「糖質制限ダイエット?それじゃ美味しいものが食べられないでしょ」

ハンバーガーをほおばる医師
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美味しいものは糖質が多いものばかりなの?

「食事はエサではないのだから、美味しく楽しくなければ…」「いくら持病のコントロールのためでも、美味しいものを我慢しすぎるのでは意味がない」そんな風に糖質制限を批判された経験はありませんか?

どうやら、糖質制限をすることは「普通に何でも食べられないから不自然な食生活である」と思われがちなようです。

たとえば食物アレルギーで食事制限がある方もたくさんいます。ある知り合いのお子さんは肉も魚も卵もありとあらゆるタンパク質食品を食べてはいけないそうです。

それを「食事はエサではない」「不自然な食生活である」と言えますかね?私は、とても言えませんが…

 

糖質制限していても美味しいものは食べられるという内容の漫画

私は重い糖尿病患者であり、入院したときに病院食を食べてインスリン注射をしていましたが、治療を開始してから左目が眼底出血してしまいました💦

そういうわけでインスリン注射と薬をやめて糖質制限をしているわけですが、「まぁ可哀想に…ご飯もパンもお菓子も全部食べられないのね~」と言われることがあります。マウンティング??

あまり「可哀想」って言われるのはいい気分ではありませんけど、「糖質制限なんてけしからん!」と説教されるよりはまだ「可哀想ね」と同情してくださるほうがラクだったりして。

世の中にはいろいろな食べ物があるわけですけど「美味しいもの」と「糖質が多いもの」は別じゃないでしょうか?ちょっと図にしてみました。

 

上のAは「美味しくて糖質が少ないもの」つまりステーキなどです。「美味しくて糖質が多いもの」はBです。「糖質が多くて美味しくないもの」がC、そして「糖質が少なくて美味しくないもの」がDです。

みなさんがよく食べているものをA、B、C、Dに振り分けてみてください。Aが多い方はラクに糖質制限ダイエットを続けることができるはずです。

しかしBに当てはまるものがあまりにも多すぎる方は…正直、糖質制限ダイエットはかなりつらいのではないでしょうか💦

 

にゃご
にゃご

オレたちは野生ではネズミや昆虫を食べるから、ほぼAだけなんだよニャー。

よっしー
よっしー

人間は糖質の多いものを手に入れてしまったのでBの誘惑に苦しめられるわけね。

食べられないものを嘆くよりも食べられるものを探そう

糖質制限ダイエットなんて無理!と思う方は、Bに当てはまる食品ばかり思い浮かべる人です。ドーナツ・菓子パン・カツカレー・ラーメン・アイスクリーム…うん、確かにBに該当する食品は多いですよね。

しかし同じアイスクリームでも、シャトレーゼで売っている糖質オフのアイスならBではなくAに入るんです。パンも同様です。

以前はBだと思っていたものも、冷静に考えてみると今はCになっていた…ということもあります。私はお米大好き人間でしたが、糖尿病で入院して落ち込んでしまい、病院食のご飯を食べても少しも美味しく感じませんでした。

本当はここに「栄養価の高いもの」というもうひとつの円をプラスしたいんですけど、そうなると複雑になるので今回は割愛させていただきます💦

 

 

「Bが食べられないから不幸だ…」と嘆くよりも、Aに当てはまる食品をひとつでも多く見つけて楽しんだもの勝ちなんですよ、糖質制限ダイエットは。

上の画像は以前手作りした低糖質おせちですが、自分で糖質オフで作れば安心ですし、美味しさだって市販のものに負けている気がしません♪

Twitterでは糖質制限しているみなさんが「美味しくて糖質が少ないレシピ」をいろいろ出し合ってみんなで楽しく盛り上がっていますよ。

 

明日、失明するかもしれない恐怖があなたに分かるのか

「今年とうとう会社の健康診断で血糖値で引っかかっちゃいました」という方はまだラッキーです。私のように「何年も糖尿病発症に気づかずに(あるいは気づいていても)ほったらかして重症になってしまった」という方もいます。

私たちは常に「明日、目が覚めたら目が見えなくなっているかもしれない」「腎臓がダメになって人工透析になるかもしれない」「心筋梗塞が起きるかもしれない」などといった恐怖と戦っているんです。

たいていの料理は糖質制限でアレンジが可能なうえ、「目が見えなくなるかも…」という恐怖に比べればちょっとの制限ぐらいどうってことはありません。

この気持ちは、医師など医療の専門家の方であってもご自身が病気の当事者でなかったらなかなか理解していただけないかもしれません💦

 



 

また病気は糖尿病だけではありません。人並みに糖質を食べると血糖値が乱高下する方、頭痛が起きやすくなる方、腸の調子が悪くなる方…いろいろな症状のある方がいらっしゃいます。

現在は何ともなくても、糖尿病家系で「自分もいずれそうなるかも…」と心配している方も相当数いらっしゃるはずです。

そういうことを何も知らない人から無責任に「糖質制限すると美味しいものを食べられないじゃなーい」「普通に食べられないなんてカワイソー」なんて言われたくないですよね。

「〇〇が食べられないなんて哀れwww」なんて言っちゃう方は、何かの事情で〇〇を食べてはいけない人がたくさんいらっしゃることが想像できないのでしょう。

ヒトに本当に糖質は必要か?

人類がひたすら追い求めるもの、それが「糖質が多くて美味しいもの」です。でもそれって私たちの体に本当に必要なのでしょうか?

下の図は「優しく生きたい」様のサイトからお借りしました。ヒトの体はまず水分、それからタンパク質や脂質、次いでミネラルから構成されており、糖質はほとんど必要ないことが分かりますよね。

またある種の病気をお持ちの方を除けば、肝臓でアミノ酸やグリセロールから「糖新生」が行われるのでわざわざ糖質たっぷりの食品を食べなくても低血糖にはならず、したがって何も問題は無いわけです。

私たちは「必要だから」糖質を食べていると思っていますが、多くの方は「食べたいから」食べているのだということを忘れてはいけません。

 

 

私は中学3年生のとき、主食だけを半分に減らすダイエットをしてフラフラになったので「主食抜きは体に良くないんだ」と勘違いしてしまいましたが、よく考えればあの時はただのエネルギー不足でした💦

現在は主食は半分どころかまったく食べていませんけど、肉や魚、卵などをしっかり食べているのでまったく体調に問題はありません。

「必要だからじゃなく、食べたいから食べてしまうのだ」ということを自覚できれば、世の中には糖質以外にも美味しいものがたくさんあるんだということが見えてきます♪

 

にゃご
にゃご

カマンベールチーズにベーコンを巻いて焼いた料理なんて大人気だよニャ。

よっしー
よっしー

そうね、まだ食べたことがない人も多いんじゃない?とっても美味しいわ!

よっしーのiHerb割引コード

最後までお読みいただいてありがとうございました♪

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よっしーの思い
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もう失敗しない!正しい糖質制限ダイエット
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