あまりにも筋肉量が少なすぎる方がいきなりガチ糖質制限すると危険…かも

筋肉量が少なすぎると糖質制限でトラブルが??

よっしーは若い頃からジムで高強度の筋トレに夢中で、何度かボディビルダーの方から「一緒にやらないか?」と誘われたこともあります。太ももの筋肉をぴくぴく動かしてみたりw

ところが妊娠糖尿病から糖尿病になり、気付かずに放置してしまったために病気が悪化して緊急入院するちょっと前から筋肉量が急に減ったような感じでしたが、それでも同年代の女性の平均以下になったことは1度もないです。

筋トレをしていても2型糖尿病になったので「筋トレしていればOK」ではないことは口を酸っぱくしてみなさんにお伝えしていますよね。

世間で誤解されているような「糖質制限すると筋肉が落ちてガリガリになる」ということはまずありません、きちんと正しい食事が摂取できていれば。

ただ、もともと極端に筋肉量が少なすぎる人がいきなりガチの糖質制限を始めてしまうと、体調を崩しかねないらしいという話をよく聞きます。

よっしーはもともと筋肉量が普通の女性より多いので、いきなり糖質制限を開始しても特にトラブルが起こらずスムーズに出来たのかもしれません。

今回は、筋肉量が少ないという自覚のある方で糖質制限ダイエットを始めてみたいけど不安だなーという方のためのお話です。

なごみ
えっ…筋肉が極端に少ない人は糖質制限でトラブルが起こることがあるんですか?

よっしー
糖質制限してみて初めて問題が表面化してくる、と言えばいいかしらね。

ガチ糖質制限をいきなり始めて「低T3症候群」になる?

糖質制限ダイエットをしているつもりで、実はタンパク質や脂質まで減らしてしまっているなど「明らかに間違った糖質制限」で体調を崩す方はいらっしゃいます。

でもそうではなく、きちんとタンパク質も脂質も摂取しているにもかかわらず糖質制限を開始すると体調を崩す方がいるんだそうです。糖新生がうまくいかない先天的な病気でもありません。

このような方の多くは「低T3症候群(甲状腺ホルモンの活性型であるT3の分泌が正常であるにもかかわらず、十分に機能しない状態)」になっているのではないかと考えられるそうですよ。

甲状腺ホルモンが十分に分泌されないと、だるい・痩せない・やる気が出ない・むくみ・抜け毛などの症状が現れてきます。

低T3症候群では甲状腺ホルモンはきちんと分泌されているのですが、うまく働かない状態になっているのだそうです。それで上記のような症状が出ます。

筋肉量が多い方は運動によって筋肉からアラニンというアミノ酸が多く放出されて、それが肝臓で糖を作り出す「糖新生」の材料になります。

しかし極端に筋肉量が少ない方の場合、これが足りないので糖新生の材料が不足してしまうのだそうです。当然、ガチ糖質制限では体調が悪化します。

母乳には糖質や脂質が意外に多いのですが、まだ生まれたばかりでロクに動き回ることも出来ず糖新生能力が未熟な赤ちゃんは、やがて成長して歩くようになって筋肉が発達してくると糖新生能力が向上していくんでしょうね。

寝てばかりの赤ちゃんは母乳を飲み、動けるようになると筋肉の材料であるタンパク質を多く食べるようになるのは当然のことですね。

ただどういうわけか、現代日本では「糖新生能力が未熟な赤ちゃんが飲む母乳よりもさらに糖質からエネルギーを摂取する割合を多くしろ!」と言われています…うーむ。

まず筋肉を増やすことを考えよう!

正しい糖質制限を行っていれば筋肉量は減りませんし、トレーニング次第で筋肉を増やしていくことが可能です。糖質制限ですごい体を作り上げている方はたくさんいらっしゃいます。

ただ…すでに筋肉量が少なすぎて糖新生に支障をきたすようになってしまっている状態の方が糖質制限を始めても、そう簡単に短期間で筋肉が増えるとは思いません。

その場合はしっかりタンパク質や脂質を摂取しつつ、体調が悪くならない程度に糖質制限をゆるめて運動を行いながらじっくり取り組んでいくのが良いですね。結果を焦ってはいけません。

寝たきりの生活や何か特殊な病気でない限り、普通に生活していて極端に筋肉量が少ないと言うのはあまり考えられないことです。おそらく長年の栄養不足(特にタンパク質)のせいでしょう。

各種ビタミンやミネラルの欠乏がないかもチェックしてみる必要がありそうです。摂取カロリーが足りないとなかなか改善しないので、少し糖質を減らした分は脂質で補いましょう。

糖質と脂質を一緒に多く摂取することはあまり健康上好ましいことではないのですが、この場合は徐々に移行していくまでの一時的なことなので目をつぶりましょう。

ちなみに農耕を開始する前のヒトのご先祖様は、子供の頃から肉や魚などをしっかり食べていて筋肉質だったそうです。

最初からそういう食事をしていて筋肉もしっかりあるので、「長年のタンパク質不足で筋肉量が極端に減り、糖質制限しようとすると低T3症候群で体調悪化」なんてことは起こらなかったはず。

すぐに諦めてしまうのはもったいないです!

糖質制限ダイエットを始めて体調が悪化してしまうと「ああ、私の体質には合わないんだわ…」とすぐに諦めてしまう方は多いです。

それが医師や管理栄養士などの専門家の方だった場合、ネットや雑誌に「糖質制限は危険です、みなさんやめましょう!」なんて書きたくなってしまう気持ちもまぁ分からなくはありません。

でもね、せっかく健康になろうと思って始めたのに、すぐに諦めてしまうのはもったいないことですよね。

タバコは明らかに健康に悪いもので百害あって一利なしにも関わらず、ヘビースモーカーの方がいきなり禁煙を試みると離脱症状で体調が悪化し、また吸うと消えます。。

…そうだとしても禁煙はすべきでしょう?長年の間違った生活のせいで今、体がそういう状態になってしまっているのですから。

禁煙で体調が悪化するからといって、吸い続ける生活の方が健康に良いと言えますか?言えませんよね…どうにかして離脱症状を乗り越えていく方法を考えましょう。

糖質制限に関しても同じで、長年糖質に依存してきた方がいきなり糖質制限に切り替えようとしても、脂質をうまくエネルギーとして使えなかったり、筋肉が異常に少なすぎて糖新生も十分に出来なかったり…

でも、昔のことはもうどうしようもありません。それはそれとして、長い目で見て本当に食生活を変えていきたいと思うのなら、ちょっと時間がかかることを覚悟してじっくり取り組んでいかないとね。

筋肉は一日にしてならず。健康もまたそうなのかもしれません。まぁ筋肉ムキムキにならなくても、普通程度(?)に筋肉があれば糖新生には何ら問題ありませんからご安心を♪

昔のご先祖様たちとは違い、これまで数十年間ずっと糖質ばかり食べてきた生活をいきなり変えようとするのは、なかなか大変です。

なごみ
極端に筋肉が減ってしまっている方はまずその問題を解決することを考えるべきですね。

よっしー
そう思うわ、筋トレだけいくら頑張っても筋肉の材料が足りないと筋肉は増えないので気を付けてね。

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