新しいものをなかなか受け入れられないのは当然かも。

糖質制限を批判する女性インストラクター
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糖質制限をすぐに受け入れられる人は少数!?

このブログを読んでくださっているみなさんの多くは糖質制限をなさっていると思いますが、みなさんは糖質制限を知った時すんなりと受け入れることができましたか?

よっしーはスポーツクラブで働いていたころ、お客様から「主食抜きってどうですか?」と訊かれて「主食抜きはダメです!筋肉が落ちて脳が委縮するんですよ」と答えたことがあります💦脳が委縮…は何かテレビの健康番組でそう言っていたのをそのまま…

その後妊娠糖尿病になり「人生は不公平だ」と思いましたが、まだ糖質制限のことは何も知らずに玄米食と脂質制限を続けていました。

産後はいったん正常型に戻ったので安心してしまい、書店で江部康二医師の「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」という本を見つけて糖尿病の父にプレゼントしましたが自分はまだ関係ないと思ってました。

 

 

産後もスポーツクラブ通いは続けており、息子たちも大きくなったのでそろそろ仕事を…と再びスポーツクラブで働き始めた時にはすでに糖尿病の自覚症状が出始めており、病気が悪化して緊急入院しました。

その時初めて「ああ、玄米食と脂質制限と運動で何とかなると思っていたけどダメだったんだ、これからは糖質制限をするしかないんだな」と思ったわけです💦

よっしーが崖っぷちでようやく糖質制限を受け入れようと決めた時、スポーツクラブでお客様と初めて糖質制限について語った時から約13年が経過していました。

やや気付くのが遅すぎた感はありますが、それでも生きているうちに気が付くことが出来たのでまぁ良かったかなと思っています。

 

にゃご
にゃご

あとで「もっと早く始めていれば…」と後悔しても、それは自分のせいだから誰も悪くないんだよな💦

よっしー
よっしー

「知っているのにやらない」のは自分の責任だもんね。

新しいものを否定しないと気が済まない心理とは?

糖質制限に限らず、何か新しいものを見るとそれを否定せずにはいられない人々が存在します。特に日本人には多いようです。

じつは人間の脳は、未知なるものと出会うと「これは自分に危害を及ぼすものかもしれない」と警戒するシステムになっているんだそうです。

江戸時代に種痘が日本でも行われるようになると「種痘をすると牛になるのではないか」と多くの人は怖がって医師たちはとても苦労したそうです。

 

また写真が出始めのころは「写真を撮られると魂を抜かれる」と思い込んで怖がる人々もいたとか。今なら笑ってしまいますが、新しいものへの警戒心というのはこういうものなのでしょう。

冷静な人々は新しいものと出会った時にそれが効果的かどうか、安全かどうか検証しようとします。そして良いと分かれば安心して前に進むことができます。

心配症で恐怖心の強い方はなかなか新しいものを受け入れることが出来ません。また中には専門家の方など、プライドが高いゆえに新しいものを受け入れられない方もいらっしゃいます。

今まで「お米を食べないと痩せないし病気になりますよ」などと指導してきた専門家が糖質制限を認めるという事は、それまでの自分の発言や著書などは誤りだったと認めることになりますよね💦

 



 

糖質制限の江部康二医師は今でこそ糖質制限を勧めていらっしゃいますが「完全米飯給食が日本を救う」という本を共同でお書きになった過去もあるのです。

その時点ではそう信じていたとしても、後で新しいものと出会い、素直にその効果を認めて考えを変えることが出来た江部先生は本当に素晴らしいと思います。

多くのプライドが高い専門家の方たち(または専門家に準じる人たち?)は、もう引っ込みがつかなくなって意地を張り続けるしかないのではありませんかね??

 

いまパラダイムシフトが起こっている

その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することを「パラダイムシフト」と言います

これまでは「ダイエットするならカロリー制限と適度な運動!」というのが王道とされてきましたが、どうもそれではうまくいかない人、ことに糖尿病患者で血糖値がコントロールできない人がたくさんいることが問題視されるようになりました。

従来の方法に欠点がたくさんあることが分かってそれを何とかしようと考える方々が研究を始め、ようやく「糖質制限」という新しいものが登場してきたわけです。

今までのやり方がカンペキなものであれば、疑問を持って新しい方法を探し求める必要がそもそもないんですよね。

 

まぁ農耕が開始される前のヒトは妊婦さんや子供も含めてみんな糖質制限の食事をしていたのであり、それ自体は決して人類の長い歴史の中では新しい食事法ではないんですけど💦

新しいものと出会った時、その変化を楽しみながらすんなりと受け入れられる方もいらっしゃいます。よっしーのように受け入れに時間がかかる方も多いでしょう。

新しいものをどうしても受け入れられない方は、玉石混合の情報の中から保守的なものだけを引っ張ってきて「ほらやっぱり新しいものはダメなのよ!」と言ってしまいます。

今うまくいっていないことが、新しい方法を取り入れることで解決するかもしれないのに…非常にもったいないことですが、こればかりはどうしようもないです。

 

時代は変わっていくもの、受け入れましょう

よっしーは糖尿病と診断されて糖質制限を始めると、「一生必要です」と言われたインスリン注射「ランタス」を7か月で完全にやめることが出来ました。食事とは無関係の、1日1回打つほうのインスリンです。

それはとても嬉しいことのはずなのに、ふっと言葉では表現できない不安な気持ちになったことを思い出します。

当時すでにスポーツクラブの仕事をやめて専業主婦になっていたとは言え、糖質制限することは学生時代からずっと勉強してきたことをすべて否定することになるから…でしょうか。

人間の脳は新しいものを見るととりあえず警戒するようにできているので、多くの方が不安になるのは仕方がありません。中には必要以上に不安の強い方たちもいらっしゃいます。

 

落ち込んでひざを抱える女性

 

でもみなさんの気持ちとは関係なく、時代は変わっていくものなのです。「牛になるのではないか」と恐れられた種痘のおかげで天然痘は撲滅され、「魂を抜かれる」と言われた写真は今や信じられないほど進化し、SNSで欠かせないものになっています。

時代は変わっていくのが当たり前で、今は食事に関して大きく変わる時期なのです。たとえ専門家であっても不安や分からないことが多いのは当然です。

新しいことを受け入れるまでの時間にはかなり個人差があるので、周囲でもどかしい人がいても無理に相手を説得しようなどと思わずにそっと見守ってください。

そして受け入れられない方は、慎重に様子を見ているうちに時期を逃してしまい「しまった!もっと早く受け入れていれば…」なんてことにならないようにね。

 

にゃご
にゃご

パラダイムシフトって面白いな!オレは後悔しないように自分で考えて取り入れていきたいと思うぞ。

よっしー
よっしー

私も同じよ。自分の健康は自分で模索していかなければ!

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