専門家の言うことは絶対に正しいですか?
糖質制限ダイエットを知り「よーし、頑張るぞ!」とやる気満々だったのに、医師・看護師・管理栄養士など専門家たちから「糖質制限ダイエットは体に良くないのでダメですよ」と…
そしてすっかりテンションが下がってしまう人は多いです。中には、そのまま糖質制限をやめてしまう人もいます。
確かに、自分がやろうと思っていることを否定されたらいい気持ちはしないでしょうけど、専門家の人たちは何も「神様」じゃないんだから、気にしなくてもいいのではないでしょうか?
相手の言ってることが必ずしも正しいとは限らないですし、「それなら、糖質制限よりももっと安全で確実に効果が出る食事方法があるなら教えてくださいよ、試してみるから」ってなモンです。
多くの方が落ち込みながらも彼らに従ってしまうのは、相手が「専門家」であるので、自分よりも上の立場にいるからだと無意識のうちに考えてしまうからではありませんか?
よっしーは専門家の中にもいろいろな方がいることを知っているので、相手が専門家というだけでハハーッとひれ伏すことはしませんね~。
また始まった!糖質制限へのネガティブキャンペーン
よっしーはあまり週刊誌を読まないですし、最近はテレビの健康番組などもあまり観ませんけど…どうやら、少し前から糖質制限へのネガティブキャンペーンが活発になってきたようですね。
いろいろな番組やら週刊誌やら新聞で「糖質制限は危険」と言っていたそうですけど、そう思う人はやめればいいんじゃないの?と思います。
だって、みんなが糖質制限ダイエットをやり始めたら、間違いなく肉やチーズが値上がりしてしまうので…そうなるとホント、困りますから(爆)糖質制限をやめたい方はやめて下さいね。
一連の糖質制限批判に対して、江部康二医師がブログで反論なさっていますので、気になる方はどうぞご覧ください♪
でも、数年前から糖質制限ダイエットがとても広まってきたので、そのことに危機感を覚えてあんなことやこんなことまでしてしまう団体の気持ちは分かるような気がします。
草食動物のネズミを使って実験して「糖質制限は体に悪いのだ」と言われても困りますけど、ではヒトで研究をしようと思っても、医学研究を行うためには資金が必要です。
日本の場合、医学研究のための資金の半分は民間から出ているんですけど、誰も商売上トクをしないような研究にわざわざお金を出してくれる企業があるかどうか…という問題があります。
医学研究のために資金提供できるような企業って、大企業ですよね?糖質オフなお菓子などを製造している企業はありますが、とてもそんな巨額の資金提供をすることは難しいのでは…
エビデンスが~エビデンスが~と言いますけど、糖質制限ダイエットの安全性と効果をヒトできちんと確かめようとしても、研究としてはなかなかやりにくい事情があるわけです。だから自己責任で自分の体で実験しています。
とても残念なことに、糖尿病に関しては現在行われている標準的な食事療法(低カロリー食)で多くの患者の糖尿病が治ったとか糖尿病合併症を完璧に抑制できたという信頼できるデータは存在しません。
専門家だからと言って、正しい知識を持っているとは限りません
医師や管理栄養士がおっしゃることがいつも正しいとは限りません。そもそも、彼らが学校で習ったこと自体、じつは間違っているかもしれないんですからね。
知的な人なら、たとえ学校で習ったことと違っていたとしても、いろいろな患者さんの実例を見ていくうちに「もしかして真実は違うのではないか?」と気が付いて研究しようと考えます。
しかし何十年も前に学校で習ったことそのまんまで思考停止している人は、ずっとアップデートしないままの旧式PCみたいなものです。これでは、どうしようもありません。
学校で習ったことに頑なにこだわる専門家は、ある意味、ものすごーく真面目なヒトなんです。学生時代、コツコツと真面目に勉強してきたんです。
決して、彼らを説き伏せようなどと思ってはいけません。プライドが高い専門家の方たちは、「素人」から説得されることなど我慢がならないでしょう。
反対されてしまったら、それはそれで受け流しましょう。いったん立ち止まってよく考えて、やっぱり糖質制限ダイエットは正しいと思う…自分の中でそう思えたら、誰が何と言おうと気にしなければいいんです。
誰がなんと言おうと、ネズミだの本当かどうかもわからない誰かの話よりも、あなたが自分でやってみて体調が良ければそれでいいじゃないですか。
それが、自分の頭で考えて判断するということです。誰が何の意図があって言っているかも分からないことにいちいち振り回されていてはいけません。
不幸にも糖質制限が体質に合わなかった専門家もいるかも?
糖質制限はただのダイエットではなく、糖尿病の予防や血糖値の改善、その他いろいろな疾患の予防や改善効果があるとされています。
ただ、誰にでも糖質制限が合うわけではありません。すでに糖尿病腎症がかなり進行していたり、何らかの病気で肝臓でうまく糖新生できない状態の方は糖質制限してはいけません。
カルピンチョ医師によると、生まれつき遺伝子の問題で糖質制限が合わない体質の方は100人中1~2人位いるのではないかとのことです。
もし医師や管理栄養士でたまたまそのような体質の方がいらっしゃったとして、何も知らずに糖質制限を実践して、体調を崩してしまったとしたらどうでしょう?
おそらく「専門家の私は糖質制限で体調が悪化しました!専門家の私が断言します、糖質制限は危険な食事方法なので今すぐやめましょう!」と、こういうことになるでしょうね。
残念ながら糖質制限が合わない体質の方が100人中1~2人いらっしゃるとしても、残りの98~99人に糖質制限をしてはいけないと禁じる理由にはならないと思います…
よっしーのように、糖質を大量に摂取する食事が体質にどうしても合わない方はもっとたくさんいらっしゃいます。皆、自分に合った食事方法を選択したらよいではないですか。