高くない限りは。
ヒトの体には、環境が変化してもなるべく同じ状態を保とうとする傾向(ホメオスタシス)があります。体重もその例外ではありません。
ちょっとばかり食事量を減らしたり運動したからと言って、短期間に急激に痩せることはこのホメオスタシスに反することであり、本来は好ましいことではないはず。特に女性は妊娠出産があるのでね。
病気の時など、体の状態が良くない時でも体は良くないなりに「バランス」を保とうとします。よっしーは糖尿病で入院する前やたらと甘いものが食べたくなりましたが、まるで脳が高血糖を維持しようとするかのようでした💦
たとえあなたが現在太り過ぎてあと20キロ痩せた方がいいとしても、3か月やそこらで20キロ落とすのは難しいかもしれません。
飢餓とほとんど変わらないようなダイエットで、無理やり「力技」でホメオスタシスに逆らおうとすれば確かに痩せるでしょうけど、健康を大きく損なうことになりかねません。
それよりも「1か月に1キロ確実に痩せよう」と考えたほうがいいかもしれません。1か月に1キロでも1年で12キロ痩せられます。純粋に体脂肪が12キロ減るのは、とてもすごいことなのですから。
ダイエット前に「準備」が必要な人も…
じつは、これまでの食生活があまりにもめちゃくちゃだった方たちの場合「脂質制限(カロリー制限)なら痩せるが糖質制限では痩せないし、辛すぎて糖質制限を継続できない」と言うことが起こります。
細胞の中には「ミトコンドリア」と呼ばれる、いわばエネルギーを作り出す発電所のようなものがあります。このミトコンドリアが糖質や脂質を利用してエネルギーを効率よく作り出すのです。
ちなみに漫画『はたらく細胞』の主人公でもある「赤血球」はミトコンドリアを持っていません。しかし体内でブドウ糖しかエネルギーとして利用できない部分はごくわずかです。
そして、ミトコンドリアで効率よくエネルギーを作るためにはいろいろなものが必要です。ある種のビタミンやミネラルなどが足りないとこの方法は使えません💦
特に「鉄」が足りないと、他のビタミンやミネラルがすべて足りていても最後の最後でダメなんですって。
ミトコンドリアで効率よくエネルギーを作れない人は、もっとも原始的な「解糖系」によってエネルギーを得るしかありません。
これは鉄不足の人でもエネルギーを得られますが効率が良くない上、いろいろ余計なものが出来てしまうので体調を崩す恐れがあります💦
なお、閉経前の女性で、鉄剤や鉄サプリ無しで、充分に鉄が足りていた人は今までに1人もいない。
ヘム鉄サプリは、2年くらい飲んでもフェリチンが全く増えてない人がいた。
日本は深刻な鉄不足大国。 https://t.co/4MnNckbKTW
— 水野 雅登 (@masa_doc) 2018年12月30日
生化学の教科書に書かれていることは難しいので、とてもわかりやすい「薬に頼らず血糖値を下げる方法」と言う本をお勧めします。水野先生の解説は誰にでも簡単に理解できるように書かれています。
「私は糖質制限では全然痩せないし、糖質が欲しくて欲しくてたまらず挫折してしまった!でもまた糖質をしっかり食べるようになったら体重が減った」と言う方はもしかしたら鉄分不足なのではありませんか?
日本の若い女性には諸外国と比較して貧血や隠れ貧血の方がものすごく多いのですが、肉をあまり食べない上、外国では小麦に鉄が添加されているのですから当然ですよね。
藤川徳美医師によれば「タンパク質不足のままでは必ずダイエットに失敗する」そうです。きちんと肉や魚など食べながらでないと、糖質制限ダイエットはうまくいきません。
新たな気持ちでダイエットを始めましょう!
今までダイエットがなかなかうまくいかなかった方も、新年のスタートの今は新たな気持ちでダイエットに取り組むチャンスです。
また、これまで毎日お酒を飲んでいてなかなか痩せなかったと言う方は思い切って禁酒してみてはいかがでしょうか?
アルコールそのものはエンプティカロリーなんて言われ、アルコールそのものは人体に有害ですがダイレクトに太る原因にはなりません。
ただし肝臓はアルコールという毒物の処理を何よりも優先して一生懸命になるため、アルコールと同時に摂取した食べ物は普段よりも体脂肪として残りやすくなってしまいます💦
飲酒後は肝臓で糖新生がブロックされるので血糖値が上がりにくいのは確かで、これを利用してお酒を飲んで糖質を食べてしまう方もいらっしゃるでしょう?
でも飲酒時は「血糖値が上がらなくても太りやすい」ということをどうか忘れないでください。大事な糖新生を放り出してまで肝臓が優先しなければいけない「アルコール分解」。
飲酒が体にとって良いことかどうか、考えてみれば分かりますよね。よっしーの知り合いにも、わりと少食なのにかなり太っている女性がいましたけど、彼女はビールが大好きでした。
2019年はお酒や鉄分不足、タンパク不足などに気を付けて、結果を焦らずに健康第一でゆっくりと目標まで到達できるように頑張りましょうね♪
まずお正月3が日にハメを外しすぎないように気を付けような!
そして早めに通常モードに戻しましょうね♪