赤ちゃんを「糖質大好きっ子」に仕立て上げるのは大人?

赤ちゃんの離乳食はどうあるべきか
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赤ちゃんがお粥をいやがるのは当たり前!?

母に聞いた話では、赤ちゃんの頃のよっしーは「レバーペースト」が大好きで「お粥」が大嫌いだったそうです。

その他のたいていのものはすんなり食べるのにお粥だけは嫌がるので、母や祖母はいろいろなものを混ぜてお粥を好きにさせるべく努力したらしいのです💦

小さい頃、肉と野菜がそれぞれ大皿に盛りつけられていて、肉ばかり取ろうとすると「もっと野菜をたくさん食べなさい」と叱られたのを覚えています。

 

離乳食にご飯を食べさせなくても大丈夫という内容の漫画

 

そしていつの間にか「肉はたくさん食べすぎてはいけない、ご飯と野菜をしっかり食べなくてはいけません」という教えの元「バランスよく食べる子」に育てられたわけです。

人間の赤ちゃんは十分な鉄を持って生まれてきますが、生後半年を過ぎる頃には母親からもらった鉄はほぼなくなってしまうそうです。

母乳には鉄が少ないので、離乳食で十分な鉄分を補わないと赤ちゃんでも鉄欠乏性貧血になり、脳の発達の遅れを招くそうですよ!

レバーや赤身の肉にはタンパク質や鉄分が豊富に含まれており、赤ちゃんがこのようなものを好んで食べるのは当然の本能かもしれません。

 

 

ライオンなど肉食獣の子は赤ちゃん時代は母乳で育ちますが、離乳後は肉を食べて成長するので貧血の心配はありません。

人間も、まだロクに動き回れず筋肉が未発達で糖新生能力が不十分な赤ちゃん時代は糖質と脂質の多い母乳で育ちますが、歩けるようになればタンパク質をしっかり食べるようになるはず。

それなのに…本来はしっかりタンパク質や鉄分を食事から摂取するようになるはずの時期にお米や野菜の離乳食ばかり食べさせようとすると、赤ちゃんは嫌がるのが普通じゃないでしょうか💦

 

なごみ
なごみ

食べたくないものを食べさせて慣れさせるなんて、よく考えたら可哀想ですね。

よっしー
よっしー

嫌でもお腹がすくから仕方がなく食べるうちに、依存状態になっていくのよね。

産婦人科医・宗田哲男先生の本を開いてみよう

ちょっと久しぶりに、産婦人科医・宗田哲男先生の著書「甘いもの中毒 私たちを蝕む『マイルド・ドラッグ』の正体」という本を開いてみました。

宗田先生は産婦人科医として、妊娠中に糖質制限をして生まれた赤ちゃんのその後をフォローなさるだけではなく千葉市の3歳児健診もなさっているそうです。

たまに「お肉ばっかり食べてお米や野菜を食べない子供」が来るそうですが、そのような子は発達が順調で手のかからない子が多いのですって。

赤ちゃん時代のよっしーがお粥を嫌がってレバーペーストを喜んで食べたように、本来小さな子供は本能で肉を欲しがるようにできているのかもしれません。

 

 

でもお母さんたちが「バランスよく食べなきゃダメ!」「肉ばかり食べちゃダメ!ご飯を食べなさい」と言ってふりかけをかけたり美味しいものと混ぜたりしてお米を食べさせているうちに、だんだんお米大好きな子に成長していくのでしょう。

よっしーの長男が小さい頃、バナナなどの果物を嫌がって食べたがらない時期がありましたが「果物は体にいいんだから食べなさい!これを全部食べないとお肉のお代わりをあげないよ」と言ってしまいました💦

今思うとものすごく申し訳ないことをしたと思って反省していますが、普通のお母さんたちはバランスよく食べさせようとするものかもしれませんね。

こうして「糖質大好きな大人」が量産されていき、中年になるとひとり、またひとりと生活習慣病にかかって病院へ通い、ため息をつくことになるのです。

 

お粥に美味しいものを混ぜて無理やり食べさせる?

Googleで試しに「離乳食 お米を嫌がる」という言葉で検索してみてください。「他のものはよく食べるのに白ご飯だけを嫌がって食べない」と悩んでいるお母さんはたくさんいます。

そして「他の食材と混ぜてみるといいです」なんてアドバイスも良く見かけますが、長男いわく「フリカケとか梅干しとか、何かと混ぜないと美味しくないなんて変じゃね?」

確かに自然界では、生きていくのにどうしても必要なものがマズイので他のものと混ぜないと食べられないなんておかしいですよね💦

もともとヒトの子には必要ではないお米を無理やり食べさせようとして、別の美味しいものを混ぜて騙し騙し与えているうちに、子供たちはお米などの糖質なしでは生きられなくなってしまいます。

 



 

糖質大好きなお母さんに育てられた赤ちゃんが糖質大好きな大人になり、生まれてきた子供をまた糖質大好きな子に育て上げます…

今までは「糖質は美味しい、糖質は絶対必要、トラやライオンやイヌイットはどうだか知らないけど日本人だけは絶対に糖質が必要なんです!」という感じでみんな普通に糖質をたっぷり食べてきました。

でも…「本当にそうなの?何か変じゃない?」ということに多くの方が気付いてしまいました。何といっても、赤ちゃんは本能的にお粥を嫌がることが多いのですから。

赤ちゃんが最初イヤがっても、無理やり食べさせているうちにみんな糖質ばかり欲しがるようになってしまいます。そうなるかならないかは、お父さんやお母さん次第だと思うのです。

 

なごみ
なごみ

糖質大好きな子が大人になって病気になったら可哀想です。最初から糖質ばかり欲しがらない子に育てないといけませんね。

よっしー
よっしー

それは周囲の大人の責任なのよね。

 

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