多数決を疑うことが大事です
日常生活の中で「多数決」をとることはよくあるものです。中学生の息子たちが遠足や修学旅行でどこを回りたいか、同じ班のお友達と多数決で決めていたりします。
それは理解できるんですよね…班のお友達みんながそれぞれ行きたい場所を主張し出したら時間がいくらあっても足りませんから。
でも自分の健康に関する習慣やダイエット法を「多数決」で決めてしまってもいいのでしょうか?個人的には何か違うような気がするのですが。
下のマンガをお読みください。多数派の女性たちはみんな「自分たちが正しい」と自信満々ですが、飛び込んだその先は…!?
残念ながら、多数決で多くの方が正しいと思ったことが必ずしも「正解」とは限らないんですよねぇ💦みんなそろって泥のプールにダイブしてグチャグチャに…ってなことも当然あるわけです。
気弱な人は、たいてい自分の意見をハッキリと言えなくて多数派の意見に賛同してしまいます。そのほうが何となく安心だからです。
もしあなたが正しいと確信していることであれば、周囲が何と言おうと流される必要はないのではありませんか?みんなで一緒に泥プールにダイブなんてイヤでしょう?
うわわ…それはイヤですねぇ💦
自分の選択に自信があれば、いちいち迷ったりしないと思うんだけどね。
糖質制限している人は少数派だと思います
糖質制限ダイエットが日本で流行し始めてから何年も経ちますけど、それでもまだまだ「きっちり糖質制限している人」は少数派だと思います。
よっしーは糖尿病患者で総合病院の糖尿病内科に通っていますが、たくさんの受け持ち患者を抱える主治医がこんなことをおっしゃったことがあります。
「夕食だけ主食抜きとか軽くやってる人はいるけど、ガチで糖質制限している患者さんは僕の知る限り3人だけかな…」と💦
糖尿病で必要に迫られている患者たちですらこうです。同じ病院の別の医師は若い太った患者さんたちに糖質制限を勧めても半年以内にほとんどの人が挫折してしまうとおっしゃいました。
病気ではなくダイエット目的で糖質制限をなさっている方はさらに挫折してしまう方が多いのではないでしょうか…
ちょっと糖質制限をやってみる→挫折→糖質制限なんてダメだ!ということになった方をどれだけたくさん見かけたことか。
別に糖質制限だろうとメガビタミンだろうと運動だろうと、やりたい人はやればいいし途中でやめちゃうのもその人の自由ではあるんです。
ただ、挫折してしまった方たちの声の大きさに不安になって「私もやめてしまおうかな…」と思ってしまう方がいらっしゃるのは、もったいないです💦
多数決であなたが救われるわけではない
別に多数派の意見だからといって必ずしも正しいとは限りません。定期テストで近くの席の友達と「あの問題なんて書いた?」と話し合って自分だけ違っていたとしても、自分だけが正解ってこともありますよね。
健康やダイエットに関する「多数決」もそうです。糖質制限はきちんと継続できない方が多いだけにどうしても「少数派」になりがちですよね。
別に少数派でもいいではありませんか。「私たちみんな仲良しだからいつも同じものを食べて、病気になるのも一緒ね♪」なんてことにはなりたくありませんよね💦
AとB、どちらが正しいのか迷ったらできるかぎり自分でいろいろやってみて結果を比較してみることが大事です。
自分と異なる考えを持つ人の自由を尊重することは大事ですが、その人もあなたに自分の考えを押し付ける権利はありませんし、あなたに何かあっても責任は取ってくれないわけですから。
多数決は便利なものですが、多数決が向いていることとそうでないことがあります。自分の健康にかかわることは、あなたが自分で決めるべきだとよっしーは思います。
健康に関することは自分で責任を持つべきですね。
そうよ、誰の言葉であってもすぐ信じると困ったことになるかもしれないんだからね。