糖質制限とカロリー制限でケンカするとキリがない?
昨夜2019年6月21日放送の「金スマ」に糖質制限ドクターの江部康二先生が出演なさって、テレビでは今まで無理だと思われてきた「糖質制限に関するガチな解説」が放送されて驚きました。
ほんの数年前まではテレビではスポンサーへの配慮などからタブーとされていたことを自由に話せるようになり、いよいよ時代が変わってきたのだなと感じました。
杉田かおるさんなど、芸能人の方たちが短期間で内臓脂肪から痩せたのはかなりインパクトがありましたね。なんといっても健康に良くないのは内臓脂肪なので💦
さて、ここ数年の間に日本でも急激に糖質制限の認知度がUPしたとはいえ、まだまだ従来の栄養学、カロリー制限じゃないとダメだという考えは根強いのです。
よっしーの糖尿病内科の主治医(糖尿病専門医)は栄養学に強い関心のある医師で、糖質制限に関してもわりと寛容で自由にやらせてくれていますし、今まで否定するようなことを言われたことはないです。
でもそうではない医師や管理栄養士さんもたくさんいらっしゃいますし、糖尿病患者さんの中には「糖質制限すると何か良くないことが起こる」と信じてせっせと薬を飲みながらご飯を食べる方も。
「標準治療以外の方法は全部インチキだからやめさせなきゃ!」と息巻いて「従来の方法だけが正しいんです!」と主張する「インターネットの正義のお医者さん」も…
病気で糖質制限してはいけない方もいらっしゃいますしどの方法を選択するのも個人の自由なわけですが、お互い熱心すぎてヒートアップしてしまうことも💦
お互いに自分が正しいと思うから戦争が起こるって聞いたんだぞ。
たとえ正しいことでも押し付けられると反発する
人間って「ああこれは確かに正論だな」と思う事でも、誰かから押し付けられると反発したくなってしまうものです。
それに「言い方」も重要でして「〇〇しない人はバカでーす!」なんて言われたら「なにおーっ!!」と腹が立つのは当然ですよね💦
よっしーも、自分がやったことも無いのに「糖質制限は危険です」なんて言う人がいたら「それは違う…」と思います。明らかに間違っていることも多々ありますしね。
…が、わざわざ糖質制限していない人のところに乗り込んでいって「あなたも糖質制限をしなさい」とは絶対に言わないです。
まして何か専門的な仕事をしている方であれば、これまで指導してきた実績とかプライドとかいろいろありますしね…
ダチョウ倶楽部の上島さんのギャグ「押すなよ!絶対押すなよ!」じゃありませんが「お前ら糖質制限するなよ!絶対するなよ!」と言ったほうがかえってみなさんやりたくなるかも(笑)
良いものは自然に広まっていくのです♪
糖質制限で劇的に体調がよくなったとかダイエットで大変身できた方などは、ついついその素晴らしさを周囲の人たちに伝えたくなります。
そして中にはごく一部ですが、熱心になるあまりついついヒートアップしてしまう方もいらっしゃる訳です。糖質制限を否定してしまう方たちにも同じことが言えます💦
このごろ思うんですが、良いものって焦らなくても自然に広がっていくものなのです。誰かが止めようとしても止められないし、これはもう自然の成り行きなんですよね。
お医者さんや管理栄養士さんたちだって糖質制限を全否定する人ばかりじゃなく、ある程度認めているけどまだ正式には認められていないしなぁ…という方も多いんですよ。
上の漫画の1コマ目と2コマ目みたいにお互いを全否定しちゃうと不毛な戦いになりますが、4コマ目5コマ目のように理解し合う努力をしたいものです。
伝え方次第で「へぇー、糖質制限ってけっこういいかもしれないな。どれ、ちょっと調べてみようかな」と思ってくれる人もきっといらっしゃいますから♪
焦らなくても、よいものは必ず広まっていくんだよね。
そうよ!それに無理に周囲の人にも勧めなくてもいいじゃないの。