もやしとコンニャクは安価だけど…
もやしといえば、とにかく安いので家計の強い味方ですよね。食費を節約しようとする人がまず思いつくのがもやしじゃないでしょうか?
テレビドラマ『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』でも、石黒賢さん演じる売れないフリーライターが「食費に困った時は、もやしで飢えを凌ぐ」というシーンがありましたよね。
もやしの栽培には土も肥料も太陽光も要らないのであんなに安く作れるというわけです。季節に関係なくいつでも安定供給できるという点もいいですね。
下の表はカロリーSlism様のサイトからお借りしました。ご飯茶わん1杯よりもやし1袋のほうが栄養価が高いかも…
またコンニャクも安いので節約料理にはとても役立つものです。コンニャクステーキとか、味付け次第ではけっこう美味しいんですよ~。
もやしもコンニャクも安価で低カロリー&低糖質です。だからこういう食材を上手に糖質制限ダイエットに取り入れるのはいいと思います。
ただ、あまりにも節約しようと思うあまり「もやしやコンニャクたっぷり、お肉はちょっぴり」なんてことになってしまうと心配です💦
もやしやコンニャクばかりではダメ!
もやしにはある程度ビタミンやミネラルは含まれていますが、脂質はほとんどなくタンパク質も少ないのです。
糖質制限ダイエットで肝心なのはただ糖質を制限するだけではなく、タンパク質や脂質をそれまでよりしっかりと摂取することです。
糖質を制限するのはただ食べる量を減らして痩せることだけが目的ではなく、血糖値の乱高下やムダにインスリンを分泌しないようにして健康でいるためなので。
それなのに「カロリーが低いし食費の節約になるから♪」ともやしやコンニャクがメインになるような食事だと、栄養不足が心配です💦
タンパク質がどれだけ必要かはその人の運動量や病気の有無などによっても変わってきますが、糖質制限をしているなら1日あたり80gぐらいは摂取したいです。
タンパク質は摂取していても、怖くてアブラが食べられないという方もいらっしゃいますよね?きっとたくさん。
でも、痩せたい場合でも脂質は適度に摂ったほうがいいんです。脂質を減らしすぎると便秘や体調不良の原因となります。
また特に男性の方で、もやしばかり食べていると本当に「もやし体型」になってしまうかも💦 糖質制限していてもタンパク質をしっかり摂取していれば筋肉は落ちませんが…
まず優先して食べるべきものを決めてから
タンパク質や脂質をしっかり摂取しようと思うと「1回の食事で肉や魚をこれだけ食べなければ」という量がだいたい分かると思います。
まず最初に肉や魚、卵などの食べる量を決めてから、それで足りない分を野菜で補うようにすればいいんです。
あくまでも主役はもやしやコンニャクではないってことを忘れないようにしましょうね。ご飯の代わりにもやしを活用するのはいいと思いますが、その場合もおかずはしっかりと♪
最初からもやしやコンニャクありきでメニューを考えると、どうしても肉や魚の量が少なくなってしまいがちです。食費は安上がりかもしれませんが💦
肉が高いと思うなら、業務スーパーなんてどうでしょうか?豚のひき肉が100gあたり70円ほどで買えますよ~。
もやしと肉といくつかの野菜を炒めて中華風に味付けすると、息子たちにも好評でいっぱいたべてくれます。お試しあれ~。