中華料理はとっても美味しいですが…
みなさん、中華料理はお好きですか?よっしーは大好きで、子供の頃たまーに家族で美味しい中華料理のレストランに行くのが楽しみでした。
北京ダックや棒棒鶏ももちろん好きでしたが、何といっても炒飯がたまらなく好きでしたね。ああ、酢豚や青椒肉絲も…大人になっても年に1~2回ぐらいは食べに行きました。
でもね、とっても残念なことに、中華料理ってかなり糖質が多いメニューが多いんです💦 昨日放送された『ヒルナンデス!』でも水野雅登先生が解説してくださいましたよね。
ニラ玉は糖質がたったの0.7gなのに対して、酢豚は糖質38.4gもあるそうです。それは、トロミがかなりあるからなんですよね。もちろん砂糖も使われています。
中華料理は「トロミ」「砂糖」「衣」に気を付けていただかなければいけません。棒棒鶏ぐらいなら大丈夫そうですけど大部分はアウトですね。
ちなみに、中国の方がレストランに並んでいるような中華料理ばかり召し上がっているわけじゃないですけど、中国では糖尿病患者の有病率はアメリカ並みに高いです。
「あっさり風味」「茹でただけ」「炒めただけ」が良し
中華料理の中でも特に糖質が多くて危険なのは、味付けがしっかりしていてトロミがある、いわゆる「あんかけ」の類です。
あのトロミのもとはデンプンですからねぇ…昔はユリ科のカタクリという植物から片栗粉を作っていましたが、現在ではもっぱらジャガイモから作ります。
お米や小麦粉もそうですけど、デンプンはまず体内で麦芽糖に代わり、最終的にはブドウ糖になって小腸から吸収されます。
よっしーは、どうしてもトロミが欲しい時はトロメイクを使っています。片栗粉は全体の8割以上が糖質なのに対して、トロメイクは6割なのでごく少量ならまぁ少しはいいかなと。
外食だとどれだけ糖質があるか分かりにくいので、できれば自分で作ったほうが安心できると思います。
特に酢豚やそれに似た料理は、調味料やトロミにかなり気を使わないとあっという間に糖質量がオーバーしてしまいます。
それでも、上のトロメイクにしてもやはり糖質なので、出来るだけ使わないほうがいいんですよね本当は。
「あっさり風味」「茹でただけ」「炒めただけ」の中華料理がお勧めです。自分で作れば薄味にすることもできますし、だいたいご飯と一緒に食べないんだからあまり濃い味は食べられないですよね。
和食は中華料理よりもヘルシーだと言えるか?
では和食は中華料理よりもヘルシーだと言えるでしょうか?必ずしもそうとは言えません…確かに脂質は少ないメニューが多いですが、和食には砂糖が多く使われています。
自分で料理をしない男性のみなさま、ぜひ肉じゃがのレシピなんかを検索してみてください。「えっ、こんなに砂糖やみりんをどっさり入れるのか」ときっと驚きますよ💦 おせち料理の黒豆なんてもっとすごいです。
確かに中華料理と比較すれば脂質は少ないですが、糖質がたっぷりで塩分も多くなりがちな和食です。必ずしも和食のほうが優れているとは言えませんよね。
今でこそ砂糖をどっさり入れる和食ですけど、昔の日本では砂糖は貴重品でした。マンガ『サザエさん』の原作の初期には、砂糖が入った容器をサザエさんがカツオくんとワカメちゃんに見つからないように床下に隠しているエピソードがあります。
現代人はロクに運動もしないのに、主食だけではなく砂糖を好きなだけ食べられるようになりましたし、その上脂質も一緒に摂取するので中性脂肪が余りやすいのです。
食べた分だけどんどん太る人はまだ健康的(?)なほうで、日本人を含むアジア人の中にはあまり太れないまま脂肪肝になり糖尿病を発症する人も多いんですよ。
「アジア人は太り過ぎる前に生活習慣病にかかる人が多い」ということをどうか忘れずに、ちょっと食事に工夫してみてくださいね。